2023年5月27日。都内某所でとあるゲーム大会が開催された。
この大会は、草なぎ剛さんのCMでおなじみの“1本満足バー”の提供のもと開催。ゲーム大好き芸人で自身もゲーム制作を手掛けるマジカルラブリーの野田クリスタルさんのもと、ゲームの腕に自身のあるプレイヤーたちがゲームの腕前を競うというものになっている。
本稿では、この“1本満足バーPresents 野田クリスタルがプロゲーマーを招集? パーフェクトゲーマー決定戦!!”の模様をリポート。
格闘ゲーム界ではよく知られるプレイヤーたちだが、格ゲー以外のジャンルの腕前はどうなのか? 実力とプライドをかけた白熱・爆笑必至の放送は、以下から視聴可能。本稿とともに動画もぜひチェックしてほしい。
1本満足バーPresents 野田クリスタルがプロゲーマーを招集? パーフェクトゲーマー決定戦!!
なお、大会の幕間には、アサヒグループ食品の水沼さんが、1本満足バーの魅力をPR。手軽に栄養補給ができる1本満足バーは、ゲーマーとも相性のいいアイテムだ。
今回招集されたのは、sakoさん、かずのこさん、ハイタニさん、こく兄さんという、著名な格ゲーマーたち。
この4名が、ゲーム王国の国民に必要な資質、判断力、知力、リズム感、記憶力、スト6という5つの要素をテーマにゲーム大会を行う。各ゲームの勝利者はポイントを獲得でき、総合累計ポイントが一番高い人が晴れて国民になれるというルールになっている。
招集された4名に対して野田さんは「皆さんが格闘ゲームに強いというのは知っているが、ほかのゲームも強いのかなはまだわからないので。対応力が必要」とコメントして激励した。
1戦目から波乱の展開!? 『スーパーボンバーマン R』
最初のゲームのテーマは判断力ということで、長い歴史を誇る対戦アクションゲーム『スーパーボンバーマン R』で対決。一度に4人が参加し、先に2勝したプレイヤーが勝利となる。
1戦目は、爆弾を投げつける“パワーグローブ”を手に入れたsakoさんがハイタニさんを早々に撃破。その後、こく兄さんが自爆し、早々にsakoさんとかずのこ氏の一騎打ちとなる。
お互いの爆弾を避けつつブロックを破壊していくが、sakoさんが放った爆弾がステージギミックである磁石に引き寄せられたことで自分に当たり、運悪く自爆。1戦目はかずのこさんの勝利となった。
2戦目は4人ともより慎重にプレイを進める。道中でハイタニさんとこく兄さんが倒されてしまったため、sakoさんがこのラウンドを取らないとかずのこさんの勝利が確定してしまう。そのため、自然とsakoさんに応援が集まる。
サドンデスでステージが狭まり、白熱の展開を迎えるが、sakoさんが壁に押しつぶされて倒れ、かずのこさんが2勝目を獲得。『スーパーボンバーマン R』のバトルは、早々にかずのこさんの勝利となった。
知力こそパワー! 『ことばのパズル もじぴったんアンコール』
続いてのラウンドのテーマは知力。バトルは、“ことば”をつなぐパズルゲームの『ことばのパズル もじぴったんアンコール』での勝負が展開される。
今回は、ことばが成立するように交互にブロックを置き、先に自分のブロックを指定枚数分だけ置くことができたプレイヤーが勝利となる“ふたりで対戦”のモードで対決。バトルには制限時間があるので、素早くことばを作ることが重要となる。
また、自分が置いたことばのブロックで相手にことばを作られてしまうと、ブロックが相手に奪われてしまう。相手のブロックを巻き込んでより多くのことばを一度に作れるようにブロックを配置することが重要なテクニックとなっている。
バトルは、1対1のトーナメント形式で進行。1戦目のsakoさん対かずのこさんの対決は序盤こそsakoさんがリードしていたが、終盤でsakoさんがことばが作れずまさかのお手つき。そのつぎのターンでかずのこさんが冷静にことばを作って9枚のブロックを置き、勝利条件を満たして逆転勝利を収めた。
2戦目はハイタニさん対こく兄さん。「こっちはキレイな戦いを見せたいですね」と豪語するハイタニさんと、「適当にやるほうが強いんだな」と言うこく兄さん。クレバーな勝負になると思いきや、意図していない(と思われる)ことばがバンバン成立し、波乱の展開に。
最終盤では、9枚配置まであと1歩となったハイタニさんのブロックをまとめて4枚ひっくり返すファインプレイが飛び出し、こく兄さんが逆転勝利! 決勝戦はかずのこさんとこく兄さんのカードが決定した。
ここでかずのこさんが勝利してしまうと総合優勝に大きく近づくことになる。こく兄さんはかずのこさんに対し、「かずのこ(番組的に)空気読めよ」と牽制。対するかずのこさんは「自分は予想できないことばでポイント取っていくタイプなので、コントロールできない」とコメント。格闘ゲームばりの“暴れ”が通ってしまうのかが見ものだ。
対戦前のコメントのとおり、予想していなかったことばが成立してリードを広げるかずのこさん。対戦は、ステージの上側からブロックを敷き詰めていく展開に。かずのこさんは中盤以降はラッキーな展開に恵まれず、膠着状態となる。
さらに、かずのこさんは端にブロックを置くためにことばを適当に置こうとするダーティーなプレイを披露。これにはこく兄さんも「運だもんコイツ!」と憤慨。
膠着したまま勝負は最終局面に。現在10枚のブロックを獲得しているこく兄さんは「べに」と「がに」のことばを作るが、ゲームセットにはぎりぎり届かずブロック数は12枚止まり。そのつぎのターンでかずのこさんは同時に「さね」と「ねが」のことばを成立させ、一気に3枚のブロックを獲得。これで合計13枚獲得となり勝負あり。
『ことばのパズル もじぴったんアンコール』の勝者はかずのこさんに決定した。
ダンスは得意じゃないのよ……『DanceDanceRevolution GRAND PRIX』
3戦目のテーマは“リズム感”。『DanceDanceRevolution GRAND PRIX』を使用したバトルを実施する。『ダンレボ』をプレイするゲーマーを見られるシーンはかなり貴重ということもあり、注目の1戦となった。
この勝負では、それぞれが1曲をプレイし、スコアがいちばん高いプレイヤーの勝利となる。
ひとり目にプレイするsakoさんは音ゲープレイヤーとしての実力も確かなことが有名だが、体を使ってプレイする『ダンレボ』のプレイは久々ということもあり弱気な発言をする。しかしプレイしてみれば、軽快な足取りでステップを踏み、わずかなミスをしたのみでクリアーとなり、85万9450点を獲得した。
ふたり目のプレイヤーはかずのこさん。音ゲーはプレイ経験があまりないのだろうか、うまくリズムに乗ることができずMissを連発。スコアを伸ばす展開に持っていけないまま11万7980点で終了となった。
3人目にプレイするのはハイタニさん。ジムに通っているため身体能力には自身があると言うハイタニさんだったが、かずのこさん同様に音ゲーは苦手なのか、きびしい展開に。かずのこさんのスコアは越えたものの、sakoさんには届かず18万4480点という結果となった。
最後のプレイヤーとなるこく兄さんは「毎日プレイしている」と豪語していたが、前のふたりと同様にたどたどしいステップに。「いけるよ! いけるよ!」と自分を鼓舞しながらプレイするが、スコアは惜しくも最下位の46430点だった。
4人のプレイが終了したところで結果発表。やはり音ゲープレイヤーとしてのやり込みが光るsakoさんが圧倒的な実力差を見せつけて勝利を収めた。
コマンド入力はお手の物! 『スーパー野田ゲーWORLD』
いよいよゲーム大会も折り返し地点。4つ目の記憶力のテーマで勝負に使うのは、ここで満を持して登場する『スーパー野田ゲーWORLD』。その中から、2022年のアップデートで追加された“コマンド長すぎだぜ!?技 出なさすぎ君”で勝敗を決する。
勝負は1対1のトーナメント方式で進行。1試合目はsakoさん対ハイタニさん、2試合目はかずのこさん対こく兄さんで行い、それぞれの勝者が決勝戦を行うことになる。
“コマンド長すぎだぜ!?技 出なさすぎ君”は、とにかく必殺技のコマンドが長すぎるキャラクターばかりが登場する格闘ゲーム。長すぎるコマンドをどれだけ正確に入力できるかが勝負の分かれ目となる。
sakoさん対ハイタニさんの戦いでは、ハイタニさんが操作するマシュマロばあさんが“壱ノ型「Cha Bashira」”を連発し、地道に削る戦法で勝利。sakoさんも必死にコマンドを入力しようとするが、ハイタニさんの素早いコマンド入力に翻弄され、ダメージを与えられずに敗北する結果となった。
2戦目のかずのこさん対こく兄さんのバトルでは、ふたりともコマンド入力が複雑な必殺技を相手よりも先に入力しようと奮戦。かずのこさんは“トリプル・アクセラレート”、こく兄は“プロテイン”をメインに立ち回るが、どちらの必殺技も3ページ分もある非常に難しいコマンドの入力が必要になっている。
バトルは両者ともに体力を削り合う展開となるが、こく兄さんがより多くの必殺技をヒットさせてリードを奪う展開に。さらに、タイムアップ寸前でこく兄がダメ押しの必殺技をヒットさせ、見事勝利を収めた。
決勝戦は1回戦を勝ち上がったハイタニさんとこく兄さんの戦いに。勝負は序盤からハイタニさんが“壱ノ型「Cha Bashira」”を連発。1回戦で慣れたのか、コマンド入力の速度が爆発的に上昇。こく兄さんを画面端に追い込んで必殺技を連発し、見事パーフェクト勝利!
4回戦目の記憶力の勝負では、ハイタニさんが勝利を収めてポイントを獲得した。
ここからが本番!? 『ストリートファイター6』
ファイナルラウンドはプロゲーマーらしく格闘ゲームで白黒つけようぜ! ということで、2023年6月2日の発売日を目前に控えた『ストリートファイター6』で対決。勝負はこちらもトーナメント方式で行われ、2本先取で勝ち抜けとなる。
1試合目はかずのこさん(ルーク)対sakoさん(春麗)の対戦。両者ともにまだ発売前のゲームなのにも関わらずかなりのやり込みを見せ、確定状況ではきっちりとコンボを決めて大ダメージを与えるドハデな展開に。
本作の特徴でもある“ドライブシステム”を両者ともに活用し、相手が大きな隙を見せた際にはスーパーアーツを叩き込む。1対1で迎えた最終ラウンドでは、かずのこさんが大技のスーパーアーツをヒットさせてそのまま攻め切り、1本を先取した。
2本目はsakoさんが早々に1ラウンドを先取したものの、2ラウンド目にはかずのこさんがゲージを惜しまずにスーパーアーツを絡めたコンボを決めて1対1に持ち込む。かずのこさんを追い込んだsakoさんはスーパーアーツをくり出すが、かずのこさんにガードされたのち、その隙を攻撃されてK.O.。
1試合目はかずのこさんが勝利し、決勝進出を決めた。
2試合目はハイタニさん(ケン)対こく兄(リュウ)の戦い。ハイタニさんがこく兄さんの波動拳にドライブインパクトでカウンターを奪うなど、システムを活用したテクニックでリードを奪い、1本を先取。
こく兄さんもハイタニさんの隙に“オーバードライブ”を絡めたコンボで応戦。両者ともにやり込みを感じさせるプレイを見せる。
2本目のバトルでは両者ともに序盤からドライブインパクトを放ち、怒涛のコンボの応酬が見られる展開に。1ラウンド目をハイタニさんに取られたこく兄さんは、起死回生のドライブインパクトを放つが、それをハイタニさんにドライブインパクトで返され、スーパーアーツまでつながるコンボを食らい大ダメージを受ける。ドライブゲージもゼロになってしまったこく兄さんは画面端でハイタニさんの攻撃が刺さりK.O.。2試合目はハイタニさんの勝利となった。
いよいよ決勝戦。かずのこさん(ルーク)対ハイタニさん(ケン)のバトルがスタート。
1ラウンド目もこれまでの戦いと同様に、両者ともにドライブインパクトからのコンボでダメージを与える。1ラウンド目は相手の隙を見逃さないコンボや投げを叩き込み、ハイタニさんが先取する。
2ラウンド目はかずのこさんが相手を画面端から逃さない怒涛の攻めでハイタニさんを追い詰め、ラウンドを奪取。最終ラウンドはかずのこさんの生スーパーアーツがハイタニさんにヒットし、序盤から大きなリードを奪う展開に。
しかしハイタニさんは、かずのこさんをドライブゲージが使用できない“バーンアウト”状態にさせ、ゲージが回復するあいだにスーパーアーツをヒットさせてリードを奪い返す。さらに攻めを止めず、かずのこさんのドライブゲージが回復する前に体力を削りきり、1本を先取。ハイタニさんが優勝に王手をかけた。
2本目の1ラウンドでは、お互いにバーンアウト状態となる激しい展開を迎えるが、ハイタニさんのケンが怒涛の攻めでかずのこさんを攻め続ける。かずのこさんはドライブゲージが回復したあとにドライブインパクトを連発。さらにスーパーアーツを叩き込んで1ラウンドを先取した。
2ラウンド目にハイタニさんは操作するケンがバーンアウト状態になってピンチを迎えるが、相手のドライブインパクトにスーパーアーツで切り返してダメージを与えるなど、相手の隙を見逃さずにダメージを与え続ける。
さらに、スーパーアーツをヒットさせてかずのこさんをバーンアウト状態にしたハイタニさんはその勢いのまま攻め続け、かずのこさんのルークのドライブゲージが回復する前に倒しきり2ラウンド目を奪取。これで1対1となり、ハイタニさんはつぎのラウンドを勝利すれば優勝という状況に!
最終ラウンドは序盤からかずのこさんのルークがこれまでにない怒涛の攻めを見せる。ドライブインパクトを使ってハイタニさんのガードを崩しまくり、スーパーアーツまでつながるコンボを決めてフィニッシュ。なんと84カウントを残しパーフェクトK.O.でかずのこさんが2本目を奪取した。
お互いに1本を奪う1対1状態で迎えた最終戦。1ラウンド目はかずのこさんが正確なコンボを決め続けてリードを奪うが、ハイタニさんがかずのこさんを画面端に追い込んでドライブインパクトをヒット。かずのこさんのルークをピヨリ状態にさせてド派手なコンボを叩き込み逆転勝利。1ラウンドを先取した。
優勝までリーチとなったハイタニさんは前ラウンドから引き続き怒涛の攻めでかずのこさんを追い詰め、序盤に大幅なリードを奪う。
かずのこさんもドライブインパクトで応戦するが、牽制技がハイタニさんのドライブインパクトで返されてしまい、スーパーアーツを絡めたコンボを食らいK.O.!
2本先取したハイタニさんが『ストリートファイター6』の勝者となり、同時に今回の大会の優勝者として国民となる権利を獲得した(そういえばそんな設定だった)。
大会が終了したあとにはエキシビションマッチとして、野田さんがハイタニさん、こく兄さんと対戦。大会後で腕が温まった状態の両名に勝つことはできなかったものの、ドライブインパクトからのコンボを決めるなど『スト6』の気持ちよさに触れ、野田さんも満足することができた模様(1本満足バーだけに)。
2時間にもわたる激アツのイベントも、いよいよエンディング。エキシビションマッチでハイタニさんが野田さんを倒したので、ゲーム王国の国王はハイタニさんになることがいきなり決定。野田さんの王冠と王国はハイタニさんのものとなり、さらに副賞として1本満足バー1年分が贈呈された。
最後に野田さんは、「このメンバーでゲームやるのが最高にうれしかったです。またやりたいです」と次回への展望を語った。
1本満足バーをふだんから愛用しているハイタニさんの勝利で幕を閉じた今回のゲーム大会。忙しい時でも手軽に食事ができる1本満足バーを食べれば、マンマン満足なゲームライフを送れること間違いなし!? 興味がある人は1本満足バーの公式サイトをチェックしよう。