ミリタリーFPS『バトルフィールド』シリーズのクリエイティブディレクターなどが集結した“TTK Games”の設立が発表された。新たなオンラインシューターを開発中だという。

 CEO兼クリエイティブディレクターとしてスタジオを率いるのは、初代作『バトルフィールド1942』に関わって以降、シリーズのさまざまなタイトルでクリエイティブディレクターを歴任したラーズ・グスタフソン氏。同氏が昨年9月にシリーズの開発スタジオであるDICEを退職し、新たに立ち上げたのが本スタジオとなる。

 そのほかの主要スタッフも元DICE組で固められており、『バトルフィールド1』のリードワールドデザイナーなどを務めたダニエル・ベルリン氏がシニアデザインディレクター、シリーズ作のテクニカルディレクターを長年務めたヴァイダー・ナイグレン氏が技術面を統括するCTO、アーティストとして長年関わり『バトルフィールドV』ではDICEのアートディレクターを務めていたピーター・ホイルズ氏がスタジオのアートディレクターとなっている。

 TTKとは一般的に、FPS/TPSのゲームの設計上で重要な指標とされる“Time-to-Kill”(接敵から倒しきるまでの時間)を指す。スタジオ名がもうアクションシューティングを作ることを前提に示しているわけで、どんなタイトルが生まれてくるのか期待して待ちたい。