Nintendo Switch用(ニンテンドースイッチ)ソフト『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(発売日:2023年5月12日)の最新プレイ映像が、2023年3月28日23時に公開。本動画はプロデューサーの青沼英二氏による約10分間のプレイ映像で、リンクの新たな力が明かされた。また新たなデザインのNintendo Switch本体(有機ELモデル)“『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』エディション”も発表された。
※『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』のまとめ記事はこちら
映像の冒頭で青沼氏は、「『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』完成しました! 本当にお待たせしました」と、マスターアップしたことを報告。さらに、映像の終盤では、「プレイヤーの皆さんの“できるかな?”が本当にできてしまうゲームです」と本作の魅力についても語っている。
本記事では、映像内で公開されたリンクの新たな力を中心に、映像のリポートをお届けする。
プロデューサーの青沼英二がプレイする『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』
今回公開されたリンクの新たな力は下記の4種類。詳細は随時追記する。
『ティアーズ オブ ザ キングダム』で追加される新たな4つの力
前作となる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』では、シーカーストーンで“ビタロック”や“マグネキャッチ”などの特別な力が使えたが、本作のリンクでは新たな4つの力が使えるようになっている。
モドレコ
“モドレコ”は物の動きを逆再生する能力。突然、空からハイラルに降ってくる岩にモドレコを使えば、降ってきた岩の軌跡をたどるようにして空島に上がることができる。なお、空島に上がる方法はモドレコ以外にも存在するとのことだ。
スクラビルド
“スクラビルド”は物をくっつけて即席の武器が作れる力。木の枝に岩をくっつけてハンマーにしたり、木の棒とクワをくっつけて遠距離攻撃ができる槍にしたりと、組み合わせ次第でさまざまな特徴を持つ武器が生み出せる。
また矢に素材をくっつけることも可能。氷系素材をくっつけて当てれば敵を凍らせることができ、目玉の素材をくっつけると追尾する能力が付加される。さらに、盾に“ケムリダケ”をつけると、煙幕を張る盾となる。このように、戦いが苦手な人でもスクラビルドの工夫次第で戦闘をラクに進められるようになるわけだ。前作では強い武器は強い敵を倒すことで手に入ったが、本作ではスクラビルドの組み合わせで強い武器を生み出すことができるので、初心者救済にもなるだろう。
一方、敵も物体を組み合わせた武器を持っていることがあり、前作にはなかった攻撃をされることがあるという。
ウルトラハンド
“ウルトラハンド”は、前作の“マグネキャッチ”のように物体をつかんで動かしつつ、物体どうしをくっつけることができる力。映像では、丸太を3つくっつけて簡易の船(いかだ)を作成し、さらに周囲にあった扇風機のようなアイテムを丸太の後方にふたつくっつけて、モーターのように使うシーンも見られた。
本作のこれまでの映像では、大きいクルマや空を飛ぶドローンのようなものがあったが、ああいった乗り物は用意されているわけではなく、このウルトラハンドを使って作成されたものだという。
トーレルーフ
“トーレルーフ”は建物や洞窟などの天井を通り抜けられる能力。天井がある場所ならばどこでも突き抜けることができるため(適用される場所にはルールがあるとのこと)、前作では周囲の崖を登っていた山でも、山の中に洞窟などがあればこの能力で自動的に頂上に登れるようになる。また、閉じ込められるような場面でも活用できるとか……?
地上へは一気に飛び降りることもできる
前述の通り、本作はハイラルの地上だけでなく、上空に浮かぶ“空島”も舞台。空島から足を踏み外したり、敵にふっ飛ばされた場合は地上へ落下していくことになる。その際、リンクが滑空するように地上へ降りるほか、さらに前傾姿勢になってスピードアップして飛び降りることも可能。なお、地上への落下地点が川や海の場合はダメージなしで着水できるようだ。
※画像は英語版のものです。