国際的なインディーゲーム賞IGFアワードの今年度ファイナリスト作が発表された。本誌では、未発売ゲームも含めて独自のセンスで選出されたファイナリスト作たちを今年も全紹介。対応プラットフォームや日本語対応の有無、トレイラーなどの映像も可能な限り集めた。
なお今年度は、アクションアドベンチャーゲーム『Tunic』とテーブルトークRPG風のアドベンチャーゲーム『Betrayal at Club Low』がともに大賞を含む3部門で最多ノミネート、また日本からデスクワークスの『RPGタイム!〜ライトの伝説〜』が美術賞でファイナリストに残っている。
Seumas McNally Grand Prize(大賞)
『Betrayal at Club Low』Cosmo D Studios(PC)
【概要】アングラナイトクラブに潜入したエージェントの救出を目指すアバンギャルドな短編アドベンチャーゲーム。テーブルトークRPG風のスキル&ダイスロールシステムを採用しており、サイコロを振って変な名目のスキルチャレンジの数々をこなし、ミッションの完遂を目指す。
【特徴】開発のCosmo Dによる、オフビートなジョークまみれの超現実的な世界を舞台とする連作『Off-Peak』シリーズの一作品。特製ピザダイス(特殊効果のある目をピザの具材のようにカスタマイズできる)や、“ゴミ箱を漁ったので体が臭い”などちょっとしたことでステータスが影響を受けまくるバフ/デバフシステムなど、癖が強いセンスは本作でも健在。
『Immortality』Half Mermaid Productions (Xbox Series X|S/PC/iOS/An、日本語対応)
【概要】実写映像を検索していくアドベンチャーゲームで知られるサム・バーロウ氏の新作。消えた女優マリッサ・マーセルの謎を、彼女が残した3本の未公開映画の断片を発見していくことで探っていく。
【特徴】具体的なキーワードを入力して検索していた同氏の旧作『Her Story』などとは異なり、今作では映像に映っているモノや人をクリックすることで、同じもの(または同系統のもの)が映っているまったく別のシーンに移行するジャンプカットシステムを採用。一見、無関係そうなシーンの連なりから出来事の真相や隠された意味が浮かび上がってくる。
『Neon White』Angel Matrix(PS5/PS4/Nintendo Switch/PC、日本語対応)
【概要】各ステージ内にいる敵を撃破しつつ、最速でゴールに飛び込むのを目指す変則FPS。ステージの合間には個性的なキャラクターたちが織りなすアドベンチャーゲームパートも展開される。
【特徴】武器をあえて“破棄”することでエアーダッシュや二段ジャンプなどの移動アクションとして使えるシステムが特徴のひとつ。これを活用することで、スピードラン(タイムアタック)的なルート開拓が可能なのがミソ。2000年代中盤ごろの日本のゲームからの影響を感じられるスタイリッシュなサウンドやグラフィックも評価が高い。
『Not For Broadcast』NotGames(PC)
【概要】1980年代の架空のディストピア国家のニュース番組のスイッチャーとなり、“不適切な映像”が流れないよう映像を切り替えたり、放送禁止用語がオンエアに乗る前にピー音を入れるなどして対応していくシミュレーションゲーム。
【特徴】スイッチングルームに流れてくる素材はすべて実写映像という豪華な作り。しかもオンエアに使う場面だけでなくロケ先で本番前後に余計なことを喋っている様子なども含まれていて、それを聞くのも面白い……が、次の切り替えタイミングが来るかもしれないのであんまりそっちに気を取られるわけにもいかない。
『The Case of the Golden Idol』Color Gray Games(PC)
【概要】18世紀の探偵として12件の殺人事件の真相を探っていくドット絵推理アドベンチャーゲーム。現場で発見した文書やモノから、関係する人物の名前や、実行犯の正体、凶器や動機などを当てはめて謎を解く。
【特徴】Lucas Pope氏の作品(『Papers, Please』、『Return of the Obra Dinn』)を連想させる、エレガントなBGMや微妙に歪んだタッチのドット絵などが特徴。事件を解決していくうちに、その背後に潜むそれぞれの事件を結ぶ線が浮かび上がってくる。
『Tunic』TUNIC Team(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC、日本語対応)
【概要】子ギツネが主人公のクォータービューのアクションゲーム。財宝が隠されているという島をめぐり、新たなアイテムを入手して道を切り拓き冒険していく。
【特徴】ミニチュアのようなローポリ世界が超かわいい……のだが、それだけではなく戦闘アクションも謎解きも中身はなかなかハード。
その象徴的な要素が、レトロゲームの説明書にオマージュを捧げたシステム。各地で説明書のページを見つけて、時に架空言語で書かれたその内容を読み解くことで新たなアクションや知識を発見していくという、本来はチュートリアルで流す部分すらフレッシュな謎解きに昇華させるものになっている。
EXCELLENCE IN AUDIO(音響賞)
『Dome Keeper』 Bippinbits(PC、日本語対応)
【概要】惑星表層に建設されたドームの地下を掘り進めて資源を集めて施設のアップグレードを行いつつ、定期的に襲撃してくるクリーチャーを撃退していくゲーム。
【特徴】採掘&サバイバル&強化要素をコンパクトにまとめている作品。クリーチャーの再襲来の前にどれだけ掘って戻って強化を行うかというバランスがキモ。アップデートで定期的にコンテンツの追加も行われている。
『Paradise Marsh』 LazyEti(Xbox/Nintendo Switch/PC)
【概要】夜空の星たちが落ちてきてしまった湿地帯を探索していく、ゆるい短編アドベンチャーゲーム。虫取り網で生き物を捕まえたり、花を摘んだり、謎のメモを見つけたり、目標に追われずに気ままに過ごせる。
【特徴】『FEZ』をはじめ、さまざまなインディーゲームに楽曲を提供してきたDisasterpeaceがサウンドを担当。リラックスしたシンセサウンドでゆったりとした世界観に浸れる。
『South of the Circle』State of Play(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC/iOS、日本語対応)
【概要】スタイリッシュな演出のストーリー重視のアドベンチャーゲーム。冷戦時代の南極に墜落したケンブリッジ大学の教員ピーターが生存を試みながら自身の過去を振り返っていく。※ゲーム自体は日本語対応しているが、PS/Switchでは日本向けの配信がされていない
【特徴】現在パートと過去パートを交互に繰り返しながら重層的に物語が語られていく。イラストのように抽象化された塗りのアートスタイルとモーションキャプチャーによるリアルなモーションとの組み合わせが印象的。
『The Forest Quartet』 Mads & Friends(PS5/PS4/PC、日本語対応)
【概要】亡くなったジャズバンドのリードシンガーの魂を主人公に、残されたメンバー3人それぞれの物語を描くパズルアドベンチャーゲーム。
【特徴】歌や光を通じたパズルで、ジャジーな音楽とともに別れと喪失、そしてそこからの回復が描かれる。メイン開発者のMads Vadsholt氏の個人作品に近い内容で、同氏の父がBGMの作曲を、妹が主人公ニーナの声を担当している。
『We are OFK』 Team OFK(PS5/PS4/Nintendo Switch/PC)
【概要】インディーポップバンド“OFK”の活動を描く一種のアドベンチャーゲーム。ロサンゼルスに引っ越し、長年付き合った彼女と別れたイツミ・サイトウは、夢であった音楽活動を実現する仲間を見出す。
【特徴】『Hyper Light Drifter』などを手掛けたTeddy Dief氏の新作でもあり、架空のバンドによる5曲5章の“インタラクティブEP”として構成されている。
『TUNIC』TUNIC Team
EXCELLENCE IN DESIGN(ゲームデザイン賞)
『Against the Storm』Eremite Games(PC、日本語対応)
【概要】強力な嵐によって壊滅寸前に陥った世界で入植地を建設し、運営して発展させていくシティビルダー系シミュレーションゲーム。さまざまな種族の特性に合わせた複数の集落からなる経済圏を構築していく。現在アーリーアクセス版が配信中。
【特徴】シティビルダー系のシステムにローグライトの要素を組み合わせており、過去の“遠征”(プレイ)で得たリソースを使ってアップグレードなどが可能。これによって何度もチャレンジしながら可能性を切り拓いていくリプレイ性を生み出している。
『Mr. Sun's Hatbox』Kenny Sun(PCほかで発売予定、日本語対応予定)
【概要】運送屋の主人公が、“帽子泥棒”に盗まれた帽子屋のサン氏宛ての荷物(Mr. Sun's Hatbox)を回収すべく奮闘する、かわいいドット絵のスラップスティックなローグライクプラットフォームアクションゲーム。『Circa Infinity』などを開発したケニー・サン氏による新作。
『Stacklands』Sokpop Collective(PC、日本語対応)
【概要】シティビルダー系シミュレーションゲームにカードゲームの概念をミックスし、コンパクトにまとめた作品。
【特徴】生産などのマネージメントはすべてカードを通じて行われる。たとえばベリーの茂みカードに住人カードを重ねると、一定時間後にベリーのカードを産出して重なっていってくれる。不要なカードを売ったりするとコインカードが手に入り、それによって新たな可能性を開くカードパックを引ける。
『Betrayal at Club Low』Cosmo D Studios
『Neon White』Angel Matrix
『The Case of the Golden Idol』Color Gray Games
EXCELLENCE IN NARRATIVE(優れた物語体験についての賞)
『Butterfly Soup 2』Brianna Lei(PC)
【概要】アジア系アメリカ人の野球少女たちの物語を描くビジュアルノベルの続編。現時点ではまだ日本語化はされていないが、PC版やWeb版を無料でプレイ可能。(※1月27日午前10時20分追記: 前作同様に日本語対応が進行中とのこと)
【特徴】サンフランシスコ・ベイエリアを舞台にした青春物語でありつつ、同性愛者として生きること、そして移民の子として生きることのリアリティなどが瑞々しいタッチで描かれる。ちなみに前作を完成させるために泣く泣くカットした部分が本作の土台になっているらしい。
『Citizen Sleeper』Jump Over the Age(Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC)
【概要】人類が宇宙に進出し、企業が機械の体で生きる人々“スリーパー”を所有するようになった未来を舞台とするSFRPG。プレイヤーは企業から脱走したスリーパーとして、たどり着いた宇宙ステーション“Erlin's Eye”で暮らしを確立しつつ、回収を試みる企業や不法滞在者の排除システムからのサバイバルを試みる。
【特徴】ゲームシステムにはテーブルトークRPGのダイスシステムを採用し、ステーションでの1日にあたる“サイクル”ごとに与えられるダイスを使って、生存資金を稼ぐために労働したり、クエストクリアーに必要な作業に挑む。ハードボイルドな文体のテキストや、スタイリッシュなUIが気分を盛り上げる。
『I Was a Teenage Exocolonist』Northway Games(PS5/PS4/Nintendo Switch/PC)
【概要】異星のコロニーで生きるティーンエイジャーを主人公とする変則RPGゲーム。友人関係や家族関係、恋愛やコロニーを救うための挑戦など、さまざまなイベントを乗り越えていく。
【特徴】カードゲームのデッキビルディング要素を取り込んでいて、プレイヤーの選択がその経験を示すカードとなり、新たな課題を乗り越える糧となる。800を超えるストーリーイベントと29のマルチエンディングが用意されており、過去のプレイの記憶を活かしてさまざまな方向性を模索できる。
『Norco』Geography of Robots(PS5/PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/PC)
【概要】近未来のルイジアナ州ノルコを舞台とするポイント・アンド・クリック型アドベンチャーゲーム。母の死により地元に帰ってきた女性主人公Kayが、時同じくして失踪した弟を追うため、寂れた製油所の街ノルコをめぐっていく。
【特徴】遠くから工業地帯の音が聞こえる寂れつつある町の荒涼とした情景、家族との過去の記憶、個性的でややこしい人々などが、サイバーパンクと南部ゴシックをミックスしたスタイルで綴られる。ドット絵で描きこまれたざらついた情景やサウンドも評価が高い。
『IMMORTALITY』Half Mermaid
『South of the Circle』State of Play
EXCELLENCE IN VISUAL ARTS(美術賞)
『Afterglitch』Vladimir Kudelka(Xbox Series X|S/Xbox One/PC)
【概要】地球外知的生命体とのコンタクトを目指して多次元的な旅に出た宇宙飛行士の体験を描くアドベンチャーゲーム。
【特徴】映画『インターステラー』の終盤のシーンのような、時空を超えた旅のビジュアル表現に注力された作品。個人開発者が7年間の開発期間を経て完成させたという。
『How Deep Is the Dark Water?』Rhett Tsai(PCで配信予定)
【概要】こちらから逃げていく“男”の背中を追いながら、戦争や個人の記憶に紐付いた暗示的な映像とテキストを体感していくという実験的作品。
『Potionomics』Voracious Games(PC)
【概要】金欠の若き魔女シルヴィアが、叔父から遺産として引き継いだポーション屋を切り盛りしていくシミュレーションゲーム。
【特徴】ピクサー風のポップで高品質な3Dアニメーションが特に評価が高い。また売買時の交渉はカードゲームスタイルで構築されている。
『RPGタイム!〜ライトの伝説〜』デスクワークス(PS4/Xbox Series X|S/Xbox One/Nintendo Switch/PC、日本語対応)
【概要】小学生がノートに手作りしたかのような、“ケンタくん”作のアナログRPGの大冒険を楽しめる作品。
【特徴】鉛筆手書き風でアニメーションまでするグラフィックや、ジャンルを飛び越える数々のギミックなど、とてつもない作り込みは必見。
『To Hell With the Ugly』La Poule Noire(PCで配信予定)
【概要】フランスの小説家ボリス・ヴィアンの『醜いやつらは皆殺し』(原題: Et on tuera tous les affreux)を原作とするアドベンチャーゲーム。ジャズクラブから拉致された向こう見ずな若者ロック・ベイリーが、その原因を探っていく。
【特徴】基本はポイント・アンド・クリック型アドベンチャーゲームで、戦闘はターンベース形式。レトロな渋いイラスト調で統一されたアートスタイルで狂騒的なジャズシーンに感じさせるヴィアンの奇妙な物語を再現している。
『TUNIC』TUNIC Team
NUOVO AWARD(新奇性のある表現に対する賞)
【概要】2Dのストーリー重視のホラーゲーム。ウィーンのアパートの自室から締め出された主人公は、中庭でタバコを吸っていた所、奇妙なノイズを耳にする。音の原因を探るか、それとも無視するか。
【特徴】『RPGメーカー』で開発され、現代ヨーロッパの悪化する政治状況や、何かが起きているのに無関心に済ませてしまう傍観者効果などをテーマとしている。
『He Fucked The Girl Out Of Me』Taylor McCue(Web)
【概要】トランスジェンダー女性のセックスワーカーとしての経験とそれについてのトラウマを綴った、インタラクティブストーリー作品。
【特徴】自身のトラウマが性的なファンタジーとして扱われる苦痛や、心無い言葉を投げつけられた記憶などが、ドット絵ゲームのスタイルで淡々と綴られていく。
『Queer Man Peering Into a Rockpool.jpg』Fuzzy Ghost(PC)
【概要】水位が上昇して自分の家だけが取り残されたなか、中年のクィア(非異性愛者)男性の主人公が周囲を探索し、家具だったり忘れていた過去の記憶だったりする奇妙な光り輝くかけらを集めていく。
【特徴】カラフルでポップなグラフィックとビートで、奇妙に明るい自己探究の旅が描かれる。台湾の映画監督ツァイ・ミンリャンやエヴァンゲリオンの“厄介なエンディング”(恐らくテレビ版のこと)などの影響を受けた短編ゲーム。
『Sylvie Lime』Love Game(PC)
【概要】奇妙なゲームメカニクスによって進んでいく、ポップなドット絵のアクションアドベンチャーゲーム。
【特徴】一種のメトロイドヴァニア系ゲームのようにアイテムによって新たな能力を得て進路を切り拓いていくのだが、その能力たちは“ライムになって壁で反射しながら飛ぶ”、“家をぶん投げて復活ポイントにする”といったナンセンスギャグっぽいもの。秘密の部屋にたどり着くと女の子たちのラブストーリーも語られる。
『Time Bandit』Joel Jordon(PC)
【概要】実時間と連動したダークコメディタッチのアクションアドベンチャーゲーム。各種タスクはめちゃくちゃ長い実時間がかかり、スタミナが尽きれば本当に休む時間が必要となり、NPCと数時間先の予定があれば本当にそれだけ待たないといけない。
【特徴】人々の時間を縛る会社や資本主義へのアンチテーゼ的な作りになっていて、次第に時間を司る“タイムクリスタル”を奪うステルスゲームのような展開になっていく。
『Titanic II: Orchestra for Dying At Sea』Flan Falacci
【概要】「映画『タイタニック』のエンドロールの後にボーナスシーンとして用意されていたが映画がクソ長かったので誰も気づかなかった続編がリマスターされて登場」という体の実験的アドベンチャーゲーム。
【特徴】沈没後のタイタニック号を舞台とした超現実的なローポリ空間を探索する。
『Afterglitch』Vladimir Kudelka
『Betrayal at Club Low』Cosmo D Studios
BEST STUDENT GAME(学生部門賞)
『Gevaudan』Nicolas Bernard(PC)
【概要】1851年フランスの冬、ナポレオン三世のクーデターにより政治状況が劇的に変化していた時代。ロゼールの村で人々が姿を消したという事件が起こる。伝説のジェヴォーダンの獣の復活が疑われるなか、プレイヤーは調査を開始する。
【特徴】探偵アドベンチャーゲームの体裁を取っており、Frogwaresのシャーロック・ホームズシリーズのような状況再現シーンなどもフィーチャー。油絵風のシェーディングのアートスタイルも個性的。
『Mind Diver』Indoor Sunglasses(PC ※学生制作版が無料公開中で製品版も開発中)
【概要】記憶の海を泳ぎ、不完全な記憶を推理によって復元する、一人称視点の探偵アドベンチャーゲーム。
【特徴】ラフに崩れた部分が残る3Dスキャンシーンをあえて記憶の風景として使用し、生々しさと人工的な感じを両立させている。
『Presenter Slides』Mathias Schifter & Brin Žvan
【概要】仕事でのプレゼン資料作りがテーマ……と思いきや、“ドイツ人が迷っている砂漠”などの謎の空間だらけの地獄に送り込まれるという実験的フリーゲーム。
【特徴】プレゼン作成などのお仕事ソフトウェアや、超低解像度でノイズだらけの一人称視点シーンなど、レトロPCテイストを盛り込んだアバンギャルドな表現がもりだくさん。“CD入りのパッケージ版”も発売中らしい。
『Shutter』ARTFX 2022(PC)
【概要】ミステリアスな研究施設“L.I.E.”の新たな従業員としてやってきた主人公が、撮影したものを変形させるカメラ型デバイスによって謎解きしていくパズルアドベンチャーゲーム。
【特徴】撮影する角度による視差を利用したパズルや、70年代SF風のファンキーSFな背景デザインなどが特徴。
『Skala』Gustav Almström(PC)
【概要】モノのスケールをいじることで謎を解くパズルプラットフォームアクションゲーム。PC版が無料公開中。
【特徴】自キャラを巨大化させて崖をまたぐようにしたり、カギを小さくして穴を通れるようにしたり、90面以上あるすべてがスケールと関連したパズルとなっている。
【概要】大変動に直面した世界で人類を再びつなげるため、そして猫を救うために冒険するパズルアドベンチャーゲーム。
【特徴】マップの盤面を入れ替えてルートを切り拓くパズル要素(Slider)をメインに、9つのエリアにわたってさまざまな冒険が待つ。ほぼグレースケールで統一されたドット絵も珍しい。