Amazon傘下のAmazon Gamesが、アクションアドベンチャーゲーム『トゥームレイダー』のパブリッシング契約を締結したことを発表した。Amazon Gamesはグローバルでの販売を行う。

 『トゥームレイダー』は、世界中の遺跡を舞台にシリーズ主人公ララ・クロフトの冒険を描くアクションアドベンチャーゲーム。新作についてはシングルプレイのストーリー重視の作品であることを維持し、引き続きララ・クロフトの物語を描いていくとしている。

 またゲームエンジンにはUnreal Engine 5を採用し、マルチプラットフォームで展開予定。プレスリリースではこの作品が「過去最大級でもっとも発展的な作品」になるとしており、現在は開発初期段階とのこと。詳細はあらためて後日発表予定となっている。

 シリーズの近作はアメリカのゲームスタジオ“クリスタル・ダイナミクス”で手掛けられてきたが、同スタジオは今年5月にスクウェア・エニックスからスウェーデン系の企業グループEmbracer傘下に移行。今回発表があった作品はEmbracer傘下での第1作となる。Embracer内にもパブリッシング能力を持ったグループが複数あるなかでAmazonとの契約を選択したのは興味深い選択だ。