2022年11月18日発売のNintendo Switch用ソフト『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』。
本作はシリーズ初のオープンワールドを採用しており、“自由に駆け巡ることのできるフィールドでストーリーに決められた順序のない、新たな冒険スタイルを楽しむことができる”と言われていた。
発売前から気になっていたのは、本当にどこからでも遊ぶことができるのか? ジムに順番はないのか? という点。
そこで今回、初めて挑むジムとして、“最強のジムリーダー”がいる場所を選べるのかということを検証してみた。
本記事にはネタバレが含まれるため、注意してほしい。
『ポケモン スカーレット・バイオレット』(Switch)の購入はこちら (Amazon.co.jp)本作では、伝説のポケモン・コライドン、ミライドンに乗って、広いパルデア地方を自由に冒険ができる。
序盤のチュートリアルと思われるストーリーをクリアー後、自由に冒険ができるようになった地点から検証スタート。
結論から言えば、“最強のジムリーダー”ナッペ山ジムのグルーシャのもとにたどり着くことができ、ジムバトルに挑戦もできた。
まともにレベリングもせず、まっすぐミライドンとともに、地道にナッペ山を目指したため、レベル差はニャオハ(レベル14)VSモスノウ(レベル47)とたいへんなことに。
どこからでも攻略はできるが、ジムリーダーや野生のポケモンのレベルが、自身のレベルにより変動することはなさそうだった(周辺の野生のポケモンもレベル40前後)。
今回はあっけなく敗北してしまったが、挑むことができるという以上、攻略が不可能というわけではない。従来より自身に自主的に“枷”をつけ、ゲームをプレイする“縛りプレイ”を楽しんでいた人たちがいるように、低レベルのポケモンで工夫をして攻略できるという点ではまさに“自由”なのだといえるだろう。
あきらめて低レベル帯のジムから挑戦してレベリングするのもいいだろうし、たとえば“テラレイドバトル”に参加して“けいけんアメ”をたくさん取得していき、このまま最初にナッペ山ジムを攻略することだってできそうだ。
冒険をともにしてくれたミライドン(コライドン)も、基本的なライドしかできず、おそらくこの後ほかのコンテンツをクリアーすることで、“ゆうえいけいたい/フロートモード”や、“かっくうけいたい/グライドモード”で移動が楽になったり、崖を登ってショートカットができるようになるのだと思う。
道のりに沿ってクリアーしていけばもう少し楽に来られたかもしれない場所ではあるが、けいたい/モードがあまりなくても遊びに来られるという点は非常にいい部分だと感じた。
今回の道のりは下記の通りだ。パルデア地方の東を通ってきたため、西側は未開である。
そらをとぶ(ファストトラベル)で一度訪れた場所にはすぐに来られるため、今回の道のりもまったく無駄ではない。好きな所へ行き、好きなようにポケモンたちと冒険できるので、順序は関係なくトレーナーの数だけ想い出が増えることだろう。十人十色の冒険の道のりをみるのも楽しそう。
また、テーブルシティからはポケモンリーグへ行くことができ、いきなり“チャンピオンテスト”にも挑戦できた。
面接官のチリさんから質問を受ける。所持しているジムバッジは……0個だ。
結果的に、さすがにリーグへは挑めなかったが、門前払いされないだけ親切だ。自由な順序でクリアーしてここに帰ってきたいところ。