本日2022年9月22日、PICOは、次世代のオールインワンVRヘッドセット“PICO 4”を発表した。日本での発売開始は10月7日(金)を予定しており、9月29日(木)午後から予約受付を開始予定だ。

 PICO 4は、Qualcomm Snapdragon XR2チップセットを搭載。超軽量のボディ、パンケーキレンズ、4K+解像度ディスプレイ、直感的なユーザーエクスペリエンスを特徴としているとのことだ。

 容量は、8GB+128GBと8GB+256GBの2種類となる。

“PICO 4”が発表。軽量化を実現した次世代のオールインワンVRヘッドセット、日本での発売開始は10月7日を予定
“PICO 4”が発表。軽量化を実現した次世代のオールインワンVRヘッドセット、日本での発売開始は10月7日を予定
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以下、リリースを引用

PICO、軽量化(*1)を実現したオールインワン型VRヘッドセット「PICO 4」を発表

 2022年9月22日ヨーロッパ(バルセロナ、スペイン)現地時間で発表されたリリースの翻訳版となります。

 独自のイノベーションと研究開発力を持つVRのリーディングブランドであるPICOは、快適さとパフォーマンスの融合により、誰でもVRを楽しむことができることを目指し開発した次世代のオールインワンVRヘッドセット「PICO 4」を本日発表しました。

 Qualcomm Snapdragon XR2チップセットが搭載されたPICO 4は、超軽量のボディ、パンケーキレンズ、4K+解像度ディスプレイ、直感的なユーザーエクスペリエンスを特徴としています。次世代のVRハードウェア設計を開拓するPICOの新しいヘッドセットは、非現実を現実にし、より鮮明で没入感のあるVR体験を実現します。

 PICOの代表であるHenry Zhouは、以下のように述べています。「私たちは、今回素晴らしいVRヘッドセットであるPICO 4を発表できることを大変嬉しく思っています。没入感のあるインタラクティブなVR体験を提供できることを誇りに感じており、PICO 4では、ゲーム、フィットネス、ビデオにわたる多様なコンテンツをさらに今後ご紹介していく予定です。」

 日本での発売開始は10月7日(金)を予定しています。(*2)

“PICO 4”が発表。軽量化を実現した次世代のオールインワンVRヘッドセット、日本での発売開始は10月7日を予定

より快適な使い心地を体感

 コンパクトで軽量なPICO 4は、ストラップを含まないヘッドマンとディスプレイ本体の重量が295gと、PICOのVRヘッドセット史上、最軽量を実現しました。PICO 4のパンケーキレンズに小型でかつ軽量なレンズを実装することで、筐体の厚みを最薄部でも35.8mmに抑え、驚異的な軽さに到達しました。

 PICO 4にはホイールで調節可能なストラップが標準で付属しており、クッションの裏地には吸汗速乾性に優れた独自素材SuperSkinを使用し、クールでドライな使い心地を実現しています。ヘッドセット後部の滑り止め加工されたPUレザーは、さらなる快適性と操作性をもたらします。

 PICO 4は、最大3時間のゲームプレイが可能な大容量バッテリーと業界最高水準の急速充電機能を搭載し、さらにテュフ・ラインランド社の低ブルーライト認証の取得やカウンターウェイト設計により、長時間のプレイでも快適にプレイすることが対応です。

 また人間工学に基づいたデザインのヘッドセットは、同梱のメガネスペーサーの使用にも対応しており、メガネを使用されている利用者の方にも快適さや鮮明さを損なうことなく、VRの世界にどっぷり没入することができます。

“PICO 4”が発表。軽量化を実現した次世代のオールインワンVRヘッドセット、日本での発売開始は10月7日を予定

より多くのエンターテインメントにアクセス

 PICO 4は、PICO Storeを通じて、ゲーム、フィットネス、ビデオ、ソーシャルなど様々なカテゴリーにまたがる多種多様で、かつ包括的なライブラリーを利用者に提供します。また、SteamVRを通じて、さらなる多くのタイトルも配信していく予定です。

 フィットネス・トラッキングへの関心が高まる中、PICO 4はフィットネスの進捗管理をさらに効率化するためのプログラムである「PICO Fitness Program 」を導入しています。利用者は、過去のVRゲームプレイのデータや、VRモーションのトラッキングによるエネルギー消費量を確認することができます。さらに、利用者の目標に応じたエクササイズプランをPICO 4がおすすめすることもできるようになりました。フィットネスコンテンツには、「LesMills Body Combat」、「All-In-One Summer Sports VR」、そして2023年に登場するUbisoftとの独占パートナーシップによる「Just Dance VR」などがあります。

 また、PICO 4では、「Peaky Blinders: The King’s Ransom」、「Ultimechs」、「The Walking Dead: Saint & Sinners - Chapter 2: Retribution」などの人気タイトルを含め、幅広いゲーム体験を提供していきます。また、PICO 4は、バーチャル・エンターテインメントの世界的リーダーであるWave社と提携し、バーチャルな世界で没入感のある最先端のライブ音楽体験をファンの皆様に提供する予定です。

 Resolution Gamesの共同設立者兼社長、Paul Brady氏は以下のように述べています。「PICO 4での発売は、没入型マルチプレイヤーコンテンツを通じて世界中のプレイヤーを繋ぐ当社の取り組みにおいて、エキサイティングで注目すべき前進です。PICOの協力により、発売されたばかりの対戦型フューチャースポーツ『Ultimechs』から、受賞歴のある協力型テーブルトップゲーム『Demeo』まで、今度大きく成長していく市場で、当社の最大のゲームタイトルを初日からPICO 4で提供できるようになります」

 フィットネス、ゲーム、ビデオ、ソーシャルの各分野で、さらなるコンテンツを提供していく予定です。その中には、80以上の次元を認識するアバターシステムを実装し、よりリアルな身体的インタラクション体験を提供する画期的なプロジェクト「PICO Worlds」(2023年提供予定)や、ディスカバリーチャンネルとの提携による独占ドキュメンタリー番組などが含まれます。

“PICO 4”が発表。軽量化を実現した次世代のオールインワンVRヘッドセット、日本での発売開始は10月7日を予定

先駆的なパフォーマンステクノロジー

 PICO 4は、HMD(ヘッドマウントディスプレイ)の薄いフレームの周囲に4つのSLAMカメラを配置することで、スタイリッシュな外観を維持しながら、高精度のトラッキングと周辺環境のマッピングを可能にします。HMDのカバーの下には、鮮やかな色を再現する強力な16MP RGBカメラが内蔵されています。PICO 4は、プレミアムクラスのSnapdragon XR2プラットフォームを搭載しており、最先端のディスプレイとグラフィック処理により、パフォーマンスと電力消費の最適なバランスを実現ししています。

 また、PICO 4は、90Hzのリフレッシュレートをサポートしています。4K以上を表現するスクリーン、高解像度1200 PPIにより、比類ないビジュアル品質を誇っています。業界標準のQualcomm Quick Charge QC 3.0に対応した5,300mAhのリアマウントバッテリーと組み合わせたPICO 4は、VRヘッドセットへの期待を裏切らないという確信のもと、利用者がリラックスして仮想世界への途切れのない旅を楽しめるように設計されています。

 PICO 4のコントローラーは、赤外線センサーを巧みに配置した一体型の回転円弧柱を特徴としています。デザイン性と構造強度を考慮したこのコントローラーは、利用者が手を近づけて操作しやすいように設計されており、同時に、接触判定と空間認識により利用者を保護します。また、PICO 4のコントローラーは、6DoFに対応しており、仮想環境内でより広い範囲の動きを楽しむことができるほか、HyperSenseブロードバンドモーターにより、よりリアルな触覚フィードバックが得られるようになっています。

PICOのアクセサリーでVR体験をグレードアップ

 PICO 4には、下半身の動きを効果的にモニタリングできる「PICO Fitnessバンド」、持ち運びに便利な「キャリーケース」、あらゆるシーンで安定したワイヤレス接続を実現する「PCワイヤレスドングル」などのアクセサリーが対応しています。2023年の発売を目指し、これらのアクセサリーを活用することで、より包括的でシームレスなVR体験が可能になります。(日本語の名称は仮となります)

PICO 4の販売に関して

 PICO 4は、日本では9月29日(木)午後から予約受付、10月7日(金) より販売を開始する予定です。(*2)

※1 PICOの既存のVRヘッドセットと比較して
※2 諸般の都合により急遽変更となる場合がございます。

PICOについて
 2015年3月に設立。PICOはVRオールインワン技術に注力した、独立したイノベーションと研究開発力を持つVRのリーディングカンパニーです。繋がりを構築し、人生を豊かに、無限大の可能性を解放するという使命を抱くPICOは、コミュニティを活性化させ、開発者、クリエイター、ビジネスを支援する統合XRプラットフォームを構築することを目指しています。