2022年9月15日~18日の期間開催されている東京ゲームショウ2022(15日、16日はビジネスデイ)。
2022年9月17日、スクウェア・エニックスは東京ゲームショウ2022でSQUARE ENIX TGS2022を配信。そこで2022年12月9日にNintendo Switchで発売予定の『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』の最新情報を発表した。
オープニングは、料理研究家・リュウジさんが『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』に登場する料理を再現するというコーナーから始まった。
『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』の予約はこちら(Amazon.co.jp)※画像は公式配信動画をキャプチャーしたものです。
リュウジさんは本作のプロデューサー、犬塚太一氏から届いた「ダークライス、ナイトサイダーお願いします」という手紙に苦笑い。どうやら料理名のイメージだけで2品を作るようだ。ちなみに、リュウジさんは「ドラゴンクエスト」のナンバリングタイトルのほとんどをクリアーしているくらいの“ドラクエ好き”とのこと。
リュウジさんのダークライスとナイトサイダーについては、こちらもご覧いただきたい。
東京ゲームショーでスクエニさんとお料理番組やりました https://t.co/w7ztwqP6rA
— リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825)
2022-09-17 12:55:52
料理が完成したところで犬塚プロデューサーが到着し、さっそく完成した料理をふるまうリュウジさん。ナイトサイダー、ダークライスともに「うめぇ! おいしい!」と絶賛。あっと言う間に完食してしまった。
料理を堪能したところで、話題は『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』のゲーム話に。ナンバリングタイトルはほとんどプレイしているが、本作についての情報はあまり知らないというリュウジさんのために、犬塚プロデューサーがPVを紹介。
『ドラゴンクエスト トレジャーズ 蒼き瞳と大空の羅針盤』TGS2022 スペシャルトレーラー
リュウジさんは「“序曲”を聞くだけで泣けてくる」と、「ドラゴンクエスト」シリーズには相当な思い入れがあるようだ。PVを見終えて「いい意味でちょっと想像と違った」と言うリュウジさんに、犬塚プロデューサーは「久々に“新しい「ドラゴンクエスト」のスピンアウト”ということでコマンド戦闘を撤廃したほか、オープンワールドのような雰囲気を感じられる新しいものにしたかった」と、本作の意気込みについて語っていた。
「ドラゴンクエスト」として守るべきものは守りつつチャレンジするところはチャレンジしていったので、正直かなり紆余曲折したけど形になったという犬塚プロデューサー。「ドラゴンクエスト」シリーズとしても新しいタイプのゲーム性なので少しとまどうかもしれないが、最近のゲームを遊んでいる方たちならば、すんなりと入り込んで楽しく遊べる作品になっているようだ。
「ハックアンドスラッシュ要素はあるんですか?」、「モンスターが仲間になっていたので『ドラゴンクエストモンスターズ』のような感じ?」と怒涛の質問をするリュウジさん。本作がかなり気になったのか、シリーズファンならではのマニアックな質問まで飛び出していた。
その質問に対し、犬塚プロデューサーは『ドラゴンクエストモンスターズ』はモンスターを集めるのが主軸だが、本作はあくまでお宝探しがメイン。お宝探しをするためのメンバーとして仲間モンスターを集める、という流れと説明。さらにモンスターは“コイン”を装備することができ、そこに若干ハクスラ要素が取り込まれているようだ。
集めるお宝の中にはロトのつるぎや王女の愛など、歴代「ドラゴンクエスト」シリーズに登場した装備やアイテムのほか、各作品の主人公のフィギュアやモンスターの像などもある。シリーズ全作をプレイしている人にはニヤリとするようなお宝も数多く用意されているし、逆にシリーズをプレイしていなくても、本作のお宝探しを機に各作品をプレイするきっかけになってくれれば、と語る犬塚プロデューサー。
リュウジさんの「主人公がカミュとマヤなので『ドラゴンクエストXI』とのつながりを思わせるようなものは用意されているんですか?」との問いに、犬塚プロデューサーは「カミュとマヤがバイキングに育てられていたころに異世界へ行く物語なので、『ドラゴンクエストXI』のときには、すでにふたりはこの物語を経験していたことになるんです」。
「あと『ドラゴンクエストXI』のオマージュを思わせるような映像も用意していますし、さらにストーリー上で……」と言いかけたが、ここはかなりのネタバレになってしまうようですべてを聞くことはできなかった。
続いて質問はバトル関連に。コマンド戦闘の撤廃ということでバトルシステムが気になっていたリュウジさんだったが、本作のバトルではモンスターたちがメインで戦い、カミュ&マヤは“スリングショット”と呼ばれるパチンコのようなもので仲間モンスターたちを回復したり強化するなど、サポート寄りな立ち位置で戦うようだ。
バトルのアクション部分は仲間モンスターたちが戦ってくれるので、アクションが苦手という人も楽しめるゲーム性になっているとのこと。
本作はスペシャルパックの販売も決定しており、スライム貯金箱のほかに仲間モンスター3体のコードがついている。
仲間モンスターには多くの声優さんを起用しており、たとえばスライム1匹に対しても6人の声優さんのボイスが用意してあり、仲間になった時点でランダムで決まる。そのため仲間モンスターの性能だけでなく、お気に入りの声優のスライムを仲間にするといった楽しみかたも!? 「ドラゴンクエスト」好きのリュウジさんは、発売日に仕事を休む宣言をするほどワクワクしていた。
仲間モンスターは冒険中や戦闘中に自由に話し、プレイ中はかなり賑やかになる。こちらに関しての映像も公開されたが、画像では残念ながらボイスは伝わらず。気になった人はぜひ動画をチェックしてみよう。