2022年9月15日~2022年9月18日に開催される“東京ゲームショウ2022”(TGS2022)。2日目となる9月16日15時30分から行われた“KONAMI新作発表ステージにて『幻想水滸伝 1&2 HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』が発表された。発売は2023年予定で対応機種はNintendo Switch、プレイステーション4、Xbox One、PC(Steam)。
『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』アナウンストレーラー
『幻想水滸伝』は、1995年にプレイステーションで発売されたRPG。中国の古典小説“水滸伝”をモチーフに、“紋章”を宿す宿命が描かれる。
HDリマスター版のキャラクターデザインは、オリジナル版でもキャラクターデザインを務めた河野純子氏が担当する。
『幻想水滸伝5』のディレクターで、本作でもディレクターを務める崎山高博氏は「本当にずっと長いあいだ、どうやったら『幻想水滸伝』を再びお届けできるのかということを考えていました。まずは原点である『幻想水滸伝』をいまの時代にあわせて復活させることが出発点だと思い、この企画が動きだしました」と想いを語った。
そして、HDリマスター版のゲーム画面も公開。ドット絵の雰囲気はそのままに、顔グラフィックをはじめさまざまな部分がより美しくなっている。
なお、顔グラフィックはすべて河野氏が描き直しているとのこと。
さらに本作は『幻想水滸伝2』とのセットで発売されることが発表。
また、音響に関してもリマスターが行われており、足音や風で揺れる木々なども表現されているとのこと。さらに、全体マップ、セリフログ、オートバトル、倍速バトルなどが追加され、遊びやすくなっているそう。
なお、発表にあわせて、TGS2022のKONAMIブースに本作のブースが登場。ブースでは作中でおなじみのサイコロゲームが楽しめ、全108種類の缶バッジがランダムでもらえる(もらえる数はサイコロゲームの結果に応じて変わる)。
以下、リリースを引用
不朽の名作RPG『幻想水滸伝 I&II』がHDリマスターで蘇る!『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』2023年発売決定!!
株式会社コナミデジタルエンタテインメントは、『幻想水滸伝 I&II HDリマスター 門の紋章戦争 / デュナン統一戦争』をPlayStation4、XBOX ONE、STEAM、Nintendo Switchで2023年に発売します。
『幻想水滸伝』『幻想水滸伝II』の世界観とストーリーはそのままに、グラフィック・サウンド・ゲームシステムをHDリマスター!!
グラフィック
最新エフェクトのドットアニメーション、 光や雲のグラフィックで臨場感のある画面に!
炎の揺れ、煙の燻り、木の葉や虫の動きなど、リアルな空気感を演出!
効果や演出などが一新され、 印象に残るシーンがより一層美しく甦る!
『幻想水滸伝 I HDリマスター 門の紋章戦争』キャラ新規描きおろし収録
1995年に発売されたオリジナル版『幻想水滸伝』でキャラクターデザインを手がけた河野純子氏が、本作『幻想水滸伝 I HDリマスター 門の紋章戦争』ではすべてのキャラクターを新たに描きおろしました。
サウンド
【フィールドサウンド】
川の流れる水の音、風の音、虫の声、走る足音など、オリジナル版にはない環境音を大量追加。これまでにない没入感を楽しめる!
【バトルサウンド】
全ての効果音をHD音源化。映像の3Dエフェクトの迫力に加え、リアルなサウンドでバトルの臨場感が大幅アップ!
ゲームシステム
新要素として、セリフログ、オートバトル、倍速バトル搭載等多くの機能を追加。その他の機能も今後公開予定!
『幻想水滸伝』とは
1995年にPlayStation用ゲームソフトとして発売。
中国の古典小説「水滸伝」をモチーフに、「紋章」を宿す者の宿命を描いたKONAMIを代表するオリジナルRPGシリーズの第1作目。帝国五将軍の父を持つ主人公が「108人の仲間」を集め、荒んだ帝国の圧政に抗う物語。家族、仲間との絆を描いた感動的なストーリーが世界で高く評価された。
「紋章」「108人の仲間」といった「幻想水滸伝」特有のシステムは以降のシリーズ作品に受け継がれている。他にも、自軍の勢力や拠点を強化する「本拠地」、軍勢同士で対決する「戦争」など、物語の壮大さを補完する意欲的なゲームシステムが採用されている。
『幻想水滸伝II』とは
1998年に発売された「幻想水滸伝」シリーズの第2作目。
前作で好評だった紋章、108人の仲間、本拠地、戦争といった「幻想水滸伝」特有のゲームシステムをさらに進化させ、1作目の3年後を舞台としたシリーズ続編タイトル。
主人公を含む3人の幼馴染は大きな運命の渦に翻弄される。キャラクターごとに細やかな心理描写がされたストーリーは多くのファンの感動を呼び、「幻想水滸伝」シリーズを代表する1作となった。