2022年冬に稼働を予定しているアミューズメント施設向けの音楽体感演奏ゲーム『MUSIC DIVER』(ミュージック ダイバー)。2022年5月27日~29日にロケテストも予定されている本作を先んじて体験することができたので、その感想をリポートする。
演奏はスティックを使用。叩くのはスクリーンと周囲にある“エッジ”
今回の試遊では1クレジットで3曲を遊ぶことができ、成績に関わらずすべての曲を最後までプレイできた。曲がスタートすると、画面の中心から譜面(ノーツ)が流れてくる。ノーツが円の外周に重なる瞬間にスティックで画面、もしくは画面外にある“エッジ”を叩くと対応する音が鳴って、気持ちよく音楽を奏でられるわけだ。
ノーツは上下左右の4エリアに出現。エリアごとで異なる音色が鳴る!
画面は上下左右4つのエリアに分かれていて、ノーツもそのエリアに対応したものが流れてくる。当然、叩くべき場所はノーツが流れてくるエリアのスクリーン、もしくはエッジということになる。ノーツをタイミングよく叩くことに成功すると曲に合った、もしくは曲を再現するような音が鳴る。曲やシチュエーションによっては、ギターやピアノなど鳴る楽器もエリアごとに変わったりするので、叩いていて楽しい。
試遊では各曲に対して、4つの難度が選択可能
曲の難度が低いうちは、流れてくるノーツも少なく、落ち着いてプレイできるが、難度を上げると、いろいろなエリアにつぎつぎとノーツが出現し、てんやわんや。筆者はあまり音ゲーが得意ではないため、NORMALがちょうどいいくらいだったが、HARD以上になるとかなりの量のノーツをさばくことになり、まるで自分が曲を演奏しているかのような錯覚に酔いしれられる。これこそが『ミュージックダイバー』の醍醐味だろう。
液晶画面をスティックで叩くのは初めてなので、最初こそ恐る恐るのプレイだったが、音楽にノッているうちに気にせず思い切り叩いていた。本作に限らず、音楽ゲームが上達するコツは“音楽を楽しむこと”に尽きる。太鼓ともドラムとも似ているようで異なる感覚が新鮮!
幅広いジャンルの有名曲がズラリと揃う
EDM、ポップス、アニメソング、ボーカロイド曲、東方シリーズのアレンジ曲、ゲームミュージックなど、収録曲はいわゆる“音ゲー”ファンも納得のラインナップになっていて、音楽に疎い自分でも「聞いたことある!」となる曲も多数用意されていた。
譜面を自分好みにクリエイトする機能も導入予定
試遊ではまだ体験できなかったが、『ミュージックダイバー』には自分で譜面を作り上げて共有する機能も実装される予定となっている。4つのエリアやスクリーンとエッジの叩きわけによって、さまざまな楽器の演奏をひとりで実現できてしまう本作。いろいろな角度から音楽にダイブできる『ミュージックダイバー』の稼動は、今冬の予定だ。音楽ゲームが好きな方は、楽しみに待とう。
『MUSIC DIVER』タイトル詳細
- タイトル:MUSIC DIVER
- ジャンル:音楽体感演奏ゲーム
- 稼働日:2022年冬(予定)
- メーカー:株式会社タイトー
- プレイ人数:1名