2022年5月18日より配信される『Apex Legends』のモバイル版『Apex Legends Mobile』において、限定新レジェンド“フェード”が登場する。
フェードはローンチ時に登場する最初のモバイル限定レジェンド。このハイテクスーパーソルジャーは、レイスと同じようなフェーズシフトアビリティと対戦相手を制圧するアルティメットアビリティを持ち、攻撃的な性能となっている。
本稿ではフェードのパッシブ、戦術アビリティ、アルティメット(ウルト)などの能力をまとめてお届けする。
※なお、一部動画やスクリーンショットはメディア向けに実施された先行プレイにて撮影したものです。
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少し前の場所へ安全に戻り、敵も味方も虚空へと誘うアタッカー“フェード”
傭兵一家の一員だったがある仕事に失敗し、リベンジの機会を探っているフェード。非常に機動性の高いアグレッシブなレジェンドで、レイスと同じフェーズシフトを使用できるスーツを着用している。家族の死に関わった連中をおびき出して復讐するため、あえて盗んだスーツを着用してApexゲームに参加しているとのこと。
パッシブアビリティ:サージ
フェードのスーツは、疾走するときに残像を残して急加速する能力を持っており、スライディングジャンプをすると一時的(約3秒程度)に移動速度が上がる。イメージとしてはオクタンの興奮剤(Q)を使用に近く、3人称視点を見るとパッシブ発動時には青いエフェクトが出ている。
おもに移動や敵の逃走時に活躍してくれるようなアビリティだが、戦闘でとっさに使用してストレイフ(レレレ撃ち)と併用するのも強力かもしれない。なお、クールダウンタイムも存在するので使用感覚を体で覚える必要がある。
開発担当者によると、スライドジャンプが強く『Apexモバイル』の全プレイヤーに覚えてもらいたいキャラになっており、高度な動きを試してほしいとのこと。
戦術アビリティ:フラッシュバック
スーツの能力により、フェード自身を虚空へと引き剥がし、60mほど後方の元の場所へ連れ戻す。この戦術アビリティはレイスの“虚空へ”と非常に似ており、元の場所へ戻っている際は無敵となる。
レイスとの大きな違いはふたつ。ひとつ目は虚空へ入った後でも任意のタイミングでキャンセルできるという点。これにより、虚空へ入るタイミングを間違えたために味方へのカバーが遅れるなどの状況をなくすことができるだろう。
ふたつめはレイスが虚空へ入るまでの時間よりも少々短いことだ。筆者の体感では、初期のレイスとまではいかないが、現状のレイスよりは早く感じた。ただし、レイスのように虚空に入りながら自由に動けるわけではない点には注意したいところだ。
開発担当者によると、戦術アビリティはスキルの足りない初心者がマズい状況を脱するのに使えるので、その分リスキーなプレイにも挑めるというのがポイントだという。もちろん上位プレイヤーが撹乱に使えるポテンシャルもあるとのこと。
アルティメットアビリティ:フェーズチャンバー
アクティベータコアを投擲物に入れて投げるウルト。爆発して数秒間に渡って周囲の全員を巻き込み、ダメージを与えることも受けることも不可能にする。簡単に言うと、敵も味方も強制的に虚空へ送り込む投擲物だ。
攻撃面では敵を1人~2人ほど虚空へ送り込めば人数有利を作れるほか、もちろんピンチの仲間を無敵状態いすることも可能。ジブのウルトを味方全員で一時的に回避するために使用するなど、サポート面でも役に立ちそうだ。
フェードはPC・CS版で登場するのか
開発担当者の話では、現時点ではモバイル限定のレジェンドになるとのこと。「PC/CSでフェードをプレイしたいという人も出てくるかと思うが、今後どうなるかはまだ分からない」だそうだ。
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