Remedy Entertainmentが、アクションシューティング『マックス・ペイン』とその続編『Max Payne 2: The Fall of Max Payne』のリメイク版を開発中であることを発表した。パブリッシャーはロックスター・ゲームスで、ゲームは1本のパッケージとしてプレイステーション5/Xbox Series X|S/PCでリリース予定となっている。

 『マックス・ペイン』は、元刑事のマックスを主人公とするTPS(三人称視点シューティング)。スローモーションの中で銃撃する“バレットタイム”のメカニズムやノワールタッチのハードボイルドなストーリーなどが特徴で、2000年代にRemedyが2作を手掛けて以降、ロックスター開発による『マックス・ペイン3』まで3作品がナンバリングタイトルとして展開。2008年にはマーク・ウォルバーグ主演による実写映画化も行われている。

 なおリメイク版は1&2セットで1本のパックとなり、Remedy内製のゲームエンジンであるNorthlightを使用する予定。現状はコンセプト開発の段階で、開発費はロックスター・ゲームスが出資し、その額はRemedyの大作級レベルのものとなるという。また発売後にロックスター・ゲームスが開発費やマーケティング費などの諸費用を回収するとRemedyにもロイヤルティが発生するという契約になっているようだ。

マックス・ペイン(2000)
初代『マックス・ペイン』はスタジオのメインクリエイターであるサム・レイク氏の顔を貼っつけたサムの造形も特徴のひとつ。