マンガやアニメ作品がTwitterのトレンドワードに浮上するケースは少なくありません。2022年3月2日~3月8日のあいだにも、“あるマンガ”のタイトルが話題を呼びました。そこで今回は、3月4日にトレンド入りした『ハイパーインフレーション』に注目してみましょう。

スリリングな頭脳戦にドハマりする読者続出!

 “ハイパーインフレーション”という単語を聞くと、素直に経済用語を思い浮かべる人も多いはず。しかしTwitterを賑わせていた同ワードは、マンガ家・住吉九先生が描く作品のことです。

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 物語は架空の近代国家を舞台とし、主人公となるのは“奴隷狩り”によって両親を失った少年・ルーク。ある日、彼の前に神様が現れて“体からカネ(ニセ札)を生み出す能力”を授かります。そしてルークは大切な人を守るために“カネで戦う”ことを決意する……と、いうのが大まかなあらすじです。

 現在『少年ジャンプ+』で連載中の本作は、オリジナリティあふれるストーリー展開や魅力的なキャラによってじわじわと人気を博しているようです。トレンド入りした2022年3月4日は32話が更新された日で、読者からは「頭脳戦のレベルが高くてめちゃくちゃおもしろい!」、「下ネタと心理戦が絶妙なバランスで織りまざってるから読みごたえがある」などの声が殺到していました。

 ちなみにTwitterにトレンド入りした『少年ジャンプ+』の連載作品は『ハイパーインフレーション』だけではありません。タイザン5先生の『タコピーの原罪』や松本直也先生の『怪獣8号』も3月4日に最新話を公開。みごとトレンド入りを果たしています。

 2作品に関しては以前から“注目度の高いマンガ”として知られていましたが、人気急上昇中の『ハイパーインフレーション』が『少年ジャンプ+』の看板を背負う日も近いのではないでしょうか。