Blizzard Entertainmentが、開発中のアクションシューティングゲーム『オーバーウォッチ2』についての開発配信を放送。それに関連し、公式サイト等で募集が開始しているクローズドβテストをアメリカ現地時間の2022年4月26日より開始予定であることを発表した。

 『オーバーウォッチ2』のクローズドβテストは、現在関係者向けに行われているクローズドαテストを一般向けに段階的に拡大して行われるもの。4月26日に参加できるのはその第1陣ということになる。

 そしてこのクローズドβテストはPvP(対人戦)に特化しており、この時点ではPC版のみの実施となる(詳細は後述するFAQの内容を参照)。新キャラのソジョーンや新ルールの“プッシュ”、そして4つの新マップや既存ヒーローの調整(オリーサ、ドゥームフィスト、バスティオン、ソンブラ)などが含まれる予定だ。

 また配信ではゲーム内容の具体的な新情報はあまり出なかったものの、『オーバーウォッチ2』ではドゥームフィストがタンク扱いのヒーローになることも判明している(従来はダメージ扱い)。

 公式ニュースに掲載されているFAQ(この記事の執筆時点ではまだ日本語版が上がっていない)で触れられている情報は以下の通り。

  • クローズドβテスターの選出にあたっては、Battle.netアカウントの地域や、いつ募集に応募したか、PCのスペックなどのさまざまな要素が考慮される
  • 最初のテストには初代『オーバーウォッチ』を持っている必要がある
  • 最初のテストはPC版のみが対象だが、将来のβテストでは家庭用ゲーム機版も含める計画がある
  • クローズドβテストに当選すると、Battle.netに紐付いているメールアドレスにメールで通知される
  • βテストの参加人数は、テストの必要性とマッチメイクシステムが健康的なペースで機能できる量に応じて決定される。新機能を試すためにより多くのプレイヤーが必要と感じたり、マッチメイクをもっとスムーズに回そうと考えた場合は応募済みの中から追加される
  • βテストについてのさらなる詳細を、近々公式サイトやTwitterで告知予定
  • βテストへの応募は公式サイトから“今すぐ登録”のボタンを押して行える
  • 最小スペック(30fps)
    • OS: Windows 7/8/10 64bit
    • CPU: Core i3 / Phenom X3 8650
    • グラフィック: GTX 600 / Radeon HD 7000
    • メモリー: 6GB
    • ストレージ: 50GBの空き容量
  • 推奨スペック(ミディアム設定で60fps)
    • OS: Windows 10 64bit
    • CPU: Core i7 / Ryzen 5
    • グラフィック: GTX 1060 / R9 380
    • メモリー: 8GB
    • ストレージ: 50GBの空き容量
  • クローズドβテスト中のデータは製品版には引き継がれない
  • Mac版をやる予定はない