『LUNAR(ルナ)』シリーズを手掛けたゲームアーツが放つ王道RPG!

 ゲームアーツから発売されたRPG『グランディア』。ゲームアーツはメガドライブの『LUNAR(ルナ)』シリーズなどを手掛けていたため、発売を楽しみにしていたゲームファンも多かったはず。

『グランディア』が発売された日。王道でロマン溢れる冒険にワクワクするRPG。クリアー後にはキャッチコピーの“忘れられない冒険になる”に納得すること間違いなし!【今日は何の日?】

 舞台は“世界の果て”と呼ばれる壁が発見されたことで、120年近くにも及んだ大航海時代が幕を閉じ、鉄と蒸気に象徴される産業革命の時代に突入した世界。

 最初は多くの冒険者たちが超古代文明の“エンジュール”を夢見て探していたものの、いつまでも発見されることはなく、科学技術の発展に伴って人々の関心はより快適な生活を送ることに向かっていくことに。冒険者たちも姿を消していきました。

 そんななか、冒険者の血を引き、いつか自分も冒険者になることを夢見ている少年であるジャスティンが本作の主人公。

 ジャスティンは仲間たちとともにさまざまな困難や敵との戦いを乗り越えながら、“エンジュール”の謎を解き明かしていく……というストーリーになっています。

『グランディア』が発売された日。王道でロマン溢れる冒険にワクワクするRPG。クリアー後にはキャッチコピーの“忘れられない冒険になる”に納得すること間違いなし!【今日は何の日?】
『グランディア』が発売された日。王道でロマン溢れる冒険にワクワクするRPG。クリアー後にはキャッチコピーの“忘れられない冒険になる”に納得すること間違いなし!【今日は何の日?】

 本作はロマン溢れるストーリーで感動するポイントはたくさんありますが、とくに、“世界の果て”という巨大な壁を登るイベントは、多くの人の心に残っているはず。自分も、ジャスティンを操作して“世界の果て”の頂点に到達したときの感動は忘れられません。月並みな言葉になってしまいますが、冒険っていいものだなと思いました。

 また、仲間キャラクターはストーリー進行に応じて入れ替わる方式でしたが、とあるキャラクターとの別れは悲しかったです。最後は泣き顔ではなく笑顔で別れる姿を見て、画面の自分のほうがボロ泣きしてしまいました。

『グランディア』が発売された日。王道でロマン溢れる冒険にワクワクするRPG。クリアー後にはキャッチコピーの“忘れられない冒険になる”に納得すること間違いなし!【今日は何の日?】
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 街やダンジョンも作り込まれており、街の人は話しかけるごとに内容が変わるなど芸が細かったです。食事シーンのグラフィックが凝っているのも『グランディア』の特徴で、楽しそうに食べるキャラクターたちを見ているとお腹が空いてきます。細部にいたるまで冒険の楽しさが詰まったゲームでした。

 バトルは“アルティメット・アクション・バトルシステム”といい、IP(イニシアティブ・ポイント)ゲージが溜まると行動できるというもの。全体の行動順や敵の行動を知ることで有利に戦うことができるので戦略性がありました。バトル中はフルボイスだったこともあり、迫力がありましたね!

『グランディア』が発売された日。王道でロマン溢れる冒険にワクワクするRPG。クリアー後にはキャッチコピーの“忘れられない冒険になる”に納得すること間違いなし!【今日は何の日?】
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 現在、『グランディア』のHDリマスター版である『グランディア HDリマスター』がPC(Steam)で発売中。また、『グランディア』と続編の『グランディアII』のHDリマスター版を1本に集約した『グランディア HDコレクション』がNintendo Switchで発売中です。

『グランディア HDリマスター』(PC)の購入はこちら (Steam) 『グランディア HDコレクション』(Switch)の購入はこちら (マイニンテンドーストア)
これまでの今日は何の日?

※画面には一部HDリマスター版が含まれています。