ファミリーコンピュータ ロボットの“HVC-012”が参戦!
いまから16年前の2005年(平成17年)12月8日は、日本で『マリオカートDS』が発売された日。本日で16周年となります。
『マリオカートDS』は『マリオカート』シリーズの5作目で、携帯ゲーム機としては『マリオカートアドバンス』に続く2作目。2021年9月末時点で2360万本の販売を記録しています(※販売本数はメーカー発表)。
マリオ、ピーチ、クッパというおなじみのキャラクターのほか、ファミリーコンピュータ ロボットである“HVC-012”が参戦したことは大きなサプライズ。ファミコン周辺機器で、ファミコンソフトと連動して動くロボットでしたが、ファミコン世代でも知っている人は少ないと思うので、元ネタがわかる人はマニアック。
『マリオカートDS』で懐かしいのは“にせアイテムボックス”(※『マリオカート64』にて“にせものアイテム”という名称で初登場)。その名の通りアイテムボックスの偽物で、触れるとスピンしてしまうため何度も苦い思いをしました。ボックスにハテナのマークがないのに、レースに夢中になっているとぜんぜん見分けることができなかったです。
そして『マリオカートDS』といえば、忘れられないのがオンライン対戦が採用されたこと! 自分はすでにゲームライターの仕事をしていたので仕事場にいればいくらでもローカル対戦で遊んでくれる相手はいましたが、家に帰ってからもニンテンドーWi-Fiコネクションを利用して、世界中のプレイヤーたちと対戦を楽しみました。当時のネットワークは有線が主流でしたが、ニンテンドーWi-Fiコネクションなら無線で簡単に繋ぐことができたのも、機械オンチの自分にはすごくうれしかったです。
また、本作はオプションでオリジナルのエンブレムを作成してカートに貼ることができました。オンライン対戦ではすごくこだわったエンブレムもあったりして、驚かされることも多かったです。
なお、オンライン対戦のイメージが強い『マリオカートDS』ですが、ひとり用もやり応えたっぷり。新規コースを走る“ニトログランプリ”や過去のシリーズに登場したコースを走る“レトログランプリ”が用意されているほか、レース形式とは異なるミッションクリアー型の“ミッションラン”というモードも。“ミッションラン”はパズル的な要素もあって新鮮でした。
現在はWi-Fiコネクションサービスを終了したのでオンライン対戦はできませんが、ひとり用もおもしろいのでこの機会に遊んでみてもいいかも。
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