宝島社は、毎年恒例のマンガガイドの最新版『このマンガがすごい!2022』(宝島社)を、2021年12月9日(木)に発売する。それに先駆けて、『このマンガがすごい!2022』のランキングにて、オトコ編1位が『ルックバック』(藤本タツキ)、オンナ編1位が『海が走るエンドロール』(たらちねジョン)に決まったことが発表された。

『このマンガがすごい!2022』1位は『ルックバック』(藤本タツキ)&『海が走るエンドロール』(たらちねジョン)
表紙にはフィッシャーズのシルクロードが登場。
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オトコ編1位:『ルックバック』(藤本タツキ)

 オトコ編の1位となった『ルックバック』(集英社)は、『チェンソーマン』などで知られる藤本タツキ氏の長編読み切り。2021年7月に“少年ジャンプ+”にて掲載されると、公開直後からSNSを中心に大きな話題を呼び、さまざまな業界のクリエイターからも称賛するコメントが相次いでいた。

 ちなみに、藤本タツキ氏は『このマンガがすごい!2021』でも『チェンソーマン』でオトコ編1位を受賞しており、オトコ編での2年連続1位は史上初となる。

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オンナ編1位:『海が走るエンドロール』(たらちねジョン)

 そして、オンナ編の1位は『海が走るエンドロール』(秋田書店)。65歳を過ぎ夫と死別した“茅野うみ子”が、海(カイ)という映像専攻の美大生に出会い、映像制作を学び始めるというストーリー。こちらもTwitterで第1話が大きな話題となった作品。

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 『このマンガがすごい!2022』ではランキング1位の作家インタビュー&描き下ろしカラーイラストのほか、オトコ編・オンナ編の各50位までを紹介。さらに、佐藤栞里、ヒャダイン、伊織もえ、など有名人のおすすめするマンガが多数紹介されている。そのほか、“三浦建太郎特集”として『ベルセルク』の振り返り&親交の深い漫画家の特別インタビューも収録。

[2021年12月7日14時10分修正]
一部文章に誤植があったため、該当の文章を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。