陸・海・空をレースカーで駆け抜ける!
2011年(平成23年)12月1日は、ニンテンドー3DS用ソフト『マリオカート7』が発売された日。本日で10周年を迎えました。
『マリオカート7』はタイトルが示す通り、『マリオカート』シリーズの7作目。厳密には『マリオカート』はアーケードでも展開していますが、『マリオカート7』は家庭用ゲームの7作目になります。
シリーズでナンバリングのタイトルが付いたタイトルは本作が初めてだったので、逆に新鮮でした。もう「7作品も出てたっけ!?」と驚きつつも、スーパーファミコン以降、任天堂が新しいハードを出すたびに『マリオカート』は出ていたので納得の数字でもあります。
なお、本日で10周年となる『マリオカート7』は3DSでもっとも売れたタイトル。初週販売本数は45.2万本で、任天堂の株主・投資家向け情報のページによると、2021年12月現在、全世界累計出荷本数1895万本も売れているそうです。
ゲームは空中や水中のエリアが追加されたのが大きな特徴、空中ではグライダーを展開して滑空し、水中ではスクリュープロペラを使用して走ることが可能に。過去のシリーズのコースを収録した“クラシックコース”では、これまでコースアウトになってしまった部分が走行可能に調整されており、新たな戦略性が生まれました。
また、カートのカスタマイズもできるように。フレーム、タイヤ、グライダーの3つのパーツを組み合わせて自分好みに調整できるため、個性を出すことができました。
個人的にうれしかったのは、ニンテンドーDSで発売された『マリオカートDS』に引き続き、ダウンロードプレイに対応していたこと! ソフトを持っている人がひとりいれば、最大8人でローカル対戦できるというすばらしい仕様でした。ソフトを持っていない人は“ヘイホー”しか使うことができず、カートのカスタマイズもできませんが、レースの楽しみは存分に味わうことができました。
自分が当時在籍していたゲームの編集部も夜中まで『マリオカート7』の対戦で盛り上がりました。校了でピリついていた編集長に「お前ら、うるさい!」と怒られたのも、いまではいい思い出です。
3DSならではの機能で、3D立体視やジャイロ操作にも対応。手軽に臨場感のあるレースを楽しむことができました。
キャラクターは全17体で、ジュゲム、ハナチャン、メタルマリオ、ハニークイーンが新しく参戦。審判キャラとしてなじみ深かったジュゲムがレーサーとして抜擢されたのは、とくにビックリしました。審判のジュゲムは緑の甲羅ですが、レーサーのジュゲムは赤い甲羅だったりします。それぞれ別の個体なんですかね……?
アイテムはファイアフラワー、スーパーこのは、ラッキー7というアイテムが初登場。なかでもインパクト抜群なのがラッキー7! 7つのアイテム(ミドリこうら・アカこうら・バナナ・ダッシュキノコ・ボムへい・ゲッソー・スーパースター)を同時に装備できるというもの。装備しているアイテムは横取りされる可能性もあるため、万能でなかったりもしますが、7つのアイテムを連打でつぎつぎに使えるのは気持ちよかったです。
そんな『マリオカート』シリーズは『マリオカート8 デラックス』と『マリオカート ライブ ホームサーキット』がNintendo Switchで発売中。スマートフォン向けの『マリオカート ツアー』も基本無料で配信中です。
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