海外の大手インディーゲームパブリッシャーDevolver Digital(LON: DEVO)が、ロンドンの新興企業向け市場AIMで株式上場を行った。

 Devolver Digitalは、古くは『ホットライン マイアミ』や『Downwell』などのアクションゲーム、最近では『GRIS』や『Death's Door』など、ユニークで質の高いラインナップで知られる。同社は今回の株式公開によって得た資金により、「これまでは検討できなかった相手も含めて」同社がパブリッシングする新作ゲームへの投資を行っていくとしている。

 ちなみに公式声明によると、上場後も大株主は依然としてDevolver従業員で、これは今後も継続していくという。一方、海外のゲーム業界誌gameindustry.bizが、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が5%の出資を行ったと報じている。

 また今回の株式公開に合わせて、FPS『シリアスサム』シリーズのCroteam、アクションシューティング『エンター・ザ・ガンジョン』シリーズのDodge Roll、カードゲーム『Reigns』シリーズのNerialといったDevolverでのリリース経験があるスタジオに加え、リアルタイムストラテジー『ストロングホールド』シリーズのFireFly StudiosをDevolver Digital傘下に収めたことが発表されている。