2021年10月2日~3日の2日間、KADOKAWA Game Linkageの映像番組“ファミ通x電撃 秋のゲーム大運動会”が配信中。
1日目となる10月2日に、ベセスダ・ソフトワークスの注目タイトルを紹介するコーナーが放送。本コーナーには、声優の青木瑠璃子氏、ファミ通編集部のコンタカオ氏、ベセスダ・ソフトワークスのレイナ・ボラノス氏に加え、『Ghostwire: Tokyo』のディレクターであるTango Gameworksの木村憲司氏がサプライズ出演。同作の世界観やコンセプトなどが語られた。
『Ghostwire: Tokyo』は、三上真司氏が率いる傘下のTango Gameworksが開発する一人称視点アクションアドベンチャーゲーム。人口の99%が消失した東京を舞台に、街に出現した怪異“マレビト”たちと戦いながら浄化を目指していく。
ゲームの舞台となるのは、実際の東京の街のおもしろいところを凝縮したオリジナルの東京。そこには、見たことがあるようなスポットもいくつか存在するという。また、日常と非日常が入り混じった世界がひとつのコンセプトとなっており、神事や伝統芸能、妖怪譚、都市伝説といったいろんな文化が取り入れられているとのことだ。
プレイヤーはひとりの主人公の少年を操作し、マレビトと呼ばれる怪異たちに立ち向かっていく本作。非日常な相手であるマレビトには、武器といった日常的な攻撃手段を通じず、炎や氷などのエレメントを使った超能力を駆使してダメージに与えたり、敵のコアを露出させて握りつぶすといった方法で戦っていくことになる。また、主人公をサポートしてくれる仲間たちも“普通の人間ではありえないような存在”のようだ。
本作は戦闘と探索の二軸となっており、さまざまな建物が乱立する箱庭型のマップは立体的に探索が可能。物語を進めることで、なぜ人々がいなくなった東京で主人公は消失しなかったのか、なぜ超能力が使えるのか、といった謎が徐々に明らかになっていく。
Tango Gameworksの代表作と言えば『サイコブレイク』シリーズがそのひとつ。本作も怪異が存在したりとホラーチックな要素が含まれるが、木村氏いわく“『サイコブレイク』シリーズとはジャンルが異なり、アクションアドベンチャーとして、より多くの人がゲームの世界観に浸れる作品に仕上げている”とのこと。さらに、ゲームとしての歯ごたえも調整している最中とのことなので期待したい。
『Ghostwire: Tokyo』は、プレステーション5およびPCにて、2022年初頭に発売予定。
※画像は番組をキャプチャーしたもの。