2021年9月30日~10月3日に開催の“東京ゲームショウ2021 オンライン”。基本はオンラインでの実施となっている本イベントだが、プレスやインフルエンサー限定で幕張メッセにて試遊や展示も行われている。
本記事では、iOS/Android向けに配信予定の買い切り型新作RPG『エクスアストリス』の展示を実施中である、Hypergryph(ハイパーグリフ)ブースの模様をお届けする。
世界観を再現したフォトスポットも
『エクスアストリス』は、アプリゲーム『アークナイツ』を手掛けるHypergryphが開発中の、アクションとターン制バトルが楽しめる新作RPG。基本無料ではなく、買い切り型でのリリースが予定されているアプリだ。
買い切り型にしたのは同社としても初めての試みで、スマホゲームが業界として発展してきて、ユーザーからもニーズがあると判断して決定したとのこと。そして今回、より多くの人に興味を持ってもらうべく、日本最大のゲーム見本市である東京ゲームショウに出展したのだそうだ。
ブースには、世界観を再現した立体モデリングが展示されていた。古代文明のオブジェに加え、タイヤのない未来型バイクを設置。こちらはフォトスポットにもなっており、実際にバイクにまたがったりすることも可能だった。
本作の舞台は、SFと古代文明の要素が融合した世界観を持つ、はるか未来のとある惑星。主人公は、この星の探索のために地球からやってきたという設定だ。“古代文明”はストーリーだけでなく、ビジュアル全体にも大きく取り入れられている要素。冒険中はそこかしこに独特の幾何学模様が見られる。
この幾何学模様はブース全体のデザインにも使われており、古代的でもあり、未来的でもある雰囲気を演出していた。しかしその中に、幾何学模様とは異なる文字も……。
これはゲーム内でも使われている“異星文字”。じつは本作のためにいちから作り上げたもので、きちんと法則性もあるという凝りようだ。なお、ブースに書かれた文字は、じつはストーリーに関わるキーワードらしく、内容は明かせないらしい。もしゲームをプレイすることがあれば、この記事を思い出して答え合わせをしてみてほしい。
さらに、ブース内のモニターではPVとゲームプレイ動画が交互にくり返し流されていた。プレイ動画には黒髪の少女と金髪の少女のふたりが登場している。現在のところキャラクターはこのふたりのほか4人ほど登場する予定らしく、その中から3人パーティーを編成して冒険に挑むことになる。
『エクスアストリス』ティザーPV
『エクスアストリス』ゲームプレイ映像
まだ開発の早期段階ということで、発売時期などについては残念ながらまだ決まっていないそうだが、開発自体は順調に進んでいるとのこと。アニメとリアルのビジュアル的融合に挑戦している本作。そのクオリティーと今回発表された独特の世界観に、期待が高まる一方だ。