2021年8月4日、任天堂とコロプラは、スマートフォン向けゲームアプリ『白猫プロジェクト』での特許権侵害訴訟等について、両社の和解が成立したと公式サイトや公式ツイッターで発表した。
[任天堂HP]ニュースリリース「特許権侵害訴訟の和解成立のお知らせ」を掲載しました。
https://t.co/kqQN7WeS15
— 任天堂株式会社(企業広報・IR) (@NintendoCoLtd)
2021-08-04 15:05:40
\お知らせ/
任天堂株式会社との訴訟に関しまして、和解が成立したことをお知らせいたします。
詳細は、コロプラコーポレートサイトの本日付けのお知らせをご確認ください。
当社は引き続き、ユーザーの皆様方によりよいサービスを提供していけ… https://t.co/I7Z9NvKQ28
— コロプラ公式アカウント (@colopl_pr)
2021-08-04 15:06:05
本件は、2018年1月10日、任天堂よりコロプラに対して行われた『白猫プロジェクト』の一部操作方法についての特許権侵害の訴え(損害賠償および、同タイトルの生産、使用等の差し止め請求)に基づく請求に関するもの。
当初、賠償請求金額は約44億円とされていたが、2021年2月と同年4月に請求額の増額が告知され、遅延損害金を含めた損害賠償請求額96億9900万円の大型訴訟となっていた。
今回の和解について、コロプラ側の資料によると、「和解による早期解決を図ることが最善であると判断し、このたび、和解について合意に至りました」としており、その内容は、コロプラが任天堂に対して今後のライセンスを含めた本件訴訟の和解金として総額33億円を支払い、任天堂が本件訴訟の訴えを取り下げることとしている。