スマートフォン向けにNetEase Gamesより配信中の『大三国志』。本作はその名の通り“三国志”を題材とした戦略シミュレーションゲームだ。

 “三国志”をテーマにしたゲームは数多く存在し、戦略シミュレーションという題材も珍しくはない。タイトルに“大”と名付けられている本作の特徴は、とにかく大きいこと! 約200万マスからなる広大なマップに、プレイヤーそれぞれが拠点を構えてゲームを進めていく。ゲーム内の戦争は数ヶ月に及ぶほどに甚大で、さらに登場する武将400人以上と、とにかくいろいろなところが“大”なのである。

 本記事ではそんな本作の魅力を解説しつつ、開催される最新イベントについても紹介していこう。

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本記事は、NetEase Gamesの提供でお送りいたします。
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プレイヤーを熱中させている要素は?

 領土の拡大に欠かせないのが、武将たちの存在。数名からなる軍団を作って、拠点や領土に出撃して戦っていく。三国志が題材になっているものの、魏や蜀といった史実の国はとくに関係ない。歴史で名を馳せた曹操や劉備、孫堅などといった武将たちが自分の部下として活躍してくれる。武将たちの美麗なイラストも見どころのひとつ。

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バトル画面は見ることもできるし、スキップも可能。
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400を超える武将たちを仲間にしよう(基本はガチャでの入手)

 ちなみに細かい部分ではあるが、本作はグラフィックを2Dか3Dで選ぶことが可能。美麗なグラフィックで遊びたければ3Dに、スマホの消費電力を抑えたい、もしくはスマホのスペックがそこまで高くないという場合には2Dで遊ぶなど、ユーザーフレンドリーな仕様となっている。

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こちらは2D版。

連盟どうしのバトルが熱い!

 最大の特徴であり、プレイヤーを熱中させているのが“主城”の存在。本作のフィールドは13州に分かれており、各州ごとに“主城”というものが用意されている。この城を占領した“連盟”(いわゆるギルド)が州の主となり、州を納めることができる。

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主城。ひとりで攻略するのはほぼ不可能なほどに強固。

 ともなれば、連盟どうしのバチバチの戦争がくり広げられるというのが、本作の醍醐味なのである。ただ力任せに戦争をくり広げるだけではなく、連盟どうしで同盟を結んで攻略していったり、はたまた敵連盟にスパイを送り込むなど、情報戦も可能なのもおもしろいポイント。たとえば協力関係にある連盟を裏切ってもオーケー。まさに三国志さながらの、領土の奪い合いが体験できるのだ。

 最終的には董卓軍(NPC)が占拠している首都・洛陽の攻略と、全13州の主となり天下統一を目指すのが究極的な目的となる『大三国志』。この要素があるのでソロプレイにはあまり向いていないゲームと言えるが、連盟は比較的気軽に参加できるので、もしいまから始める人でもご安心を。むしろ、連盟は数多く存在するので、逆に勧誘される可能性もあるだろう。

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董卓のいる洛陽

イベント“風雲物語”開催中!

 というわけで、『大三国志』はプレイヤーどうしの戦略と知略がぶつかり合うタイトル。その中で、数々のドラマも生まれているということだ。そんな本作ならではのイベントとして四半期ごとに開催されているのが、プレイヤーから実際にプレイして起きたことを体験談として投稿する“風雲物語”だ。

 ファンならご存じの通り、『三国志』で描かれる戦場には胸躍るエピソードが数多く登場する。“風雲物語”では、それらに負けず劣らずのゲーム内での体験がストーリーとして投稿されるというわけだ。

 “風雲物語”に応募されるストーリーは、さまざまな形で表現され、印象的なものばかり。戦場での戦略や策略を綴ったものなど、まさにダイナミックな三国時代の戦場を再現するものもあれば、ゲームでの交流をきっかけに実生活でも友人となり、『三国志』で多く描かれるような兄弟愛を再現するものなど多種多彩だ。これらの物語は刺激的であり、感動的でもある。

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 大いに盛り上がりを見せる本イベントだが、三国志好きで有名なお笑い芸人・井戸田潤氏(ハンバーグ師匠)もTwitterを通じてコメントを寄せている。以下のツイートにもある通り、ほかのプレイヤーたちの経験談をもとしたエピソードには、共感したり、驚かされたりすることが多い。

 ちなみに、投稿された体験談は、公式審査員とプレイヤーによる投票によって優秀作品が決められる。過去にには500本以上の投稿があったほか、20万人が参加し、30万票もの投票があったほどに、プレイヤーたちの人気も高い。

 たとえば2020年には、連盟どうしの同盟間で起きたことを語る“同盟物語”、熱い戦いをくり広げたエピソードを披露する“普天率土”、手紙(いわゆるメール)をテーマにした“最も印象的な手紙”というお題で、体験談が募集された。

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 スマホゲームのイベントというと、基本的にはゲーム内のプレイに関するイベントのほか、対戦をメインにした大会系、配信系の動画コンテンツ、はたまたデザインコンテストなどが挙げられるだろう。本作にもそういったイベントは用意されていつつも、“ユーザーの体験談コンテスト”というのは、スマホゲームのみならず、ゲーム業界としてもなかなかに珍しい要素。

 というのも、先述の通り『大三国志』はユーザーどうしが連盟を組み、広大なマップの中で本物の戦争さながらに激戦をくり広げる、人と人とのつながりが非常に深いゲームだ。その奥深さこそが、豊富かつ魅了的な体験談を産む要因となっているのだろう。

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 “風雲物語”に豊富なプレイヤーストーリーが集まるのは、『大三国志』で実現されたユニークなSLGプレイモードの恩恵といえるだろう。膨大な数のプレイヤーが参加し、戦略、戦術、外交などマルチな策略をコアとする戦争体験が、思いもつかないような体験につながるというわけだ。

 下記のリンクでは、過去の受賞作が公開されている。ゲームをやっていなくても楽しめるようなエピソードも多いので、ぜひ読んでみてほしい。

先輩主公の作品

 ちなみに風雲物語で優秀賞に輝くと、そのエピソードをもとにマンガにしてくれたりするのが、運営のサービス精神旺盛なところ。そのマンガをまとめた冊子“大三国志風雲録”というものが作られたりしたことも。さらに、声優の西原翔吾さんがエピソードを朗読するという施策もおこない、ユーザーからは高評価を得ている。

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2021年の新テーマは“こんな手もあったか!”

 そして2021年3月28日まで開催されているのが、“風雲物語”の新テーマ“こんな手もあったか!”だ。たとえば予想外だった戦争の結果や、誰も考え付かなかったような計略にハメられたなど、思わず「こんな手もあったのか!」と叫んでしまうような投稿を募集している。みごと賞に輝けば“iPad(32GB)”など、豪華な賞品をゲットできる。

 また、イベントでは有名な連盟の盟主にインタビューし、どのように連盟を運営しているのか聞くといった施策も実施中だ。

 応募の締め切りが3月28日、結果発表は3月31日となっているので、あともう少しで終わるといったところ。それでも投票さえ集めてしまえば賞をゲットできるので、気になる人はぜひいまからでも投稿してみよう。

 なお、前日となる3月27日には、オンラインイベントが開催されるので、そちらもお楽しみに。