アニメ『ドラえもん』の劇場版最新作『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』が、2021年3月5日に公開されることが明らかとなった。

 本作は、1985年に公開された『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争』のリメイク作品だ。脚本は新しいものとなり、現在の技術を駆使した3DCGで描かれる宇宙船はより迫力が増してスケールアップ。なお、監督を務めるのは『映画ドラえもん のび太の月面探査記』で演出を手掛けた山口晋氏。脚本は佐藤大氏が担当する。

 さらに、主題歌はOfficial髭男dismの新曲『Universe』に決定。本作のために書き下ろされた楽曲は、大きな宇宙の小さな星を舞台に再びくり広げられる大冒険を彩る一曲だ。また、Official髭男dismが主題歌を担当するにあたり、監督の山口晋氏は「この曲が流れるエンディングをイメージして初めて“いける!”と確信できました。映画館を出て空を見上げながら口ずさみ、もう一度たかぶってもらえたら嬉しいです。」とコメントしている。

 本楽曲を使用した予告映像も公開されているので、そちらもチェックしてみよう。

【Official髭男dism 藤原聡 コメント】
 この度Universeという楽曲が生まれました。 ドラえもんは僕にとっても小さな頃から親しんでいたアニメで まず今回主題歌を担当させて頂けた事を大変光栄に思っています。

 子供も大人も分け隔てなく包み込みながら回るこの世界で 自分の人生のあり方を、小さな頃からずっと考えていましたが、答えは今も出ないままです。 なんなら、学校でも会社でも自己評価ってものがずっと苦手でした笑 結局「あの頃はどう」とか、後出しジャンケンで自分の過去を評価する事しか出来ないまま今も暮らしています。 そんな自分の人生をそのまま楽曲にしたことで、少年時代の自分とまた出会えたような気がしたし 日が暮れるまで夢中で遊んだ頃と同じように、この楽曲を作ることに夢中になっていきました。

 このUniverseが映画に彩りを添えられる楽曲になってくれたら嬉しいなと思うとともに、 聴いて下さった皆さんの日々や、その日々に入り込んでくる悩み事に寄り添ってくれたなら バンドとしてこんなに幸せな事はありません。
共にトライアル&エラーを繰り返しながら生きて行きましょう。

【山口晋 監督 コメント】
初代「のび太の恐竜」が映画化されるまでの盛り上がりを経験した身としては、この仕事は一つの夢でした。あの頃の自分が熱狂するドラ映画を作りたい!という思いが今の原動力です。内容的には、開拓者精神にあふれた20世紀のスペースファンタジーたちに敬意を払いつつ、その上でいかに新鮮な驚きを感じてもらえるかに知恵をしぼりました。そして主題歌。今回、Official髭男dismさんに担当して頂いているのですが、この曲が流れるエンディングをイメージして初めて「いける!」と確信できました。映画館を出て空を見上げながら口ずさみ、もう一度たかぶってもらえたら嬉しいです。

ドラえもん公式サイト(ドラえもんチャンネル)より引用

作品概要

  • タイトル:『映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021』
  • 公開:2021年3月5日(金)
  • 原作:藤子・F・不二雄
  • 監督:山口晋
  • 脚本:佐藤大
  • キャスト:ドラえもん:水田わさび、のび太:大原めぐみ、しずか:かかずゆみ、ジャイアン:木村昴、スネ夫:関智一
  • 主題歌:Official髭男dism「Universe」