2020年10月24日~25日、広島県福山市のJR福山駅周辺にて、広島エリア最大級のアニメイベント“フクヤマニメ3”が開催される。
本イベントは声優・クリエイターのトークショーや作品展示、同人誌即売会、映画上映、コスプレなど、複数企画の集合体だ。出演者はアニメ監督・羽原信義氏や声優・福山潤氏、お笑い芸人・天津 向清太朗氏など、広島県や福山市に縁のある人たちが中心となっている。
10月24日13時からは『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)大会“CARRIERS-中四国高校LOLトーナメント-”も開催。日々練習に励む中四国地方の高校生たちがオンラインで激突する。
試合の模様は配信されるほか、天満屋福山店の8階会場でパブリックビューイングでも観覧可能だ。
【CARRIERS-中四国高校LoLトーナメント】
中四国のeスポーツ部のある高校を集めた大会を10月24日「フクヤマニメ」にて開催いたします‼️
優勝を目指して中四国の高校生たちがぶつかり合い切磋琢磨する様子を見逃すな
— CARRIERS【公式】 (@CARRIERS_9)
2020-10-17 12:33:46
若者のがんばりとは別に、注目ポイントがもうひとつ。優勝者に贈呈されるトロフィー代わりの賞品がすごい。何とも珍しい、Wキーのキーキャップなのである。
ただし、
めちゃくちゃでかいのだ。大会を運営するアンカーズに問い合わせたら上記の写真が送られてきた。10センチ角で重さは2キロオーバー。こんなの笑うしかない。
『リーグ・オブ・レジェンド』をはじめとする多くのPCゲームにおいて、“W”は前進やスキル発動に使用する重要なキーだ。WINNER(勝者)にもかかっているあたりにセンスを感じる。将棋における王将の駒型インテリアと同じようなもの、とのこと。
ちなみに、輝くWキーを作ったのは、金属の精密加工を得意とするキャステム。これまでにキン肉マンに登場するロビンマスクの実物大マスク(実際にかぶれるが、7キロもあるので首がたいへん)などを手掛けており、技術力とフットワークの軽さに定評がある。
ポイントは、キャステムが広島県福山市に本社を構える企業ということ。同日24日に富山県で名産品のカニを賞品とした『カニノケンカ』大会の開催が話題になったように、福山市のWキーもまた地元の強みを活かした賞品と言える。
数年前から各地でeスポーツ関連の団体が立ち上がっている。活動方針はそれぞれだろうが、やはりその土地の特性を活かしてほしい。今回はオンライン大会だが、仮にこれがオフライン大会だったとする。ステージ上で燦然と輝くWキーが掲げられたらおもしろいじゃないか。
秋冬の北陸ならカニ、米所だったら米俵、福井だったら眼鏡なんてのもいいと思う。その土地ならではのイベントを、僕は見たい。
“CARRIERS-中四国高校LOLトーナメント-”詳細
- 日時 2020年10月24日(土)13:00~17:00
- メイン会場 福山天満屋8F特設会場(福山市元町1-1)
- 配信 Twitch(https://www.twitch.tv/carriers9)
- 出演者 解説/赤バフ(プロゲームプレイヤー)、実況/U者(eスポーツキャスター)、MC/住谷綾香
- 観覧 無料
- ゲームタイトルLeague of Legends
- 試合形式 トーナメント形式/シングルエリミネーション
- 対戦形式 Bo1、決勝のみ2本先取
- 優勝メモラビリア 大会オリジナルキーキャップ
- 主催 アンカーズ株式会社、フクヤマニメ実行委員会
- 協賛 株式会社CASTEM、RSK山陽放送株式会社、みろくの里