“ファミ通”と“ゲームの電撃”を展開するKADOKAWA Game Linkageがプロデュースするゲーム情報番組“GAME LIVE JAPAN 2020”で、2021年1月28日発売予定のPS4、Nintendo Switchソフト『魔界戦記ディスガイア6』を紹介する番組が放送。その模様をリポートする。
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本番組には、ガーリィレコードのフェニックスさんと高井佳佑さん、電撃からあーや、日本一ソフトウェア社長の新川宗平氏が出演。『魔界戦記ディスガイア6』の最新情報の紹介や実機プレイが行われた。
オープニングトークでは、新川さんの口から本作の開発進捗度は90%で、今回実機プレイするために無理やり持ってきたことが語られた。そしてプレイする前には、『魔界戦記ディスガイア6』の特徴として、異世界転生モノであることや前作と比べてさらにインフレが進んだことが紹介された。
前作まではレベル上限が9999だったのが、本作では9999万9999となっている。
ダメージも“京”の位までいくように進化した。もうつぎの位の“垓”に届きそう……。
そして、ゲームの特徴を紹介したところで実機プレイへ。今回の実機プレイでは、本作を知らない人にも魅力を紹介するために、ゲームの序盤にあるチュートリアルをプレイ。
チュートリアルは、操作方法を学べるだけではなく、プレイヤーがここまでキャラクターを強化できる指針を示すために主人公・ゼットの強さを強力にしているそう。それは敵のステータスの何十倍もゼットが強いことからも簡単にわかるようになっていた。
主人公ゼットの名前はゾンビ(zombie)の頭文字“Z”から来ているとのこと。
プレイでは、ゼットひとりで大量の敵と戦うことになっていたが、前述したようにゼットが非常に強力になっていたので苦戦することもなくチュートリアルをクリアー。チュートリアルを終えたところで、つぎのステージを用意するため実機プレイは一度終了。いまプレイしたチュートリアルのトークへ。
本作は、ビジュアル、遊び応え、遊びやすさの3つの要素の変化に挑戦しており、そのためシミュレーションRPGが苦手な人でもサクサク進められるように調整していること、ストーリーをクリアーするだけでも十分にキャラクターが育つことが新川氏から語られた。
ビジュアルの3D化については、戦闘中だけではなくストーリー中も3Dデモが表示されることが実機プレイからもわかった。もちろん、ただ3Dになっただけではなく、派手な演出ができるようになったとのこと。
ゼットは雷がバチバチしているようなエフェクトの技が使用できる。
シリーズにもたびたび登場していた“ニジレンジャー”のレッドが主要キャラに。性別も女の子に変わった。
正統派の美少女に見えるが、新川氏の態度からは何やら秘密がありそうな……。
遊びごたえの変化として、本作では短時間でやりこんだ体験ができ、お手軽に強さを体感できるようになったという。短時間のやりこみというのは、昨今のユーザーがゲームを掛け持ちしたり、動画を見たりと忙しい状況に合わせて、もっと手軽に遊んでもらえるものを目指したというもの。その結果として、やりこみのインフレを起こし、従来のシリーズに比べて、レベルやダメージの上限が桁違いに上がっている。
遊びやすさとしては、スマホ版の『魔界戦記ディスガイア リファイン』で導入された自動周回機能や倍速機能を、『魔界戦記ディスガイア6』でも実装。もともとはスマホアプリのオートプレイ需要などに合わせてスマホ版で導入したものだが、プレイヤーから非常に好評だったため、次回作でも導入しようと考えていたと新川氏は語る。
また、サクサクレベルが上がるようになっており、ストーリーをクリアーするだけで数千までレベルが上がることが語られた。一方で、シリーズをやりこんでいるユーザーからは“やりこみ要素が薄れる”という声が出ると考えたことから、今作ではレベルの上限を上げたうえでバランス調整を行ったのだそうだ。
ちなみに倍速機能は4倍、8倍、16倍、32倍と速度を調整できるのだが、32倍速でキャラクターの動きがほとんど見えず、気付いたらステージをクリアーしているくらいのスピードになっていた。なお、32倍の上でほぼスキップになるような速さもあるのだとか。
周回モードがいつから使用できるのかは調整中とのこと。
最後に、新川氏から本作について「3つの変化に挑戦しているので楽しみにしてほしい」と語り、「毎回ストーリーやキャラクターが違うので、興味のある方は既存のシリーズもプレイしてもらいたい」とコメントして番組を締めくくった。
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