のちのゲームに与えた影響は計り知れない、ローグライクを広めたタイトル

 いまから18年前の1993年(平成5年)9月19日は、スーパーファミコン用ソフト『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』が、チュンソフト(当時)から発売された日。

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』がスーパーファミコンで発売された日。ローグライクを日本に広めた1000回遊べるRPG!【今日は何の日?】

 『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』は『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場した武器商人のトルネコを主人公にしたRPG。

 同名のシリーズはもちろん、『風来のシレン』や『ポケモン不思議のダンジョン』『世界樹と不思議のダンジョン』などの元祖。また、本作がなければ『Elona』や『片道勇者』などの名作フリーゲームや、『オメガラビリンス』などの怪作も生まれなかったのではないでしょうか? それぐらい重要な作品です。

 『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』はパソコンゲームの名作『ローグ』のシステムをもとにした作品で、倒れるとレベル1の最初からやり直しになったり、ダンジョンがランダム生成で毎回マップが変化したりするのが特徴。

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』がスーパーファミコンで発売された日。ローグライクを日本に広めた1000回遊べるRPG!【今日は何の日?】

 また、HPのほかに“満腹度”があり、食事を摂らずにいると満腹度が減少していき、満腹度が0になると1ターンごとにHPが減るという要素も。さらに、同じ階層に留まり続けると地震が発生して強制的に下の階に落とされるなど、通常のRPGのようにレベル上げし続けるようなことはできなくなっており、ゲームバランスはしっかり取られていました。

 ゲームはターン制RPGとなっており、“移動”、“攻撃”、“アイテム”などで1ターン使用します。後半はひとつの行動が生死を分けるほどシビアになっていくので、とてもハラハラさせられます。登場する敵のモンスターがそれぞれ特殊な行動をしてきたり、ダンジョンの床にはワナが仕掛けられていたりと、そういった不確定要素も、この作品にハマる要因でした。

 せっかくダンジョンの奥まで進んだのに不慮の事故でやられてしまったときは「もうやりたくない!」と絶望するのですが、なぜかすぐにもう1回挑戦したくなる魅力があるんですよね(笑)。ゲームのキャッチコピーである“1000回遊べるRPG”は、まさにその通りだと思います。

『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』がスーパーファミコンで発売された日。ローグライクを日本に広めた1000回遊べるRPG!【今日は何の日?】
『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』がスーパーファミコンで発売された日。ローグライクを日本に広めた1000回遊べるRPG!【今日は何の日?】

 本作の魅力は『ドラゴンクエスト』の世界観を踏襲していたことでした。日本では“ローグ”はなじみが薄かったですし、ゲームシステムはストイックですが、『ドラゴンクエスト』ということで入りやすい作品でした。リリパットやきめんどうし、ベビーサタンなど、モンスターはどれも愛嬌があってかわいかったですね。でも、2回攻撃してくるシルバーデビルはトラウマだったなぁ(笑)。

 本作は、その後、シリーズ化されて1999年に『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険2 不思議のダンジョン』2002年に『ドラゴンクエストキャラクターズ トルネコの大冒険3 不思議のダンジョン』が発売されました。

 また、1995年からは世界観を一新した『風来のシレン』シリーズも展開。こちらも人気シリーズに。12月3日にはNintendo SwitchとSteamで最新作の『『不思議のダンジョン 風来のシレン5plus フォーチュンタワーと運命のダイス』』が発売されます。『トルネコの大冒険』から、そのおもしろさは不変なのでぜひチェックしてみてください。

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