任天堂公式サイトが更新され、ニンテンドー3DSシリーズの本体がすべて生産終了となったことが明らかにされた。

ニンテンドー3DSシリーズ(任天堂公式サイト)

 ニンテンドー3DSは2011年2月26日に発売。裸眼立体視機能や、任天堂の携帯ゲーム機としては初のスライドパッドを搭載し、すれ違い通信機能や歩数計機能、AR撮影など、ゲームソフトを購入しなくても楽しめるさまざまな機能を搭載していた。

 2012年7月28日には、液晶を大画面化したニンテンドー3DS LLが発売。

 2014年10月11日には、CPUを始めさまざまな性能が向上し、ボタン数も増加したNew ニンテンドー3DSと、その大画面版New ニンテンドー3DS LLが同日にリリース。

 2016年9月15日には、裸眼立体視機能と折りたたみ機構を排し、リーズナブルな価格のニンテンドー2DSが登場。

 その後、2017年にNew ニンテンドー3DSの生産終了が発表され、現今まで生産が続いている本体は

  • New ニンテンドー3DS LL
  • ニンテンドー2DS
  • ニンテンドー2DS LL

 となっていた。今回、それらの生産終了が発表されたことで、2011年から生産の続いていたニンテンドー3DSシリーズすべての本体について、生産が終えられた形になる。

 もちろん、本体の生産が終了しても、ソフト・ハードともに店頭在庫の販売は行われるし、下記関連記事で紹介しているカプコンのセールのように、ニンテンドーeショップでの販売は続けられている。

 ニンテンドー3DSには、自身が遊んだソフトの種類やプレイ時間を振り返られる“思い出きろく帳”がプリインストールされている。思い出を振り返って遊んだソフトに思いを馳せたり、遊び残したソフトをこれからプレイしてみるのもよいのではないだろうか。