本日2020年9月14日、講談社は、インディーゲームクリエイターを支援するプロジェクト“講談社ゲームクリエイターズラボ”を立ち上げ、第1期メンバーを募集することを明らかにした。選考を通じ選出されたメンバーに対し、開発支援金として年間で最大1000万円を支給するほか、完成したゲームの配信、宣伝、国際展開などのサポートを行うとのことだ。募集期間は2020年9月15日(火)から2020年11月3日(火)までとなる。

 講談社は、設立以来110年間“おもしろくて、ためになる”を社是として、“ものがたり”を創るクリエイターを支え、生み出されたコンテンツの価値を高め、世界へ広め、次代へつなぐことに尽力してきたとのこと。インディーゲームの盛り上がりにともない、同社が培ってきたノウハウが役に立つのではないかとの考えから、“講談社ゲームクリエイターズラボ”を立ち上げたという。

【企画梗概】
■応募資格:2年以内にオリジナルゲームを開発する企画と技術を持った人物またはサークル
■応募方法:特設募集ページ内の応募フォームに従い企画書などを送付(開発中のデータものでも可)
■募集期間:2020年9月15日(火)から2020年11月3日(火)まで
■募集する企画:
・世界で楽しまれることを見据えたデジタルゲーム、アナログゲーム
・講談社のコンテンツを使用したゲーム企画も可(条件あり)
■選考方法:書類選考、面接
■募集人数:最大で5企画、5名(または5サークル)を予定
■メンバー特典:
・半年ごとに500万円(最大2年間で2000万円)の開発支援金支給
・作業スペースの提供
・それぞれに担当者がつき、メンターとして取材、進捗管理、配信、宣伝などをサポート
・完成したゲームの国内外への二次展開促進など
■権利:成果物の権利は開発者に帰属します

※委細および応募フォームは講談社ゲームクリエイターズラボ募集ページへ

“講談社ゲームクリエイターズラボ”募集ページ

 なお、本プロジェクトへのスペシャルサポーターとしてゲームキャスターの岸大河氏が就任。さらに、多くのインディーゲームコミュニティやゲームスクールとも協力を図っていくとのことだ。

スペシャルサポーター・岸大河氏コメント
 「日々ゲームが進化し続けている中で、新たなインスピレーションによって生まれたアイディアが豊富に盛り込まれた作品が登場することを願っています。雰囲気づくりは勿論、隠し要素や細部へのこだわりなども期待しています」