Tencent Games(テンセントゲームズ)によりサービス中の、スマートフォン向け超大作MMORPG『コード:ドラゴンブラッド』(略称は『ドラブラ』)。2020年9月3日より、新ジョブ“夢獏”が使用可能となった。
本記事では開発テスト用クライアント(サーバーもテスト用サーバー)を使用して、新ジョブ“夢獏”を体験してみたプレイレビューをお届けしよう。
『コード:ドラゴンブラッド』とは?
『コード:ドラゴンブラッド』(略称は『ドラブラ』)は、スマホで楽しめる本格的な超大作MMORPG。一般的なMMORPGと同じように、レベルを上げながら、個性的なキャラクターたちが多数登場するストーリーを追うのがメインコンテンツとなっている。
ただし本作はサブコンテンツが非常に豊富なのが特徴で、ひとりで挑戦するダンジョンやマルチプレイで楽しむPvE要素から、ほかのプレイヤーと競い合うPvPなども満載。PvPには昨今流行のバトルロイヤル系のものまで用意されている。
さらに車や馬などに乗れる乗り物や、キャラクターの衣装カスタマイズといった見た目に関わる要素から、料理をしたりお店を経営、マイホームを立てたりなど、自由に何でも楽しめるのが大きな魅力。ゲームに登場するキャラクターを仲間にしていくという要素もある。
ミニゲームも充実しており、サーキットでのレースや、バスケット、UFOキャッチャー、リズムゲームなどなど細かく用意されているのも魅力。2020年11月(予定)のアップデートでは、昨今話題の“オートバトラー”系のオートチェスミニゲームまで追加されるとのこと。
なお、より詳しく『コード:ドラゴンブラッド』がどんなゲームかより詳しく知りたい方は、下記ファミ通appの記事をチェックしてみてほしい。
新ジョブ続々登場予定! これまでのジョブをおさらい
夢獏を紹介する前に、ジョブについて解説しよう。本作には現在5つのジョブが存在し、プレイヤーは条件を満たすことでいつでも好きなジョブに変更できる。
“村雨”は2本の刀を持ち換えながら戦う、近接特化型のジョブ。多彩なコンボでダメージを出せるだけでなく、防御に特化した状態を駆使することでタンク役になれるのが大きな特徴。
“鷹狩”は二丁拳銃と粒子砲を使う、遠距離特化型のジョブ。タンクの横からダメージを叩き出すのが得意なほか、地雷を置くなどといったアクションも可能だ。
“執行者”は遠距離主体の狩猟形態と、近距離主体の暗影形態を使い分ける、テクニカルなジョブ。高火力を叩き出しやすいが、操作難度が高い上級者向けのジョブ。
“共生”は、味方の回復や敵の妨害などを得意とする、サポート特化型。攻撃スキルは控えめだが、通常クエストの攻略にはさほど問題はない。パーティプレイ必須級のジョブ。
上記4つはゲーム開始時に選択可能で、40レベルになると転職が可能。転職は、カッセル学院の転職サービスでお金を払うとできる。
レベル70になり、ストーリーをさらにある程度まで進めないとなれないジョブ“格闘家”は、くり出したスキルの流れにより攻撃が変わる、コンボ特化型のインファイター。さらに、相棒メカ・ティタンを呼び出し、合体して技を放つこともできる。
史上最も恐るべし!? PVPに特化した“夢獏”の詳細が明らかに!
では本記事の本題である、夢獏についてご紹介。夢獏の転職条件は、“格闘家”と同じで、レベル70になり、ある程度ストーリーを進めると転職可能(具体的にはメインクエスト70前後)。
夢獏は大鎌を武器にしたジョブで、通常攻撃から剣閃のようなものが放たれるため、近距離でも遠距離からでも攻撃可能。攻撃や回避に特化した性能となっているが、半面防御力は低めといったピーキーな性能となっている。
夢獏ほかのジョブと同じようにふたつのモードがあり、“渡り鳥”と“霊猫”という、ふたつの幽霊を交互に憑依させながら戦うのが特徴。また、夢獏専用ゲージの“心能”というものがあり、心能が溜まれば強力なスキルを放てるようになる。
まず“渡り鳥”状態は、心能ゲージを溜めやすいのが特徴。基本的な攻撃スキルで心能ゲージが溜まるほか、心能を消費して放つスキルも、発動後に心能が溜まる。また、スキル“渡り鳥の呪い”を当てれば、敵の能力を下げるデバフ効果も付与できる。
“霊猫”状態は、心能ゲージは溜まりにくいがスキルダメージが上がるほか、心能を消費して大ダメージを与えるスキルが揃っている、攻撃特化型といったころ。通常攻撃でも心能が減っていくので、いかに心能を確保しながら攻撃し続け、大ダメージスキルをくり出すのかといった立ち回りが必要になる。
また、どちらも状態でも後方にワープするスキルを持っている。さらに、幽霊の幻影をフィールドに放つことができ、“渡り鳥”は前方に走る幻影を、“霊猫”は立っている場所に幻影を置ける。この幻影の場所にワープすることが可能だ。なお、ワープ後は防御力がアップする。
なお、“渡り鳥”の幻影は放つと自身がステルス状態となるので、囮に使える。しかも幻影は倒される、または時間経過で爆発し、周囲の敵を新状態異常の“恐怖”状態にしてくれる。恐怖状態になると、制御不能となり敵が逃げ出すようになり無防備な状態となるのだ。
後方ワープは回避や間合いを取るのに使えるが、幻影を使用したワープはPvEではさほど有用ではないだろう。どちらかというと、恐怖状態を駆使しながら逃げ回りつつ攻撃するという戦法で、おもにPvPで真価を発揮するジョブとなっている。
“渡り鳥”状態で立ち回りつつ、うまく相手を恐怖状態にしたら、“霊猫”状態の火力で一気に畳みかけるのが理想的な立ち回りになるだろう。
……という、夢獏は、本日2020年9月3日実装されたばかり。公開されたPV第2弾もあわせてチェックしておこう!
今後も新ジョブ続々登場!
なお、2020年11月初頭にはさらなる新ジョブ“傀儡師”の登場が予告されている。今後もますます大きな盛り上がりをみせるであろう『コード:ドラゴンブラッド』。ぜひ超広大な『ドラブラ』の世界に、飛び込んでみてほしい。