カリフォルニア州のゲームスタジオReady at Dawn(レディアットドーン)が、Oculus Studiosの一員としてFacebook傘下に加わることが発表された。2ヶ所あるオフィスはそのまま維持され、開発中だったVRアドベンチャーゲーム『Lone Echo II』の制作が引き続き続けられるという。

 Ready at Dawnは、南カリフォルニアのノーティードッグやBlizzard Entertainmentなどのスタッフが集まってできたスタジオ。家庭用ゲーム機向けには、アクションゲーム『ゴッド・オブ・ウォー』シリーズのPSP向け2作品(落日の悲愴曲・降誕の刻印)や、アクションアドベンチャー『The Order:1886』などを送り出してきた。

 近年はVR向けの開発に大きくシフトしており、2017年にVRアドベンチャー『Lone Echo』と、そのVRスポーツ的なマルチプレイ対戦モード『Echo Arena』をリリースし界隈で高い評価を受けた。今回の傘下合流も、こうしたタイトルでのハンドコントローラーを使った移動システムや自然な人体アニメーション補間などが評価された形だ。