2020年6月19日、ゲームオンはPC用新作オンラインRPG『LOST ARK』(以下、ロストアーク)において、クローズドβテスト時の動作環境(PCスペック)を公開した。

『ロストアーク』クローズドβテストでの動作環境を公開。数万円のPCで遊べる“軽い”アクションRPG_02

 最低限の動作を保証する必要動作環境は、CPUがIntel Core i3以上 / AMD Ryzen 3以上、グラフィックボードはGeForce GTX 460以上、メモリは8GB以上。3Dゲームをプレイするためにもっとも大切なパーツはグラフィックボードだが、10年ほど前のミドルクラス製品であるGeForce GTX 460でも動く点に要注目。昨今は低価格帯のゲーミングPCでもGTX 460以上のパーツを積んでいるため、広い層が必要動作環境を満たしているだろう。

 また、最近はCPU内蔵のグラフィック描画機能が飛躍的に高まっている。とくにAMDのCPUに内蔵された“Radeon Vega 8 グラフィックス”などは、安価ながら高性能。実際に試してみないと断言はできないが、ゲーム用途ではない5~6万円ほどのデスクトップPCでも、新しいものならそれなりに遊べると思われる。

 快適なプレイの目安となる推奨動作環境は、CPUがIntel Core i5以上 / AMD Ryzen 5以上、グラフィックボードはGeForce GTX 1050以上、メモリは16GB以上。大手ショップやブランドで“ゲーミングPC”として売られている製品なら、7~8万円の製品でもたいてい余裕でクリアーしている。ビジュアルの美しいPCゲームとしては“軽い”部類に入ると言えるだろう。

 なお、『ロストアーク』は4Kまでの表示にも対応。QHD(2560×1440)で楽しみたい場合はGeForce GTX 2070以上、4Kなら(3840×2160)GeForce GTX 2080以上が必要となる。

 クローズドβテストのテスター募集は6月25日に開始予定。動作環境は正式サービスに変更となる可能性もあるので、あくまで参考程度に留めておこう。

『ロストアーク』クローズドβテストでの動作環境を公開。数万円のPCで遊べる“軽い”アクションRPG_01
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