yeo氏によるPC向けアクション・アドベンチャー『Arrest of a stone Buddha』を紹介しよう。担当は、尖りに尖ったインディーゲームを選びがちなライターの西川くん。「いつもはハイテンションにゲームを紹介しているが、今回はなんだかマジメ」という西川くんが推す、本作のポイントは以下の通り。なお、本作はNintendo Switch版が2020年に配信予定とのこと。

【ココが推し】

  • ハードで悲観的に描かれるストーリーライン
  • 多彩なアプローチで見られる細やかなアニメーション
  • 大量の敵を銃でバンバン射殺していく爽快感

 ハードボイルド好きにはたまらないアクション&アドベンチャー『Arrest of a stone Buddha』。不良を題材にした『The friends of Ringo Ishikawa』を制作したyeo氏の新作だ。

 物語の舞台は1976年のフランス。プレイヤーは主人公の殺し屋を操作して、さまざまな“殺し”の任務をこなしていく。特徴的なのは、主人公のアニメーションが非常に細かいこと。たとえば単なる移動中でさえ、ボタン入力でポケットに手を入れる、腕を組む、サングラスを掛けるなどなど、多彩な行動を取れるのがインディーらしい魅力。

 断片的に語られるストーリーはやや複雑ではあるものの、人を殺していくことへの主人公の思いなどが、淡い世界観の中で描かれていく。最後に男が待ち望んでいた、“答え”とは――。

ふたつのパートでストーリーが進行

 ゲームはアドベンチャーパートとアクションパートを交互に進めていく。とある事情により、薬を飲まないと寝られない主人公。アドベンチャーパートでは、薬を飲む規定の時間まで、どうにかして“ 時間を潰す”。眠ったら、アクションパートがスタートするのが基本の流れだ。

アクション・迫りくる敵を撃ちまくるノンストップガンアクション

 画面の左右からワラワラと出現する敵たちを、バンバン撃ちまくるアクションパート。敵も銃を持っているので、撃たれる前に撃ち殺すべし。銃には弾丸数があり、リロードはできない。敵の銃を奪って、弾丸数を確保していこう。撃つ、奪う、のくり返しは、さながらリズムゲームを遊んでいるような感覚を味わえる。

前進しながら銃を撃ちまくろう

左右どちらかの画面の最奥に到達すると、つぎのステージへと進行する。とにかく前進を止めないように、敵を射殺していこう。

キックで銃を強奪

敵へ近接攻撃を仕掛けると、銃を強奪できる。奪える武器はハンドガンやショットガンなど、多種多彩。

“撃つ→奪う”をくり返しながら前進

銃の残弾数は画面には表示されないので、感覚でいくつ弾が残っているか覚えながら進むべし。弾切れになってしまった瞬間、一瞬でハチの巣にされてしまう。

アドベンチャー・酒を飲む、映画を観る……仕事の終わった男の生活

 どうにかして眠る時間まで、時間を潰す必要があるアドベンチャーパート。放置してもいいのだが、本作最大の魅力と言っても過言ではない、多彩なアニメー
ションを楽しもう。たとえばバーに行ったり、美術館や映画館に行ったり、女性と一夜をともにするなど、自由な時間を過ごせる。時間が来たら睡眠薬を飲もう。

すぐにでも薬を飲んで眠りたい主人公だが、主治医との約束により睡眠薬を飲む時間は決まっている。その時を待つパートなのだ。

アクションが苦手な人はイージーモードで遊ぼう

 ゲームスタート時に難易度選択が可能。本作のアクションはノーマルモードでもかなり難しいので、ストーリーをスムーズに進めたい人は、イージーモードで遊ぶのがオススメ。クリアー後には高難度モードもある。

とっておきインディーバックナンバー