ワーナー・ブラザーズとNianticが共同開発し、海外先行で配信されているAR位置情報ゲームアプリ『ハリー・ポッター:魔法同盟』が、本日(2019年7月2日)、日本国内でも配信された。本記事では、配信に先駆けて同日に開催された本作のリリース配信記念イベントの模様をリポート。

『ハリポタ』とともに冒険を楽しめる

 本イベントは二部構成となっており、第一部では本作のゲームプレイに関しての紹介。第二部では、特別ゲストによるトークショーが行われた。ちなみに、会場には映画『ハリー・ポッター』シリーズでおなじみのあのBGMが流れており、ファンにはたまらない空間となっていた。

 イベントが開幕してまずは各社代表からの挨拶。まずは、ワーナー・ブラザーズ・ジャパンの高橋雅美氏。「『ハリー・ポッター』シリーズが20周年を迎えたということもあり、親子二世代にわたってファンが広がっています。これから(『ハリー・ポッター:魔法同盟』を)日本の多くのファンに楽しんでいただけると思います」とコメントし、20年前に誕生した『ハリー・ポッター』シリーズが、広い世代に愛されていることが改めて確認できた。

ワーナー・ブラザーズ・ジャパン社長兼日本代表の高橋雅美氏。

 ナイアンティック日本法人の代表取締役社長を務める村井説人氏は、「一歩でも外に出て、地球上のだれもが『ハリー・ポッター』とともに冒険を楽しめると思います」と語った。また、ソフトバンクがオフィシャルパートナーになったことにも触れ、「これからわくわくするような体験にともに取り組んでいきます」と今後の意気込みをあらわに。

ナイアンティック代表取締役社長の村井説人氏。

「魔法世界に入りたい」という夢が実現

 続いて、ワーナー・ブラザーズ・ジャパンの土合朋広氏が、『ハリー・ポッター』と『ファンタスティック・ビースト』の両シリーズが行ってきたさまざまな展開を説明。ファンからの「魔法世界に入りたい」、「魔法を使ってみたい」という声が多く、実現させようと思っていたとのこと。ちなみに本作を最初に見たときは、土合氏も「こんなことができるんだ」と驚いたという。

ワーナー・ブラザーズ・ジャパン バイスプレジデント上席執行役員マーケティング本部統括の土合朋広氏。

 最後は、Niantic, Inc.の川島優志氏が、本作の概要や“砦”で行える“魔法使いチャレンジ”(後述)などを紹介。本作は、いつまでも楽しんでもらえるようなゲームを目指すとのことで、長く楽しめるモノになりそうだ。

Niantic, Inc. アジア統括本部長兼エグゼクティブプロデューサーの川島優志氏。

魔法界はなくてはならない存在

 続いて第二部では、特別ゲストとして、映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』で宣伝大使を務めたタレントのDAIGOさん、アニメからゲームまで広い知識を持つ女優の生駒里奈さん、映画『ハリー・ポッター』シリーズを通して主人公・ハリー・ポッターの吹替えを担当している声優の小野賢章さんが登場。

 DAIGOさんは「人生をルーモス(杖の先に光を灯す呪文)してもらっている」と、笑いを誘いつつ、人生を輝かせてくれていると語った。『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の主人公・ニュート・スキャマンダーを演じるエディ・レッドメインに会った際は、PPO(Please picture OK?)と写真を撮ってもらったとDAI語も炸裂させていた。

 小野さんは、「ハリーとともに育ってきたような感覚」と、12歳から吹替えを担当しているハリーには深い思い入れがあることをうかがわせた。ハリーとの関係は、1年~1年半のスパンで吹替えしており、1年に一度会う遠い親戚のような感覚だといい、ハリーを演じるダニエル・ラドクリフは同い年で、ほとんど声変わりのタイミングがいっしょだったため、担当を継続できたとのエピソードも語ってくれた。

 生駒さんは、原作小説を読んでおり、青春時代に「魔法が使えるのではないか」と思うほど、ずっとあこがれていた魔法使いになれることに喜びを表していた。ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)でも、ローブを着て遊びに行ったといい、シリーズが好きなことが伝わってきた。

 イベントでは、生駒さんが実際に呪文を披露する場面も。「小野さんがいるから言えないです」と渋りながらも、「エクスペクトパトローナム!」と見事な呪文を披露。そのあと、小野さんが「語尾をこんな感じに言うとハリーっぽくなりますよ」と助言したことで、小野さんにも呪文を唱えてもらうことに。吹替声優本人による呪文はさすがで、会場からは大きな歓声と拍手があがった。

「小野賢章さんがいるので緊張している」という生駒さんでしたが、立派な呪文をかけてくれました。
生で聞く「エクスペクトパトローナム」は、迫力たっぷり!

 また、本作のリリースについて、DAIGOさんは「RIK(令和で一番期待している)」、生駒さんは「わくわくで仕方ない」、小野さんは「原作で相当作りこまれている世界観が、ゲームでどう再現されているのか、いまから楽しみ」と、それぞれ期待をのぞかせた。

大人になったハリーに会える!

 最後は、再び川島氏が登壇して、プレイ映像を見ながら本作の説明。本作のゴールは「いまはなんとも言えない」とのことだが、力を合わせて謎を解き明かしていってほしいということで、魔法使いどうしの協力が大切になるだろう。

 ちなみに、本作の目的は“魔法の痕跡の回収“。魔法の痕跡とは、ゲーム内では“ファウンダブル”と呼ばれる。ファウンダブルを現実世界にとどめているのが“コンファウンダブル”で、これを魔法を使って取り除き、ファウンダブルを魔法世界に返すという流れだ。

 ファウンダブルとは、魔法の痕跡そのもので、コンファウンダブルはファウンダブルを現実世界にとどめる原因となっているもののこと……と言ってもピンと来ない方も多いと思うので下の画面を見てほしい。

 ヒッポグリフが鉄球つきの足かせにとらわれている。この場合、ヒッポグリフがファウンダブルで、足かせがコンファウンダブルにあたる。今回は足かせを開錠の呪文(「アロホモラ!」)で解除し、無事ヒッポグリフを魔法界へ返すことに成功。

 このように、魔法の痕跡を回収していき、魔法界の危機を救うのがおもな目的。コンファウンダブルを取り除いてファウンダブルを魔法界に返す、この流れが基本の操作だ。

 本作では、魔法省IDも作成できるということで、生駒さんが実際に作成するシーンも。撮影した写真に、マフラーや眼鏡をつけられるほか、多数のステッカーも用意されている。

何もしていない状態。
眼鏡、帽子、マフラーを足した状態。フレームもつけられるとのこと。
ステッカーはかなりの数がありそうだった。

 宿屋では呪文エネルギーが補給でき、小野さんも印象に残っているという温室が登場した。温室には、魔法薬を調合するための魔法植物が置かれているという。

 最初の挨拶の中にも登場した“魔法使いチャレンジ”は、プレイヤーが共闘して勝利すればレアアイテムが手に入るといったもの。これに対し、DAIGOさんが「すごく楽しそうで、FFT(夫婦で楽しめる)ですね」と期待をのぞかせた。

友だちを誘っていっしょにプレイしてみよう。

 また、小野さんから大人になったハリーに会えるという話もあった。「ハリーを演じたのが久しぶりなので、ハリーになりきれているか……」と心配をのぞかせていたが、これからもいろいろな展開が用意されているのだろうと期待が高まる。

 最後に以下のゲストの3人からのコメントでイベントは閉幕した。

小野「いままではハリーの物語でしたが、今回はプレイヤー自身が主人公ということなので、主人公になっていっしょに魔法界を守っていただけたらと思います」

生駒「一足お先に魔法省IDを作らせてもらいましたが、早くダウンロードしてプレイしたいなと思いました。きっと皆さんうずうずしているのではないかと思うので、友だちを誘ってゲームを楽しんでください」

DAIGO「わかりやすく言うとMDMD(魔法同盟マジ大好き)です。まだプレイしていない段階で、もう大好きになっちゃっているので、プレイしたらもうすごい好きになると思います。僕もファンとして早くプレイして楽しみたいです」

 日本中のファンが待ち望んでいた『ハリー・ポッター:魔法同盟』。早くも新展開が楽しみな本作の配信がついに開始。あこがれの魔法使いになれるときが来た。長年の夢を叶えるため、さっそくプレイしよう!