『ニーア オートマタ』など、さまざまな作品への楽曲提供で知られるMONACAのコンポーザー、岡部啓一氏。そのバックグラウンドや制作風景、BGMを作る際の考えなどに迫ったドキュメンタリー映像がYouTubeで公開中だ。
この映像を製作・公開したのは、日本のさまざまなクリエイターに取材した映像を英仏字幕付きで世界に発信するチャンネルArchipel(アルシペル/旧toco toco tv)。制作スタジオやライブ会場での映像も交えた、38分以上の長編となっている。
たっぷりと特集されている中で、岡部氏からくり返し出てくるのが「バランス」という言葉だ。単体の楽曲作品ではなく、メインのゲームなり映像なりがあるからこそ求められるさじ加減。この点についてMONACA所属の帆足圭吾氏らとトークする場面は特に興味深い。
個々の作品でのアプローチの違いなども触れられており、ニーアシリーズの作品による違いや、同じくヨコオタロウ氏ディレクションによる『ドラッグオンドラグーン3』の場合なども語られているので、ヨコオファンも必見と言えるかも。
なお同チャンネルでは以前にヨコオタロウ氏に取材した回も公開されているので、未見の人はそちらもチェックしてみてはいかがだろうか。