『デジモンサヴァイヴ』最新情報も! プロデューサーたちが語る『デジモン』

 2019年5月31日、バンダイナムコエンターテインメントは、『デジモン』のゲームプロデューサー(羽生和正プロデューサー、都築克明アシスタントプロデューサー)の海外に向けたインタビュー動画を公開した。

最新作『デジモンサヴァイヴ』の新情報からシリーズ作の振り返りも。貴重な開発資料も見られる海外向けインタビュー動画が公開_02
最新作『デジモンサヴァイヴ』の新情報からシリーズ作の振り返りも。貴重な開発資料も見られる海外向けインタビュー動画が公開_03
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 まず、2019年発売予定のシリーズ最新作『デジモンサヴァイヴ』でプロデューサーを務める羽生和正氏が登場。氏が『デジモン』シリーズに携わることになったきっかけを振り返るところからインタビューがスタートする。

 2010年に発売されたニンテンドーDS用ソフト『デジモンストーリー ロストエボリューション』にサブアシスタントとして関わったのが初めてで、テレビアニメ『デジモンクロスウォーズ』のゲーム化から本格的に関わり始めたという。

 動画内では『デジモンワールド』や『デジモンワールド -next 0rder-』、『デジモンストーリー サイバースルゥース』といった懐かしいゲーム画面も多数登場するので、プレイした『デジモン』ファンなら思わずニヤリとしてしまうのではないだろうか。

 中でも『デジモンストーリー サイバースルゥース』について、羽生氏は「海外の『デジモン』ファンが“ゲームを遊びたい”と署名活動をした結果60000人もの署名が集まり、『サイバースルゥース』が海外でも発売できるようになった。結果としてワールドワイドで80万本を売り上げた」と感慨深げに語った。

最新作『デジモンサヴァイヴ』の情報続々!

 羽生氏は現在の『デジモン』シリーズについて、「『デジモンストーリー』シリーズを中核に置きながら『デジモンワールド』にはコアなファンがついている」と分析。さらに新たなファン層を広げるために、最新作の『デジモンサヴァイヴ』では

  • 昔ながらのシミュレーションRPG、アドベンチャーゲームの仕組みを使ったうえで『デジモン』のキャラクターをどう表現するか
  • テレビアニメ『デジモンアドベンチャー』の“人間の心に反応して強くなる”という設定を活かす
  • アニメの体験をイコールにし、ゲームに落とし込む
  • アドベンチャーパートでのプレイヤー選択をバトルパートでの進化につなげることで新しい遊びにつなげたい
  • その上で『デジモン』らしい育成バトルを作り上げる
  • アニメで育ってくれたファンも多い『デジモン』なので、2Dのビジュアルづくりにチャレンジしている

 と明かし、さらに

  • 『デジモンアドベンチャー』の角銅博之監督から「デジモンという存在はコンピューターができたから生まれたわけではなく、デジタルというものを人間が持ったことで知覚できるようなった。じつは古来からいた……という世界観で作ってきた」という話を聞いた。デジモンは古くは陰陽師が使う式神であったり、妖怪というふうに捉えられていて、古来から人間に寄り添っていた存在だった、と。その世界観を広げていくというのを『デジモンサヴァイヴ』ではコンセプトにしている

 と、作品のテーマや開発に懸ける想いを語った。

キャラクターづくりや世界設定について、さらにバトルの新情報も

 続いて、都築克明アシスタントプロデューサーが登場し、開発中の画面や設定イラストとともに、『デジモンサヴァイヴ』の詳しいゲーム内容を解説。

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 都筑氏によると、『デジモンサヴァイヴ』は大きくドラマパート、(シミュレーション)バトルパートの2つからなり、会話によって物語が分岐するオーソドックスなアドベンチャー方式になっているとのこと。

 さらに、シミュレーションRPG方式で戦闘を行うバトルパートでは選択肢によって展開が変化し、デジモンは“エナジー”を消費することでバトル中に進化することが可能。このエナジーは敵を倒したりすると貯まるので、エナジーのマネジメントがバトルのキモになるよう、企画段階からアイデアを練っていたそうだ。

 そして、ふたたび羽生プロデューサーが登場。シリーズの今後の展開として、「『デジモンストーリー』シリーズも含めて動かそうとしている」とコメント。その中で、最新作『デジモンサヴァイヴ』の立ち位置は、ゲームとしてはオーソドックスなシステムを採用しながら、“ひとつのチャレンジ”であるという。

 「オールドタイプのゲームシステムだが、そのぶん、積み重ねられてきた普遍的な遊びのおもしろさがあると思う。昔ながらのスタイルだけどおもしろく楽しめるというものを作り上げていければ」と語り、インタビューを締めた。

 シリーズの振り返りから最新作の未公開情報までギュッと詰まった14分半のインタビュー動画、『デジモン』シリーズファンでなくとも一度ご覧になってみてはいかがだろうか。

※画像は動画をキャプチャーしたものです。

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