PS4版『龍が如く最新作』に主人公の仲間として登場する、メイン級女性キャラクターの出演者を決めるオーディションが二次審査に突入。参加者たちの中からスターの原石を見い出される!?

ゲームの主要キャラクターをプロアマ問わず募る、前代未聞の企画は着々と進行中!

 『龍が如く』シリーズは、これまでにも作中に登場するキャバ嬢役を大々的に募ったり、投票でユーザーに選んでもらうなど、ユニークな施策を行ってきた。だが、今回実施している“『龍が如く最新作』助演女優オーディション”は、それらとはまったくスケールの異なるもの。なぜなら今回は、これまでのシリーズ作なら芸能人キャストが抜擢されるような重要なキャラクターをオーディションで選ぶからだ。そんな超注目のオーディションの二次審査の一部が、2019年5月18日にセガ本社で実施され、『龍が如く』シリーズのチーフプロデューサー横山昌義氏、プロデューサーの阪本寛之氏、佐藤大輔氏の3人が審査員として参加。さらにオブザーバー的な立場で、名越稔洋総合監督が書類審査を通過した約60名の女性たちを見定めていった。

メインの審査員は、『龍が如く』シリーズのコアメンバーと言えるプロデューサー陣のこの3名。左から、佐藤大輔氏、横山昌義氏、阪本寛之氏だ。

 そもそもこの助演女優オーディションは、演技経験なども求められるため、これまでに行われたオーディション企画よりもハードルが高め。にもかかわらず、1000人を越える応募が殺到あったそうで、「これまでのオーディション企画に比べると、かなり一次審査の選考がたいへんだった。また、応募者層もガラリと変わって、本格的に演技をやっている方の人数がかなり多かった」(横山氏)という。また、「作品の顔になるキャラクターの出演者を選ぶオーディションなので、かなり慎重に選んだ」(阪本氏)というコメントもあった。ちなみに一次審査の選考基準は容姿に加え、これまでの経歴、生き様などを総合的に判断。「容姿はもちろん、履歴書に書かれたエピソードなど、いろいろな尺度がある。それをいくつかのカテゴリーに分けて、何人かを選出していった」(佐藤氏)そうだ。

 同日に行われた二次審査では自己紹介に加え、今回のオーディションに参加した動機、副賞として用意された賞金100万円の使い道、歌に自信はあるか、演じてみたい女性像はどんなものか、などをプロデューサー陣が質問。彼女たちの生の姿や声を見ながら、質問に対する答えを聞き、3人がその印象を記しながら粛々とオーディションは進んでいった。なお、この二次審査を突破できるのは10名程度を想定しており、「三次審査では演技を見せてもらうことになる」(佐藤氏)のだそう。裏を返せば、この二次審査を突破できるかどうかは、審査員に与えた印象にかかっていたのかもしれない。

オーディション自体は和やかなムードで行われていたが、審査員の参加者たちを見据える目は真剣そのもの。
オーディションはグループ形式。3~5人程度の参加者が審査員の質問に順に答えていくというスタイルだった。
取材を行えた7人の中では、芸能活動を一切行ったことがないという人はたったひとり。現役の役者やタレント、そして過去に芸能活動を行っていたというメンバーばかりだった。これまでに『龍が如く』シリーズで行ってきたオーディションとは大きな違いがあることがこんなところからもうかがえる。
参加者たちの答えや印象をメモする審査員の面々。

 この日は、二次審査の2組、7人のオーディションを取材陣に公開した後、プロデューサー陣と名越総合監督に対するカコミ取材が行われることになった。以下では、その取材時に出た気になるコメントを要約して記載していく。

取材時は、審査時の表情とはうって変わってリラックスムードに。

――二次審査の感想はいかがでしょう?

名越今回はどちらかといえば俺はオブザーバー的な立場です。こういったオーディションを外から見る機会もあまりないので、楽しみにしています。

――受賞者はどのような形で作中に登場するのでしょうか。

横山これまでの『龍が如く』シリーズにタレントさんが出てきてくれた手法と同じで、モデリングを作って、それに声をあててもらう予定です。容姿だけが選考の基準になっているわけではなく、春日一番と並んで映えるかどうか、ほかのキャラクターの個性とどう並ぶかも重要。それらを考えたうえで、総合的な判断をします。

――現段階で、助演女優のキャラクターはある程度決まっているのでしょうか、それとも受賞者の個性を活かして調整をする予定なのでしょうか。

阪本いまはまだ言えないですが、いちばんいい形にしようとは思っています。

――歌について質問していましたが、歌唱力は必須なのでしょうか?

横山歌に関してはリサーチ的な意味合いのほうが強く、歌唱力が必須なわけではないです。正直なところ、まだカラオケを『龍が如く最新作』に入れるかどうかも決めていないので。ただ、これまでと同じようなことがやれたらいいな、という感じですね。