2019年2月9日、都内某所にて行われた『アイドルマスター ミリオンライブ!』のCDシリーズ“THE IDOLM@STER THE@TER BOOST 03”発売記念イベントの模様をお届け。

 2019年2月9日、都内某所にて『アイドルマスター ミリオンライブ!』(以下、『ミリオンライブ!』)のCDシリーズ“THE IDOLM@STER THE@TER BOOST 03”(以下、TB03)の発売記念イベントが開催された。

 同イベントには、渡部恵子さん(周防桃子役)、高橋未奈美さん(馬場このみ役)、阿部里果さん(真壁瑞希役)、南早紀さん(白石紬役)が出演。本稿では、2回行われたイベントのうち、1回目の模様をお届けする。

 開演時間になると、キャスト陣がステージに登場し、さっそく最初のコーナー“撮影裏話トーク”へ。

 まずは渡部さんが、“TB03”に収録されているドラマパートについて、大ボリュームの内容となっているが、収録したセリフのうち、ところどころ削られている部分があることを明かした。その一例として、田中琴葉(声:種田梨沙さん)演じるコレットが、事件の動機について語るシーンで、「プロデューサーさんが悪いんですよ。直前になってモニカちゃんのほうが相応しいなんて言うから」というセリフがあったことを挙げると、会場のプロデューサー(※『アイドルマスター』シリーズのファンのこと)からは、驚きの声が上がっていた。また、南さんがドラマパートの冒頭部分で英語のセリフがあったものの、英語が話せなさ過ぎてカットになったことを、みずから暴露すると、会場は大きな笑いに包まれた。

 阿部さんは“TA03”(『ミリオンライブ!』のCDシリーズ“THE@TER ACTIVITIES 03”)でもボイスドラマを収録したことに触れ、“TA03”は霊的なホラー要素のある作品、今回は人間のドロドロとした部分の怖さが描かれた作品ということで、同じサスペンスというテーマではあるものの、演じているときの感覚が違ったことが楽しかったそう。また、楽曲の『ラスト・アクトレス』については、初披露が昨年10月に開催された“ミリシタ感謝祭”だったということで、会場である横須賀芸術劇場の独特な雰囲気も相まって印象に残っていることを語っていた。

※ミリシタ感謝祭のリポートはこちら(https://www.famitsu.com/news/201810/22166234.html

 南さんは、『ラスト・アクトレス』のレコーディング時に「“私が犯人よ”ぐらいのサイコパス感を出して歌ってほしい」とディレクションがあったことを告白。ほかのキャスト陣にも同様の指示が出ていたそうで、渡部さんは、どこまで怪しさを演出するのかということを意識しながら収録に臨んだことを明かしていた。

 高橋さんは、このみが大女優役という大人な役どころに抜擢された喜びを語りつつ、投票してくれたプロデューサーに感謝の気持ち伝えた。そんな大女優役だが、“芝居人として芝居をするこのみ(キャラクター)”を演じるという複雑な演技に苦労したそう。

 続いて、“スピンオフ 屋根裏の道化師を作ろう”のコーナーを実施。本コーナーは、キャスト4人が演じるアイドルの名前が書かれたくじを1枚引き、選ばれたアイドルが主人公のスピンオフドラマを、アドリブ&リレー形式で作ってしまおうというもの。またドラマの中では、くじで引いた3つのキーワードを入れる必要がある。くじの結果、主役となったアイドルは、周防桃子(モニカ)。キーワードは、バレンタイン、アリバイ、インフルエンザ、順番はじゃんけんで、南さん、渡部さん、阿部さん、高橋さんに決定した。

 そして、4人が紡いた物語は、2月14日(バレンタイン)に、プロデューサーに何かを渡したくて旅を続けていたモニカが、チョコレート屋を発見する、ほのぼのとした展開から始まったのだが、最終的になぜかモニカが死んでしまうという、ある意味“屋根裏の道化師”のスピンオフとしては相応しい(?)結末を迎えた。

 そんなハチャメチャな展開になった原因のひとつは、ラストを担当した高橋さん。順番が終わったはずのキャスト陣をつぎつぎと巻き込んでいく高橋さんに対して、渡部さんが「巻き込まないで!」と思わず本音を口にすると、客席からは大きな笑いが起こっていた。

 その後には、スタッフの書き下ろしによる“屋根裏の道化師”の正式な後日談の朗読劇が披露された。物語は、映画“屋根裏の道化師”の初日舞台挨拶を直前に控え、緊張している紬と瑞希に対して、11歳ながらも子役として活躍しており、芸能活動の経験豊富な桃子がアドバイスを行うところからスタート。そこにこのみが合流し、プロデューサーからの差し入れの温かいお茶を届けたところ、中には“ 道けしわ、そのなかにいる”と書かれた、プロデューサーからの不可思議なメモが……(※文字と文字の間にはところどころ空白があるとのこと)。そのメモを暗号だと予想したアイドルたちが協力して、解読するという内容。

 ちなみにメモが不可解な文章になっていたのは、文字が熱で消えるボールペンで書かれていたこと原因。温かいお茶といっしょに入っていたことで、一部の文字が消えてしまったようで、冷やして確認してみたところ“小道具はけしてわすれるな、そらいろのふくろのなかにいれてある”という、プロデューサーがアイドルたちに伝えたかった本当のメッセージが出現した。

 朗読劇が終了し、会場から大きな拍手が贈られる中、高橋さんが「今回は桃子が死ななくて良かった」と話し、プロデューサーたちを笑わせた。

 イベントの最後は、お待ちかねのライブコーナー。まずは“TB03”収録楽曲『ラスト・アクトレス』を披露。そして、キャスト陣が「いつか『ラスト・アクトレス』を5人で歌いたい!」という目標や、プロデューサーに感謝の言葉を述べた後、『DIAMOND DAYS』を歌い上げ、イベントは終了となった。