DJ KOOがアニクラに降臨! DJずっ from i☆Ris(澁谷梓希さん)やWake Up, Girls!も出演した“アニレヴ”vol.3をリポート

アニソンシーンとクラブシーンを融合した“アニクラ”をさらに加速させるために生まれたイベント“Anime Rave Festival”、通称“アニレヴ”。その第3弾として、2018年10月21日(日)、東京のCLUB TK SHIBUYAにて開催された“アニレヴ”vol.3の模様をお届けする。

 アニソンシーンとクラブシーンを融合した“アニクラ”をさらに加速させるために生まれたイベント“Anime Rave Festival”、通称“アニレヴ”。その第3弾が、2018年10月21日(日)、東京のCLUB TK SHIBUYAにて開催された。今回のイベントには、MOTSUさん、DJ KOOさん、Wake Up, Girls!(※この日は永野愛理さん、青山吉能さん、山下七海さん、奥野香耶さん、高木美佑さんの5人での出演)、わーすた、YURiKAさん、ONEPIXCEL、DJずっ from i☆Ris、八王子P、DJ 和、DJ KAYAらが出演し、フロアをアツく盛り上げた。

 本イベントの主催であるMOTSUさんは、「新しい遊びかた、新しいルールを作って、僕はこれ(アニレヴ)を世界に持っていこうと思っています! 世界中のオタクとつながろうじゃありませんか! みんなパスポートを取っておけよおおお!」と、このイベントの趣旨と意義を伝えた。

 フロアを埋め尽くしたのは、男女さまざまなアニソンファン。いったい、どんなイベントになるのか、開演前には想像がつかなかったが、始まってみればフロアの一体感が気持ちいいアニソンだらけのクラブイベントだった。DJ MOTSU、DJ KAYA、DJ 和、八王子P、DJずっ from i☆Risといった個性的なDJのプレイにより、フロアはつねに熱気に満ちる。アガる楽曲が流れると、フロアのそこかしこから「ああああああああああああああああああああああああ!!!」という悲鳴にも似た叫びが上がり、さらに盛り上がりに拍車をかけていく。それぞれ個性の光るプレイでフロアを魅了していくDJ陣は、新旧さまざまなアニソンでフロアを巻き込んだ熱狂を生み出した。

 アーティスト陣もDJ陣に負けないパフォーマンスでフロアを沸かせる。オープニングアクトを務めたROZEの4人は『CAT’S EYE』をカバーしてフロアを温めると、『FLOWER』でさらにアツく盛り上げる。まさえミミカルさんと大木貢祐さんは、MOTSUさんとともに『ライオン』や『現状ディストラクション』といった楽曲を披露。ONEPIXCELの3人は『Sparkle』、『LAGRIMA』、YURiKAさんはMOTSUさんとのコラボで披露した『Gamble Rumble』のほか、『ふたりの羽根』、『Mindconductor』を歌う。さらに、わーすたの5人は『最上級ぱらどっくす』、『Just be yourself』の2曲を披露して、フロア中が盛り上がる。また、わーすたはDJずっ from i☆Risとして出演DJに名を連ねていた澁谷梓希さんとのコラボで『Memorial』を6人で歌い上げた。

 そんなDJずっ from i☆Risもフロアを沸かせる。選曲はもちろん、会場の雰囲気を楽しみながらオーディエンスに語りかけ、煽り、一体感を演出していく。さらにラストはMOTSUさんとともに『シャンパンゴールド』でラップを披露。フロアがアツく盛り上がりまくったところで、史上初めてのアニクラ出演となる、DJ KOOさんがDJブースに登場。これまでもすごい熱気の中でプログラムが進行していたのだが、そこからさらに一段も二段もブチ上がるプレイでフロアを沸かせる。その光景は圧巻のひと言。知っている曲、アガる曲がかかったから盛り上がるというのではなく、思わずノセられていた、気づいたらグルーヴに巻き込まれていたと感じてしまうほど、フロアの空気を一変させた。最後は「アニレヴ最高だわ」とコメントし、観客の歓声を浴びた。MOTSUさんも、「こういう人材を、これからももっともっと呼んでいきたいと思います!」とアツく語る。

 アーティスト陣のトリを務めたのは、Wake Up, Girls!だ。『セブンティーン・クライシス』が流れるやいなや、フロアは熱狂に包まれブチ上がる。続いての楽曲『Polaris』では、フロアの大合唱により演者と観客が一体となった。さらにここで、MOTSUさんがコラボを提案。WUGとともに『CYBER CYBER』を歌うと、曲の最後には出演者全員が入り乱れて盛り上がり、アニレヴvol.3は幕を閉じた。なお、会場では第4弾の開催も発表。2019年3月31日(日)に渋谷のSOUND MUSEUM VISIONにて、1500人規模のイベントとして開催されるとのこと。「とにかく激ヤバな豪華出演者陣を後日発表」とされていたので、ぜひ今後の情報にも注目してほしい。

 フロアとの一体感と高揚感がとにかく気持ちよかったアニクライベント“アニレヴ”。観客はもちろん、DJブースに立つDJ陣も汗だくになりながら観客を煽り、楽曲に身を任せる姿が印象的だった。また、DJブースやアーティスト用のステージから離れた、スペースに余裕のある場所ではヲタ芸で盛り上がる人がいたり、MIXなんて当たり前という状態で、アニソンライブとはまた違った楽しみかたができる土壌が出来上がっていた点も見逃せない。一方で、観客がフロアを埋め尽くした今回のアニレヴでは、出演者たちが「押したり押し返したりしないで、仲よく盛り上がろう」といったことを何度も呼びかけていたように、熱狂的な盛り上がりとともに、一歩間違えばイベントが中止になりかねない危険性をはらむ課題も見えた。これらの課題が改善され、推しの演者さんたちが「おさないで」なんて言うよりも、全力でフロアを煽って盛り上がれるイベントになり、MOTSUさんが言うような世界に羽ばたく日を期待したい。



(C)Anime Rave Festival 2018