2018年7月13日から予約受付が開始された新デバイス、“モンスターボール Plus”。ニンテンドースイッチ『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』との連携で話題の本商品の発表および予約スタートを期に、これまで発売された『ポケモン』デバイスについて振り返ってみたい。
“モンスターボール Plus”が初披露されたのは、2018年5月30日に開催され、『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』を始め、多数の新情報が明かされたポケモン新作発表会。サプライズ発表が相次いだイベントだったが、注目すべき新商品のひとつが“モンスターボール Plus”だ。
本商品は、 ニンテンドースイッチソフトの『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』に対応しており、Joy-Conの代わりとして使用可能。ゲーム内で野生のポケモンが現れたら、実際にモンスターボールを投げているかのような感覚でポケモンを捕まえられる。また、“モンスターボール Plus”の中にポケモンを入れ、現実世界にも連れ出せるという。
“ポケモンを現実世界に連れ出す”という遊びは、これまでも何度か専用デバイスによって試みられてきた。おもなデバイスは以下にまとめた通りだが(携帯デバイスとしては“ポケモンミニ”も存在するが、ミニゲーム機の色合いが強いので今回は載せていない)、 改めて振り返ると、当初はスタンドアローンの遊びだった『ポケモン』デバイスは、時代とともに対応ソフトとの連動型に進化。スマートフォンなどで遊ぶ『ポケモンGO』では、ついにソフト単体で屋外でポケモンを捕まえられるようになり、“ポケモン GO Plus”はそれを補助するとても便利なデバイスとして好評を博している。
これまで登場したおもな関連デバイス
1998年3月27日発売/2500円[税抜]
●歩数計機能と連動して、 デバイスの中にいるピカチュウのかわいいしぐさが楽しめる。“ポ
ケモンを連れ歩く”というコセンプトで作られた商品としては、最初期のデバイスだ。
1999年11月21日発売/3000円[税抜]
●“ポケットピカチュウ”をベースに、画面がカラー化。赤外線機能を使ったデバイスどうしの通信や、『ポケットモンスター 金・銀』との通信(ゲームボーイカラーのみ)も可能に。
※画像は限定版のものです。
2009年9月12日発売
●ソフト同梱で、ゲームとの連動要素が強められたデバイス。赤外線通信機能を使ってゲーム内から好きなポケモンを連れ出すことができ、歩数計機能によって多彩な遊びが可能。
※ニンテンドーDS『ポケットモンスター ハートゴールド・ソウルシルバー』の同梱物でバラ売りはなし。価格はソフト込みで各4571円[税抜]
2016年9月16日発売/3500円[税抜]
●スマホゲームアプリ『ポケモンGO』でのポケモンゲットなどを補助してくれる、お役立ちデバイス。
さて、今回発表された“モンスターボール Plus”だが、前述の通り『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』で捕まえたポケモンを連れ出せるほか、 なんと“ポケモン GO Plus”の機能までを実装。『ポケモン』の遊びを現実世界に持ち出せるという意味では、 よりAR(拡張現実)体験を強める商品となりそうだ。“究極のモンスターボール”というコンセプトのもとに開発されたと言われる本商品がどのようにユーザーに受け入れられるのか、動向から目が離せない。
注目の最新デバイスは2018年11月16日発売予定!
ニンテンドースイッチのモーション操作に対応しており、Joy-Conの代わりとして使える“モンスターボール Plus”。ポケモンを捕まえると、正面のランプが光り、 さらに振動やポケモンの鳴き声も再現されるとのこと(音声はミュート可能)。『ポケットモンスター Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』、『ポケモンGO』の両方に対応する新デバイスに期待大だ!
2018年11月16日発売予定/4980円[税抜]
サイズ:直径約48ミリ(突起物含まず)、質量約65グラム
内蔵バッテリー:リチウムイオンバッテリー 電池容量220mAh
充電時間:約3時間(付属のUSB充電ケーブルで充電できます)
※モンスターボール Plusは、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・ Let's Go! イーブイ』ソフトとは別売りとなります。
※モンスターボール Plusは、発売時点では『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』のみコントローラーとして使用可能です。ほかのニンテンドースイッチのソフトでは使用できません。