2018年6月4日、二子玉川ライズ ガレリアにて、日本マクドナルドが2018年6月13日から期間限定発売する、“マックの裏メニュー”に関する発表会が開催された。このイベントに、サッカーの神様ジーコ氏が登場! 裏メニュー試食をかけたキックターゲットや、『ウイニングイレブン 2018』での対戦に挑む!

 2018年6月4日、二子玉川ライズ ガレリアにて、日本マクドナルドが6月13日から期間限定発売する、“マックの裏メニュー”に関する発表会が開催された。このイベントに、サッカーの神様ジーコ氏が登場! 裏メニュー試食をかけたキックターゲットや、『ウイニングイレブン 2018』での対戦に挑む!

 というわけで今回の発表会のリポートは、ファミ通出身のフリーライター忍者増田がお贈りするでござる。拙者が茨城県出身の熱心な鹿島アントラーズファンであり、大のジーコ信者であるからして、ファミ通は白羽の矢を立ててくれたのでしょう。まず拙者とジーコの仲を説明しておくと、拙者が「やあ、ジーコ」と声をかければ、多分ジーコは「どちらさまですか?」と返すほどの間柄! 今回キックターゲットで久々に彼のフリーキックが見られることがうれしくてたまりません。『ウイイレ』対決の行方も気になります。

 6月13日から日本だけで期間限定発売する“マックの裏メニュー”は、定番バーガーにトッピングを加えオリジナルバーガーを作るという、今年で3回目となるキャンペーン。全部で1124通りもの組み合わせが楽しめます。今回はおすすめ裏メニューとして、ホワイトチェダーチーズを加えた“裏てりやきマックバーガー”、ガーリックペッパーソーセージを加えた“裏ダブルチーズバーガー”、スイートチリソースを加えた“裏えびフィレオ”などを紹介。ジーコはこれらの試食をかけて、フリーキックに挑戦するのです。

日本マクドナルド マーケティング本部の坂下真実氏が、マックの裏メニューを紹介。
ジーコ氏登場(中央)。左は通訳の鈴木國弘氏。古くからジーコ氏と接する、通訳という枠を越えたパートナーだ。マックは大好きで、よく行くというジーコ氏。「以前は鹿島(現鹿嶋)にはマックがなかったけど、最近行ったらありました」と笑う。

 そう、ジーコといえばフリーキック!(本当はスルーパスとかほかにもたくさんすごいんだからね!)。現役時代は、その正確無比な弾道で幾多ものゴールを決めています。今回のキックターゲットで、彼のフリーキックが久々に試されようとしています。現役を離れて久しいいま、技術は健在なのか……? 拙者のそんな心配は杞憂に終わりました。やる気満々で挑んだジーコは、3枚のパネルを一度も外さずつぎつぎと落としていきました。てか、“杞憂に終わる”を“稀有に終わる”と書こうとした拙者のほうがよっぽど心配です。

ジーコ氏は見事なフリーキックで次々とパネルを抜いていく。ああ、このサッカーボールになりたい(ちょっとうそ)。
3球しか使わずに3枚抜きに見事成功して、ドナルドとハイタッチするジーコ氏。

 キックターゲットを成功させたあとは、ジーコが前述の3種類の裏バーガーを試食し、おいしさ順位を決定。めでたく1位に輝いたのは、裏てりやきマックバーガーでした。2位が裏ダブルチーズバーガー、3位が裏えびフィレオと続きます。裏てりやきマックバーガーの、ソースとマヨネーズが混じり合う絶妙なハーモニーをジーコは高く評価したようです。喉を潤すタイミングで出されたレモンジンジャー味の“裏・コーク”に関しても、「僕は生姜もレモンも大好き。生姜の味がレモンより強い感じで、すばらしいマッチング。ハンバーガーとの相性もいい」と繊細なコメント。司会の女性からは「ジーコさん、食レポお上手ですね」と称賛を受けていました。

裏メニュー試食中にも、ときおりカメラ目線で微笑むジーコ氏。周囲への気配りを忘れない人格者だ。
裏バーガーに順位をつけたあとは、FIFA ワールドカップのジーコ的ランキングも発表。1位ブラジル、2位ドイツ、3位アルゼンチンとのことでした。
日本コカ・コーラ社長のホルヘ・ガルドゥニョ氏が「マックに行かないと裏・コークが飲めないなんて……」と嘆く動画。「よく出ていただけました」と坂下氏。

 そして今回、マックの裏メニューの発売に合わせ、KONAMIのスマホ向けサッカーゲーム『ウイニングイレブン 2018』とのコラボも実現しています。ジーコのサイン入りマックカードやマックの裏メニュー無料券が当たったり、ゲーム内でジーコを含むブラジル国籍選手のひとりが獲得できたりなど、さまざまな特典があるこのキャンペーン、詳細はこちらのサイトから。

 キックターゲットの興奮も冷めやらぬうちに、つぎはこの『ウイニングイレブン 2018』のプレイステーション4版で、日本マクドナルド マーケティング本部の坂下真実氏とジーコが対戦します。「絶対に負けない!」とジーコは気合十分。坂下氏を威嚇するパフォーマンスで会場の笑いを取る一幕も。ジーコが操るチーム“ジーコイレブン”は、なんと選手全員がジーコの姿。一方、坂下氏が操る“マクドナルド裏イレブン”は、往年の名選手たちが名を連ねるドリームチームという、夢の対決が実現しました。

 時間の関係もあり、1点先取したほうが勝ちというルールで試合開始。「ハンド! ハンド!」などと相手選手の反則をアピールしたりと、エキサイトしながらゲームをプレイするジーコに、拙者は現役時代の姿を思い出しました。この勝負にこだわる闘争心こそ彼の真骨頂。ジーコといえば、世界一の“負けず嫌い”なんて称される人だったりするのです。プロの試合はもちろん、アントラーズスタッフとのミニゲームでも熱くなり、ジャンケンで負けることさえ悔しいと公言する男……。でも、こういうジーコのまるで子どものように負けを嫌う姿にファンは強烈なプロ意識を感じ、魅了されてきたのです。

 そんなジーコですから、「この『ウイイレ』対決で負けたらどうなってしまうんだろうか?」。そういう思いがふと拙者の脳裏をよぎりました。しかし、拙者の心配はまたまた杞憂に終わりました。試合が開始して、2分ぐらいが経過したころでしょうか。坂下氏のチームのディフェンダーがペナルティーエリア付近でファウル。そこから得たフリーキックを、ジーコが現役時代の試合さながらに直接決めてしまったではありませんか! 得意のフリーキックで試合に終止符を打つという、まさに劇的で感動的な幕切れ。勝利インタビューに答える姿も実にうれしそう。ゲームプレイ中は、ハンバーガーを食べていたときよりも、さらにジーコが楽しく興奮しているように見えました。やはりサッカーが何よりも好きで、その魂はいまでも“現役”選手なのでしょう。

『ウイイレ』対決開始前、ユニフォーム姿で装いも新たに再登場した坂下氏とジーコ氏。カシマスタジアムにもよく訪れていたというサッカーファン坂下氏の満面の笑みが印象的。
ジーコ氏が唸り声を上げて試合前に坂下氏を威嚇。スーパースターのお茶目な一面。
試合開始となり、ジーコ氏の表情がガラリと変わる。獲物を狙う猛禽類のような鋭い視線は、まさに現役時代の試合中のそれだ。
フリーキックが直接決まりジーコ氏勝利! 全身で喜びを表現。

 最後に、今回のイベントの合い間に、一般のお客様からのサインや撮影にイヤな顔ひとつせず応じるジーコの姿があったことを付け加えておきたいです。そんな姿を見て「ああ、アントラーズ時代と変わらないなぁ」と拙者は目を細めたのでした。当時からジーコは、誰よりもファンを大事にする人でした。同行していたファミ通編集者も、彼のファンに対する態度はもちろん、質問へのしっかりとした受け答えや、おどけて笑いを取る姿などを見て、「ジーコはサービス精神旺盛だねぇ」と感心していた様子。勝手に自分のことのように気分をよくした拙者は、「当たり前じゃん。昔からそうだよ」とつい得意気に返しました。

 スポーツ選手として、プレイ技術はもちろんのこと、そこに“勝利に拘る闘争心”と“ファンに対する真摯さ”が加わって“一流”だと拙者は思っています。マックの裏メニュー発表会でのジーコの振る舞いに、久しぶりに一流の一流たる所以を再確認することができました。これぞ真のプロフェッショナル……って、オチすらもジーコにしてしまいましたが、いいよね? ジーコ信者の拙者に頼んでいる時点で、ファミ通はそれを望んでいたんだよね? 拙者も原稿に誤字脱字の少ない、ライターとしてのプロフェッショナルを目指そうと思ったでござるよ。とりあえず“心配がきゆうに終わる”の“きゆう”は“稀有”でなく“杞憂”……と。

6月25日24時キックオフのワールドカップ 日本対セネガル戦1日限定の、ジーコ氏出演のテレビCM。収録では、ジーコ氏の演技のうまさが評判だったとか。当日は要チェック!
会場にも展示されたマックの裏メニューの現品。
拙者、忍者増田も裏メニューをおいしくいただきました。ジーコ氏と同じくてりやきが一番好き。拙者は日向小次郎ばりにコーラが好きだし、辛口ジンジャーエールも好きなので、裏・コークも推しておきたい。ジーコの顔がプリントされたシャツにも注目して!

【ジーコ氏 プロフィール】
1953年、ブラジルのリオデジャネイロに生まれる。ブラジル代表のプロサッカー選手として三度のワールドカップに出場。トヨタカップでは所属クラブのフラメンゴを世界ナンバー1クラブに導いた。鹿島アントラーズ時代には、チームを優勝に導くだけでなく、試合への闘争心、ファンに対する姿勢など、数々のプロ意識を当時のアントラーズ選手たちに植えつけた。本名、アルトゥール・アントゥネス・コインブラ。“ジーコ”とは、チビ、やせっぽち、~ちゃんという ニュアンスの愛称。