アークシステムワークスクリエイターが似顔絵作家に!?
2018年6月1日~6月2日の2日間、神奈川県・横浜みなとみらい地区 臨港パークで開催される“第37回 横浜開港祭”に、アークシステムワークスがブースを出展。本記事では、同社のクリエイター陣による似顔絵コーナーなどが楽しめるアークシステムワークスブースの模様をリポートする。なお、イベントは明日も開催されているので、アークシステムワークスファンはぜひ足を運んでほしい。
ブース内の似顔絵コーナーでは、アークシステムワークス所属のクリエイター陣に似顔絵を描いてもらうことができる。『ギルティギア』の石渡太輔氏、『ブレイブルー』の森利道氏も参加しており、両氏に似顔絵をお願いすることも可能。自分の似顔絵を両氏に描いてもらえるのは滅多にないチャンスなので、ファンは見逃せない内容だ。6月2日の似顔絵コーナーの受付はアークシステムワークス公式Twitterにて告知されるので、参加を検討している人はチェックを欠かさずに。
悪戦苦闘する森氏の休憩中にインタビューをさせていただくことができたので、以下に掲載。同氏が手掛ける最新作『ブレイブルー クロスタッグバトル』の話もうかがえたので、要チェックだ。
ーー似顔絵コーナーお疲れ様です。
森氏 うちの会社は本当に無茶なことさせるわ! 似顔絵というものはじつは今回初めて描きました。似顔絵第1号のイラストを描かせていただいた人に「似顔絵をTwitterであげていいですか?」と聞いたら、「ダメ」って言われてしまってちょっと残念です。
ーー今回は、ふだん参加されているようなゲームイベントとは雰囲気が違いますね。
森氏 弊社があるのは新横浜ですし、横浜の人に弊社を知ってほしいと思って参加しました。ふだんゲームに触らない人もいて、そういった人たちが「似顔絵を描いてください」って言ってくれるのはうれしいですね。がんばろうって思います。
ーー森さんと石渡さんに似顔絵を描いていただくことって、かなりレアですよね。
森氏 石渡が似顔絵を描くこと自体びっくりしています。相当レアですよ。昔のあの男だったら、こういった似顔絵企画なんて100%やっていませんよ(笑)。
ーーイベントは明日もありますし、土曜日なのでアークシステムワークスのファンの方も来てくれるとうれしいですね。
森氏 がんばりますよ。ただね、慣れていないのでけっこうたいへんです。
ーーちなみに、1枚仕上げるのにどれくらい時間かかるものなのでしょうか?
森氏 集中して10~20分って感じですね。もうちょっと早く描けるといいかなって思います。あと、うちのスタッフに似顔絵がべらぼうにうまい奴がひとりいて。その彼は明日の似顔絵コーナーにいるので、彼に描いてもらうほうがいいかも(笑)。ぜひ遊びに来てください。あと、『ブレイブルー クロスタッグバトル』の試遊台も置いているので、こちらもぜひ。僕は似顔絵を描いていないときはゲームで遊んでいるので、対戦しましょう。
ーー『ブレイブルー クロスタッグバトル』がいよいよ発売となりましたが、プレイヤーの反応はどう見られましたか?
森氏 予想通りと言えば予想通りですが、本作は遊びやすさを最優先にしているので、「簡単すぎる」という意見はありましたね。一方、「おもしろい」と言ってくれる方もいて、よかったと思っています。
ーー本作は対戦格闘ゲームファン以外の人にも遊んでほしいというのが、ひとつのコンセプトでもありますよね。
森氏 対戦格闘ゲームを楽しんでくれる人が、本作を通じて増えてくれればいいなと思っています。対戦格闘ゲームを遊んでくれる人がいなくなっちゃったらこのジャンルは終わってしまいますから。『クロスタッグバトル』はシリーズものとして、今後も展開していきたいと思っています。
ーーシリーズ化も検討しているんですね。
森氏 今回登場しなかったキャラクターも出していきたいですし、『RWBY』にもまだまだキャラクターがいますから。僕は『RWBY』ではペニー・ポレンディーナを押しているのですが、謎の圧力でアダムをって声もありますね。中の人的な意味もあるかもしれませんが(アダムの吹き替え版の声優は『ブレイブルー』のハザマ役の中村悠一さん)。もちろん、1対1の対戦格闘ゲームもやめるつもりはありません。本作がバシっと売れれば、『ブレイブルー』の続編を作りますので、よろしくお願いします(笑)。
“第37回 横浜開港祭”ではさまざまな売店も出店されており、フードを食べながら多種多様なイベントが楽しめる。アークシステムワークスブースに遊びに行きつつ、開港祭を端から端まで楽しんでほしいところだ。帰りがけに横浜中華街に寄るのもアリ。元町・中華街駅へは、“第37回 横浜開港祭”の最寄り駅のみなとみらい駅からたったの6分!