日本一ソフトウェアは、Nintendo Switch(ニンテンドースイッチ)、プレイステーション4用ソフト『魔界戦記ディスガイア Refine』を、2018年7月26日に発売することを発表した。
『魔界戦記ディスガイア Refine』は、2003年にプレイステーション2用タイトルとして発売された『魔界戦記ディスガイア』のグラフィックやキャラクター画像を、Nintendo Switch、プレイステーション4用に高解像度化したタイトル。破天荒さ、ハチャメチャ具合はそのままに、最新のビジュアルへと生まれ変わった『魔界戦記ディスガイア』が楽しめる。
今回は、メインとなるキャラクターやあらすじ、各種システムについて紹介しよう。
『ディスガイア』シリーズとは?
“魔界”を舞台に、魔王や悪魔、天使たちの活躍を描いた、ハチャメチャで痛快、爽快なシミュレーションRPG。2003年に初代『魔界戦記ディスガイア』が、そして、2017年にはNintendo Switch用ソフト『魔界戦記ディスガイア5』が発売。本年までの15年間、多くのファンに愛され親しまれている。
シリーズを通して魅力となるのは、底なしのやり込み要素と、突き抜けたゲームシステム。キャラクターレベルは最大9999まで上がり、攻撃でくり広げるダメージ量もケタ違い。キャラクターを育てるもよし、武器の強化に努めるもよし、本シリーズは遊べば遊ぶほど、そのゲーム性は広がっていく。
今回の『魔界戦記ディスガイア Refine』は、初代『魔界戦記ディスガイア』のグラフィックを高解像度化し、Nintendo Switch、プレイステーション4向けに最適化。15年の時を経てもなお、色褪せないハチャメチャ爽快な本タイトルは、シリーズのファンはもちろん、まだ未プレイの人も楽しめるタイトルとなっている。
あらすじ
闇に魅入られた禍々しき者どもが集う暗黒世界、魔界。そんな魔界に激震が走る。『 魔王クリチェフスコイ、死す。』
長きに渡り魔界を統治してきた偉大なる王の死は、瞬く間に魔界全土へと広がり、野心旺盛な悪魔どもは皆、次期魔王の座を、虎視眈々と狙っていた。
その最中、父の死も知らずに、魔王クリチェフスコイの息子・ラハールは丸2年の寝坊から目覚めた。
「魔王の次期後継者たるオレさまをさしおいて、魔王の座を奪うだと……?良い度胸だ……、その者どもを片っ端から皆殺しにしてくれるわ!!」
亡き父を超え、偉大なる魔王となるために、ラハールはエトナやフロン、家臣を連れて、魔王の座を争う戦いへとくり出していく。
ラハール(声:水橋かおり)
亡き偉大なる魔王・クリチェフスコイを父に持つ、自己中心的でオレ様至上主義の主人公。“愛”や“やさしさ”という言葉が大嫌いで、真っ直ぐな気持ちや前向きな言葉を受け付けない性格。偉大なる魔王であった父を超えるため、“魔王さまの仕事”を探し、日々修行中である。
エトナ(声:半場友恵) ※上
ラハールの父・クリチェフスコイの代から魔王城に仕え、彼には絶対的な忠誠と尊敬を敬している。魔王亡きいま、ラハールを偉大なる魔王へと近づけるため厳しくしつけるが、エトナ自身も隙あらば魔王の座を狙う野心家。
プリニー(声:間島淳司) ※下
金で雇われたエトナの家来。かなりの薄給だが、都合よくこき使われている。投げると爆発する。
フロン(声:笹本優子)
魔王・クリチェフスコイ暗殺の命を受けて天界より来た天使見習い。クリチェフスコイが既に亡くなったことを知り、ラハールたちに“愛”を教えるため、行動をともにすることに。
ゲームシステム -育成-
本タイトルの魅力は、なんといっても規格外の育成要素!
Lv.9999まで上がるレベル
シミュレーションRPGでは欠かせない要素“レベル上げ”『魔界戦記ディスガイア』では、そのレベルをなんと、最大9999まで上げることができる。戦えば戦うほど、強い敵を倒せば倒すほど、キャラクターのレベルはどんどん上がる。
多彩な職業とキャラメイク
本タイトルには、メインキャラクター以外にも、“格闘家”や“アーチャー”、“魔法使い”、“忍者”など、さまざまな “職業” を持った汎用キャラクターが男女15種類以上登場する。キャラクターには、“どうしようもないクズ”、“おちこぼれ”、“平凡”、“優秀”、“極めて優秀”、“天才”の6つの素質があり、いい素質であればあるほど、攻撃力やHPも高くなる。
転生
ゲーム内ではそれぞれのキャラクターを別の職業に“転生”できる。たとえば、“アーチャー”を仲間にしたいとき、新しく“アーチャー”を作ることも可能だが、すでに育成済みの“魔法使い”を“転生”させることで、“魔法使い”の素質も持った“アーチャー”を仲間にすることができる。
強力な武器の作成
登場するアイテムには、それぞれ武器強化に特化した“アイテム界”という異世界が存在する。所持しているアイテムであれば、アイテム界に入り、該当のアイテムを強化できる。武器強化の上限は果てしなく、キャラクター同様に、強力なパラメーターを持った武器の作成が可能。
戦闘
育成だけではなく、 シミュレーションRPGとしての戦闘要素も盛りだくさん!
シミュレーションRPG
戦闘はマス目のマップ上で行われるターン制のバトル。キャラクターのレベルやそのときの状況によって、くり出せる攻撃の大きさや行動範囲が変化する。キャラクターの行動順や位置、地形の関係が攻略のカギとなる。
連携攻撃
戦闘中、キャラクターどうしが隣り合った状態で通常攻撃を行うと、より強大なダメージを与えられる“連携攻撃”をくり出すことがある。攻撃を行う際のフォーメーションなども、プレイヤーの腕の見せどころになる。
ジオシンボル / 地形
各ステージに入ると、“ジオシンボル”というピラミッド型のオブジェクトが存在していることがある。この“ジオシンボル”は、“攻撃力+50%”や“ダメージ20%”といったさまざまな効果を持っており、その効果は敵、味方どちらにも影響を与える。また、マップには地形によって高低差で進めない場所があったりと、行動に制限を受ける場所もある。
特殊技
キャラクターたちは成長し、レベルアップすることでさまざまな技を習得していく。特殊技を発動すると、通常では攻撃を与えられないような距離の敵に、空中から攻撃を仕掛けたり、複数いる敵への一斉攻撃が可能。派手な技からコミカルな技、一撃必殺の強大な技など、個性豊かな技が多いのも魅力。
特殊技:ラハール
拳に炎を宿して上から一直線に降下、勢いよく周りの敵にダメージを与える。
魔力の象徴である炎球を自在に操り、少し離れた敵にダメージを与える。
特殊技:エトナ
標的に向かって大量のプリニーを空より降らし、プリニーの爆発により敵にダメージを 与える。
その名にちなんで、ハートの演出とともに攻撃が広がる。
特殊技:フロン
自分の周りにいる味方のHPを30%回復し、ステータス減少の効果を無効にする。
聖なる光の矢を放ち、複数の敵に大ダメージを与える。
拠点施設 -暗黒議会-
『魔界戦記ディスガイア Refine』には、戦闘だけではない、一風変わったシステムが多数存在!
拠点内では、“願いごとをなんでも叶えられる、なんでもあり”の“暗黒議会”を開くことができる。ショップの品揃えを改善してもらったり、新しくキャラクターを作成したりと、叶えられる願いごとはさまざま。議会では、願いごとに対して“可決”、“否決”の判定を下されるのだが、判決を下す議員に、事前に“ワイロ”を渡して“可決”の可能性を上げることができる。それでも“否決”された場合は、“力ずくで解決”することで、強引に“可決”にすることができる。まさに“なんでもあり”の議会なのだ。
限定版情報
『魔界戦記ディスガイア Refine』では、パッケージ版の販売に向けて、特典を同梱した“初回限定版”も用意されている。数に限りがあるので、予約はお早めに!
【『魔界戦記ディスガイア Refine』初回限定版】
■価格:9200円[税抜](9936円[税込])
■特典内容:
・オリジナルサウンドトラック・セレクション
ゲーム内楽曲を厳選して収録したオリジナルサウンドトラック
・日めくり卓上カレンダー
『魔界戦記ディスガイア』の名(迷?)台詞やシーンを抜粋した日めくりカレンダー
さらに“初回限定版”は、上記の同梱物を『魔界戦記ディスガイア』の歴代イラストでデザインした、“特製三方背BOX”に収めたセットでの仕様となる。
※初回限定版には数に限りがございます。
※同梱物、特典の情報は共に制作中のものです。内容が予告なく変更になる場合がございますので、ご了承下さい。
※画像はイメージです。
製品情報
- タイトル:魔界戦記ディスガイア Refine
- ジャンル:シミュレーションRPG
- 対応機種:Nintendo Switch / プレイステーション4
- プレイ人数:1人
- 発売予定日:2018年7月26日(木)
- 価格:
プレイステーション4
・通常版 / DL版 7200円[税抜](7776円[税込])
・限定版 9200円[税抜](9936円[税込])
Nintendo Switch
・通常版 / DL版 7200円[税抜](7776円[税込])
・限定版 9200円[税抜](9936円[税込]) - CERO:審査中
- イラスト:原田たけひと
- 音楽:佐藤天平