2018年3月17日、東京都青山にて、『ポッ拳 POKKÉN TOURNAMENT DX』(以下、『ポッ拳』)、『ARMS』、『大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U』を競技種目とする大会“春拳 Spring Fist”が実施された。

春拳は対戦ゲーム3タイトルのワンデイトーナメント大会。ゲーム動画の配信に特化したストリーミングサイト“twitch”による、強力なサポートのもとで開催されたイベントだ。
本大会は大手通販サイト“Amazon”で告知され、幅広く大会出場者を募集。会場を東京都の青山スパイラルホールとし、当日の現地には多くの参加者が来場。朝早くからの予選トーナメントに始まり、一日をかけて熱い戦いがくり広げられた。
大会模様生放送タイムシフト twitch.tv







『ARMS』部門
『ARMS』は伸びるウデ“アーム”で闘う格闘スポーツ。プレイヤーはNintendo Switchのコントローラーを持ち、プレイヤーの手の動きに合わせてファイターが行動。3Dステージを自由に移動しつつ、リーチの長いパンチで攻防を展開する作品だ。
本部門のトーナメントレギュレーションは、2試合先取制、敗者復活なしのシングルイリミネーション形式を採用。予選トーナメントを勝ち上がり、準決勝に勝ち上がったのは以下の4名。
しんごろー
Pega
Pak3Ssyl
あなほりし
ここからは決勝トーナメントとなり、試合はステージ上の対戦台1セットを用いて進行。会場中が注目する準決勝を勝ち上がり、決勝戦に進出したのはpega選手とあなほりし選手のふたりだ。
決勝戦はルールが3試合先取制に変更。1試合目はpega選手(マックスブラス)があなほりし選手(DNAマン)に勝利すると、2試合目はマックスブラスの同キャラ戦に。このミラーマッチもpega選手が危なげなく制し、続く3試合目もpega選手が圧倒。pega選手は予選から1試合も落とすことなく、完全優勝を成し遂げる結果となった。





トーナメント決着後は、日本国内最強プレイヤーを決める大会“ARMS JAPAN GRAND PRIX”の3代目チャンピオン・しゃとう選手が登場し、pega選手とタイトルマッチを実施。この試合でもpega選手が実力差を見せつけ、3試合連取で勝利。みごと新チャンピオンの座に輝いた。



『スマブラWiiU』部門
マリオ、ピカチュウ、リンク、カービィなど、任天堂ゲームの人気キャラたちが活躍する乱闘バトルゲーム。1ステージに最大4キャラが登場し、入り乱れて闘う作品だ。
本部門は2vs.2のチーム戦形式。トーナメントレギュレーションは2試合先取制のシングルイリミネーションで争われた。予選トーナメントを終え、準決勝に進出したのは以下の4チーム。
Tsu & KEN
DNG|Nietono & DNG|Kameme
shky & eim
ゆず & れぽ
対戦は各プレイヤーが1キャラを使用し、2キャラ対2キャラの構図で対決。国際的な対戦シーンで主流のシングル戦とは異なる、チーム戦ならではの読み合いや連携が飛び出す乱戦がくり広げられた。
本部門の決勝戦に進出したのはDNG|Nietono & DNG|Kamemeチーム(ディディー、クラウド)とshky & eimチーム(サムス、シーク)だ。決勝戦ではKameme選手のクラウドがアタッカーとして大きく活躍。Nietono選手の操るディディーのサポートも上手く機能し、2試合連取でDNGチームの優勝となった。





『ポッ拳』部門
本作は『ポケットモンスター』シリーズのポケモンが1対1で闘う作品。3Dで構成されたリングを自由に動き回りつつ、ポケモンの個性を反映したド派手な技で闘う対戦アクションゲームだ。
本部門はシングル戦。トーナメントは2試合先取制、敗者復活ありのダブルイリミネーション形式で争われた。TOP4に進出したのは以下の4名。
・ウィナーズ
すぶたん
パラス
・ルーザーズ
あざぜる
殿様
決勝戦まで勝ち上がったのは、ウィナーズのすぶたん選手(マスクド・ピカチュウ)と、ルーザーズの殿様選手(シュナイバー)のふたり。対戦ではシュナイバーが時間をじっくり使ってピカチュウに対処し、2試合連取でリセットに成功。勢いは殿様選手にあるかと思われたが、リセット後はピカチュウが大技をぶっ放す豪快な戦術で強気にプレイ。すぶたん選手が崩れかけたペースを立て直し、2試合先取して決着。
『ポッ拳』部門はずぶたん選手が優勝に輝いた。




