2018年3月1日、ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)が組織変更を発表。「絶えず変化を続ける市場環境の中でこれからも最前線に立つリーダーであり続けるため」に、2018年4月1日付で、各地域のリージョンカンパニーの体制を再編することを明らかにした。

 発表によると、ソニー・インタラクティブエンタテインメントアメリカ(SIEA)、ソニー・インタラクティブエンタテインメントヨーロッパ、ソニー・インタラクティブエンタテインメントジャパンアジア(SIEJA)の中にあるセールス&マーケティング部門は、SIE副社長兼 グローバルセールス&マーケティング部門の統括責任者であるジム・ライアン氏が直接指揮をとるとのこと。各地域における運営サポートおよび地域固有案件の統括については、社長兼 CEOの小寺剛氏がアメリカと日本・アジア、ジム・ライアン氏が欧州のそれぞれの地域担当役員としてその任にあたる。なお、日本・アジア地域においては、小寺氏をサポートするために、現SIEJAプレジデントの盛田厚氏が機能横断的な案件の統括にあたるとされている。

 また、SIEが魅力的かつ強力なファーストパーティータイトルを創造し続けていくために、現ワールドワイド・スタジオ(WWS)チェアマン兼 SIEAプレジデントのショーン・レーデン氏は、4月1日付でWWSチェアマンの専任に。「SIEの成長を牽引する“プレイステーション”ならではのゲームタイトルを生み出し続けていくとのこと。一方、グローバル経営体制の中では、グローバルパブリッシャー&デベロッパーリレーションの統括責任者としてフィル・ローゼンバーグ氏が2018年1月に就任しており、プラットフォームプランニング&マネジメントの統括責任者として西野秀明氏が4月1日付で就任するとのことだ。