2018年1月21日、東京・新宿FACEにて、声優の原由実さんがパーソナリティー務めるWeb番組『原由実の〇〇放送局大盛』(ニコニコ生放送にて隔週水曜日に配信中)のイベント“原由実の〇〇放送局大盛 はらみーお誕生日会2018”が開催された。本記事では、昼夜2回公演で行われた本イベントの模様をリポートする

※『原由実の〇〇放送局大盛』チャンネルページ

自信満々に“利き牛丼”に挑むも……!?

 原さんは、本イベントのグッズとして制作された赤いTシャツに身を包んで登場。今回のイベントは、原さんの誕生日と同じ1月21日の開催ということで、「誕生日当日に、こんなにたくさんの方が来てくださってうれしいです。今年もいい1年になりそうです」と喜びを語った。そして、会場全員で乾杯をした後、さっそく最初のコーナー“プチプラファッションショー”を実施。

 同コーナーは、テーマに沿った”プチプラ”コーデ(※プチプラとは、プチプライスの略で、安価やお値打ち価格というような意味)を原さんが事前に用意し、2種類のうち、どちらの服を着てほしいかをお客さんに選んでもらうというもの。昼の部のテーマは“遊園地デート”。1着目は、すべて“GU”で購入したというタイトめのスカートを中心としたコーディネート。原さんは「タイトめのスカートは最近あまり履いていないので、新鮮なファッションになるんじゃないかな?」とポイントを解説した。2着目は、“H&M”のトップスと“無印良品”のジーンズを組み合わせたコーデで、こちらについては「ふだん、ジーンズはあまり履かないので貴重かも」と語った。また、2着目のトップスは本来5990円だったものが2000円まで値下げされていたらしく、「いい買い物ができました」とうれしそうに買い物上手をアピールしていた。

 投票の結果は割れたが、僅差で前者のコーデに決定。原さんは着替えのため、いったんステージを後にした。その間は、シャーロック由実からのメッセージビデオが上映。映像では、「クルマの乗れる探偵になる」とシャーロック由実の2018年の目標が語られたほか、“お誕生日会に起きた事件”についての推理を行った。推理した事件の内容は以下の通り。

※シャーロック由実は、いつ、どこで、誰が、何をした、という状況についてのワードをくじで引き、その事件を解決する(くじで引いた設定の話を即興で作る)コーナー。

いつ:1月21日
どこで:ケーキ屋さんで
誰が:プロレスラー
何を:アレした(※“アレ”とは、ゲーム対決の際、原さんに勝ってもらうように対戦相手が試合展開を調整することを指す)

事件の内容
 原由実さんが1月21日に誕生日ケーキを購入するためにケーキ屋さんを訪れたところ、店内にはプロレスラーの姿が! プロレスラーを見て、戦ってみたくなった原さんは、勝負を挑んだもののまったく敵わず、最終的にアレしてもらって勝利し、気分よく新宿FACEに会場入りした。

 シャーロック由実からの映像が終わると、今度は原さん本人からの映像が流れたのだが……。「この後の私のファッションショーが行われるのですが、なんとサプライズで突然“ハッピーバースデー”が掛かって、ケーキが登場します」と、サプライズをみずから告知! まさか過ぎる展開に、会場は笑いに包まれた。そして、プチプラファッションショーで選ばれたコーデに着替えた原さんが舞台袖から軽快な音楽とともに登場し、ステージ中央でポーズを決めたところで、宣言通りBGMがハッピーバースデーに切り替わり、サプライズ(?)に突入。バースデーソングを全員で歌った後、観客が手に持ったペンライトをロウソクに見立てて消すと、会場から大きな拍手が贈られた。その後、改めてファッションショーを行い、つぎのコーナーへ。

 続いてのコーナーは“利き牛丼”。これまで、利き唐揚げや利き餃子など、数々の利き〇〇を行ってきた原さんが、今回は牛丼に挑戦することとなった。吉野家、すき家、松屋の3店舗の牛丼をそれぞれ試食した後、目隠しをした状態でいずれかの牛丼を食べ、3問中2問正解すれば、番組から誕生日プレゼントが贈られる。試食を終えた原さんは、松屋と吉野家は「違いが少なくて、難しいかもしれない」と不安そうだったが、すき家に関しては「いちばん好きかも」と自信満々の様子。1問目に出題されたのは吉野家の牛丼だったが。こちらは「絶対にすき家ではないと思う」と2択まで絞り込んだものの、松屋と回答してしまい、惜しくも不正解。続く2問目は「おいしいということは!」と力強く“すき家”と回答するも、正解は松屋で連続不正解。そして、最後の問題では「このおいしさは!」と、今度こそ正解を確信したように“すき家”と回答し、見事正解。結果としては3問中1問正解となったが、誕生日ということでオマケで合格となり、すき家のトッピングを全部乗せた、スペシャル牛丼がプレゼントされた。

 利き牛丼の後には、シチュエーションに合ったエチュード(即興劇)を行う“ハラストーリーは突然に”コーナーを実施。エチュードには、番組の視聴者から募集したキーワードをくじで引き、そのキーワードを必ず入れなくてはならない。昼の部のシチュエーションは、プチプラファッションショーと同じく“お誕生日に遊園地デート”。1回目のキーワードは、“カニのアトラクション”に決定。ファンとしては、“カニをモチーフにしたアトラクション”を想定していたと思われるが、原さんは“カニを食べるアトラクション”と解釈。客席に感想を求めたところ、大きな拍手が鳴り響く、やさしさ溢れる展開となった。次いで2回目は、“ネズミの着ぐるみ”というキーワード。某テーマパークのマスコットキャラクターのモノマネをするという自由過ぎるエチュードで、笑いが起きたものの評価はイマイチな結果に。

 最後のコーナーは、原さんによく似た、400戦無敗のプロゲーマー(という設定の)ユミハラ選手と来場者がゲームで対戦する“はらまる組手”。ちなみにユミハラ選手の略歴は以下の通り。

  • 小さいころからゲームに親しみゲームの才能を開花
  • 2000年に両国国技館で行われた全国大会で優勝
  • 2010年にラスベガスで行われた世界大会で優勝
  • 2018年にプロゲーミングチームSCARZ入団&株式会社HORIからスポンサードを受ける。

※上記はもちろんフィクション。SCARZさん、HORIさんご協力ありがとうございました。

 昼の部は、『フライングパワーディスク: Windjammers』で対戦。番組でも過去にプレイしているということもあり、ユミハラ選手は自信たっぷりの様子だったが、同じくプロゲーマーという設定の挑戦者たちが「今日のために仕上げてきました!」とコメントすると、「それはリアルにですか?」と、不安そう表情を浮かべていた。しかし、それが嘘だとわかった瞬間に「よし、やりましょう!」と強気に戻るユミハラ選手の切り換えの早さに会場は爆笑。熱戦や挑戦者の“アレ”もありつつ、最終的には5戦全勝したユミハラ選手が優勝を勝ち取った。

※『フライングパワーディスク』で遊ぶ! 『原由実の○○放送局 大盛』第49回

最後にステージを降り会場を1周した後、記念撮影をして昼の部は終了となった。

予想以上の熱戦とラストライブの発表に大盛り上がり

 夜の部の最初の挨拶では、2014年1月21日に今回のイベントと同じ新宿FACEで開催されたバースデーイベントの思い出を振り返りつつ、「特別な日をもっともっと特別にできるようにいっしょに楽しみましょう!」と意気込みを語った。

 夜の部のプチプラファッションショーのテーマは、“夜景の見えるレストランでディナーデート”ということで、“GU”と“フォーエバー21”、それぞれのブランドで揃えた2パターンの衣裳を用意。観客が拍手で投票を行った結果、2着目のお嬢様風コーデが選ばれた。

 お着替えタイム中には、番組でおなじみとなっている“はらみ~先生”からのメッセージビデオが上映された。初詣で何をお願いしたのか聞かれたはらみ~先生は、自身は初詣に行っていないということで、“仲のいい原由実さんが、おみくじを引いたところ凶だったため、2回引き直しをして大吉を引いて喜んで帰った”というエピソードを披露した。

 そして、夜の部ではローソン、セブンイレブン、ファミリーマートのコンビニ3店舗の“利きハンバーグ”に挑戦。試食を終えた原さんは、ローソンとファミリーマートの違いはあまりわからなかったようだが、セブンイレブンだけは「高級店の味がする」と特徴を捉えることができた様子。しかし、セブンイレブンが選ばれた1問目で「セブン(イレブン)じゃないことはわかる」といきなり外してしまう。続く、2問目でも「セブン(イレブン)じゃないと思う」と宣言したものの、正解はまたしてもセブンイレブンで2問連続不正解となった。もう1度試食を挟んで迎えた3問目は「今度こそ、わかっちゃった!」とうれしそうな表情を浮かべ、ファミリーマートと回答し見事正解。ご褒美として、セブンイレブンの“金の直火焼ハンバーグ”が贈られた。

 続いて、“ハラストーリーは突然に”では、“夜景の見えるレストランで大人のディナーデート”をテーマに3つのエチュードを披露した。なぜか、夜景の見えるレストランで出てきたメニューが、セブンイレブンのハンバーグと同じ味だったり、デート相手の自宅で某アイドルゲームのイベント映像をいっしょに見たりするなど、予想外過ぎる展開で笑いの絶えない内容となっていた。リスナーから募集した必ず入れなくてはいけないキーワードとエチュードの内容は以下の通り。

1回目
キーワード:ゴチになります
内容:東京タワーの見えるレストランにディナーデートに行った原さん。そこで、セブンイレブンのハンバーグと同じような味がするハンバーグを食べた後、会計しようとしたところ、サイフを忘れてきたことに気付き「ゴチになります」。

2回目
キーワード:終電
内容:ディナーを終えた後、終電の時間を気にしつつ夜景を見ながら歩いて駅まで向かうことにしたふたり。いいムードになってきたところで「じつは最後に言わなきゃいけないことがある……」と神妙に表情で語る原さん。そして、ひと言「帰りの電車賃、貸してください」。

3回目
キーワード:赤ワイン
内容:借りた電車賃が微妙に足りず自宅まで帰ることができなかった原さんは、デート相手の自宅を訪れる。部屋で某アイドルゲームのイベント映像を見たりして過ごした後、タダで泊めてもらうのは申し訳ないと、道端に落ちていた赤ワインをプレゼントするのだった(※原さんいわく、お金を持っていない設定だったので、辻褄を合わせるためにこうするしかなかったとのこと)。

 夜の部のはらまる組手は、原さんが三島一美役として出演している『鉄拳7』で実施。アツい試合の連続に、コンボや必殺技が決まるたび大きな歓声や拍手が巻き起こっていた。そんな中、ユミハラ選手はエキシビションを含めた6戦で全勝し、昼の部の『フライングパワーディスク』に続き、2冠を手にした。

 夜の部のエンディングでは、“プリプラファッションショー”や“ハラストーリーは突然に”で使用したカバンを懸けたじゃんけん大会が行われたほか、原さんのラストライブが6月10日に東京・下北沢Gardenで開催されることが発表。なお、チケット最速先行抽選申込券は、3月14日発売予定のラストアルバム『YOU&ME』に封入されるとのこと。

※原由実5pb.オフィシャルサイト

 最後に原さんが、ラストライブについて「正直、ラストライブを開催する予定はなかったんです。でも、ラストアルバムを発表したときに、“最後にライブが見たいです”というお声を、お手紙や番組宛てのメールで本当にたくさんいただきました。だから、“どうしよう?”と悩んで濱田さん(※原さんの音楽活動のプロデューサーの濱田智之さん)に相談してみたら、今後のスケジュールを見たときに“5月か6月ならできるかも”ということになったんです。でも、昨今は半年前の予約だと会場を抑えるのが難しくて、“会場が押さえられたらできる”という状況だったんです。皆さんから“最後に歌を聴きたいです!”というお声を本当にたくさんいただいたので、“会場が見つかってくれ”と祈りながら生活をしていたところ、無事に見つかりまして、こうして発表することができました。私は皆さんのお手紙やメールを読むのが好きだったりします。皆さんの声をたくさん聞いて、“これは絶対に叶えたい!”と思っていたので、私もラストライブを開催することができてうれしいです。きっと個人名義の歌をお届けできるのは、6月10日のライブが最後になると思いますので、ぜひ皆さんに来ていただきたいです」と想いを語り、夜の部は終了となった。

[2018年2月2日 18時40分 記事修正]
文中の一部表記を修正しました。