『BBCF』、『GGXrdR2』日本最強タッグ&チームが決定! 全国各地の代表選手による決勝大会をリポート【闘神祭2017】

2017年10月21日、東京都お台場のTFTホールにて、格闘ゲーム複数タイトルの全国大会“あーくれぼ2017in闘神祭”の決勝大会が実施された。

 2017年10月21日、東京都お台場のTFTホールにて、格闘ゲーム複数タイトルの全国大会“あーくれぼ2017in闘神祭”の決勝大会が実施された。本稿では『ブレイブルーセントラルフィクション』(以下、『BBCF』)部門と『GUILTY GEAR Xrd REV 2』(以下、『GGXrdR2』)部門の闘いの模様をリポートする。

 あーくれぼ2017は、アークシステムワークスが手がける格闘ゲーム4タイトルを競技種目とする全国大会。2017年7月から10月にかけて全国のゲームセンターで予選大会が開かれ、各地の代表選手を選抜。代表選手たちは2017年10月21日に東京都のTFTホールにて実施されるタイトー主催の“闘神祭”決勝大会の舞台に集結し、No1の座を目指す。

 競技種目のうち『BBCF』と『GGXrdR2』はどちらもチーム戦となっており、闘神祭会場のメインホールにて頂点を決めるトーナメント戦が争われた。進行中は観客席が満席となり、多くの立ち見ギャラリーも現れる大注目のイベントとなっていた。

『GGXrdR2』部門

 『GGXrdR2』は2D格ゲーながら3Dモデリングを使用したビジュアルの評判が高く、個性的なキャラたちによるド派手なバトルが魅力のタイトル。本部門のレギュレーションは3on3チーム戦で、出場選手は3人でチームを組み、チームどうしの勝ち抜き戦で勝敗を競う。
 決勝大会には32チームが参戦。高田馬場ゲーセン・ミカドを主戦場にするプレイヤーが数多く出場を果たしており、聖地ゲーセンに通うガチ勢のやる気と層の厚さが感じられるメンバーが揃っていた。そんな中、世界大会EVO2017にて日本の一線級プレイヤーを倒す活躍を見せたKidViper選手(アメリカ)や、日本勢との親交の深いダル選手(韓国)といった海外の強豪選手も来日参戦。海外勢の活躍にも期待がかかるトーナメントとなっていた。

 激戦を勝ち上がり、TOP4に進出したのは以下の4チームだ。

【ツンゴ教】りおん(カイ)/竹原(ラムレザル)/二代目幻影人(ジャック・オー)
【ランダムボタン暴れ】TAKA(スレイヤー)/勇(ヴェノム)/T5M7(レオ)
【夢弦鳳勇】芭蕉(紗夢)/さばみそ(ベッドマン)/ちゃちゃちゃ(クム)
【天下三分の計】小川(ザトー)/るき(ディズィー)/ダル(イノ) 

 ここからはステージ上の1台のみを使用。試合の合間には対戦模様を振り返るリプレイ機能を利用して詳しい解説が行われ、スポーツ観戦を思わせる雰囲気で進行された。最後まで勝ち上がり、決勝戦に進出したのは【天下三分の計】チームと【ランダムボタン暴れ】チームだ。

先鋒・勇 vs. 先鋒・ダル
 ヴェノムがイノの攻めに見事に対応し、着実にダメージを積み重ねる。大木を瞬間移動でかわして反撃するシーンやバーストを空振らせて反撃を決める読みも冴え、ヴェノムが2ラウンド連取で勇選手の勝利。

先鋒・勇 vs. 中堅・るき
 1ラウンド目は開幕から強気に攻めたディズィーが起き攻めチャンスを活かして先制。しかし、2ラウンド目からは流れが逆転。ヴェノムがレバー前+Pでの対空兼牽制や、ジャンプ防止のレバー前+HSなどでディズィーを捉え、立ち回りを優位に展開して2ラウンドを連取。勇選手の逆転勝利。

先鋒・勇 vs. 大将・小川
 立ち回りでザトーが先手をとり、エディを絡めたラッシュでヴェノムを追い詰める。画面端でのラッシュ中にはバースト対策済みのコンボで攻勢を維持。画面中央ではシャドウギャラリーを置いて空対空カウンターを誘発し、そこから画面端のガード困難連携まで持ち込む精度を見せた小川選手が勝利。

中堅・T5M7 vs. 大将・小川
 レオに捕まらないように慎重に立ち回るザトーが無理をしない姿勢を徹底。安全な状況をつくってからエディを召喚する勝利パターンに持ち込み、レオを封殺に成功。

大将・TAKA vs. 大将・小川
 スレイヤーの動きを見極めて後の先で有利状況を作るザトー。効率よくエディ召喚をくり返し、ザトーが終始攻勢を維持したまま決着。

 『GGXrdR2』部門は【天下三分の計】が優勝となった。

『ギルティギア』シリーズゼネラルディレクターの石渡太輔氏(写真奥)から表彰を受ける【天下三分の計】。ダル選手(写真左)、小川選手(写真中央)、るき選手(写真右)。

●【天下三分の計】チーム優勝コメント
ダル選手「海外勢がここまで来るのに、長い時間が必要でした。この勝利はいままで頑張ってきた海外勢の勝利だと思います。」

小川選手「このバージョンではずっと勝てなくて悔しい思いをしてきました。今回はダルさんが優勝して、歴史が変わった瞬間に貢献できて嬉しく思います。」

るき選手「プレイスタイルがまるで違う3人で組みました。大会では1回戦から要所で活躍することができましたし、『ギルティ』らしい起き攻めが強いキャラ構成のチームで優勝できて嬉しいです。」

『BBCF』部門

 『BBCF』は登場キャラがそれぞれ固有の“ドライブ能力”をもち、自由度の高いハイスピードバトルをくり広げる2D格闘ゲームだ。本部門は2on2チーム戦のレギュレーションを採用。出場選手はふたりでチームを組み、チームどうしの勝ち抜き戦で勝敗を競う。

 決勝大会に参戦したのは32チーム。その中にはブレイブルーをメインにするプロゲーマーのふたりが組んだガリレオ選手&ソウジ選手チーム、プレイヤースキルの高さでほかゲームにも名を轟かせる関西のふぇんりっち選手と実兄のイワシ選手が組んだ兄弟チーム、関東の若手やり込み勢のふみ選手&みーや選手チームなど、アーケード対戦シーンで活躍するプレイヤーたちが数多く登場。こちらの部門もまずは壇上に進出するTOP4のチームを選出した。以下がそのメンバーだ。

【捨てる神あれば拾う神あり】玉井さん(ヒビキ)/ヤマシタ(イザナミ)
【ゴルベーザ―】フェンリっち(ジン)/イワシ(ラグナ)
【ファジーで連絡します。】ろにった(Es)/もけもけ(レリウス)
【明鏡止水】コイケ(ライチ)/えーすけ(カルル)

 TOP4からはステージ上の筐体を用いての1台進行。観客席からは歓声、選手席からは敗者チームへのねぎらいの拍手が聞こえ、盛り上がりつつ真剣勝負の行方が見届けられた。
 壇上の闘いを経て決勝戦に勝ち上がったのは【ファジーで連絡します。】と【ゴルベーザ―】。この2チームにより本日最後の闘いが争われた。

先鋒・もけもけ vs. 先鋒・イワシ
 序盤からレリウスの優勢が続く。レリウス本体とイグニスの連携ラッシュが気持ちよく決まり、勝負どころでは受身タイミングを狙った空対空ジャンプA→空中投げで投げ抜けミスを誘発するテクニックを披露。ラグナにチャンスを与えずにレリウスが快勝。

先鋒・もけもけ vs. 大将・フェンリっち
 1ラウンドづつを奪い合った3ラウンド目。ジンを画面端に追い詰めたレリウスがラッシュを仕掛けるものの、イグニス攻撃に繋いだ一瞬のスキを見逃さなかったジンが鋭い割り込み立ちCをヒットさせ、オーバードライブコンボに繋いで逆転。フェンリっち選手が押し切る。

大将・ろにった vs. 大将・フェンリっち
 スタンダードなバトルスタイルを得意とするキャラ同士の対決。技の差し合いや読み合いの勝負はほぼ五分の拮抗した展開となり、3ラウンド目のお互い体力僅少状態までもつれ込む。行き詰った近接戦の状況にて、ジンがレバー前+Aをガードされた後にラピッドキャンセルから出した立ちBがヒット。そのままコンボを決めきってフィニッシュ。

 『BBCF』部門は【ゴルベーザ―】が優勝に輝いた。

『ブレイブルー』シリーズプロデューサーの森利道氏(写真左)から表彰を受ける【ゴルベーザ―】。フェンリっち選手(写真中央)と、イワシ選手(写真右)。

●【ゴルベーザ―】優勝コメント
イワシ選手「兄弟で大会に出場して楽しい部分と、弟がプロになったことを意識しすぎて楽しめてない部分があったのですが、今日優勝できたのは本当に嬉しいです。気持ちを切り替えて上を目指していきたいと思います。ありがとうございました。」

フェンリっち選手「今まで2位に終わってしまうことが多かったのですが、兄と久しぶりに大会に出場して優勝できて嬉しいです。兄のセコンドのおかげで何とか勝てました(笑)。これからも応援していただけると嬉しいです。」

決勝大会生放送タイムシフト