美麗な世界で目指せオレゴロウ王国! 新作MMORPG『BLESS』クローズドβテスト2体験リポート

ゲームオンが2017年10月12日から16日にかけて実施したPC用新作MMORPG『BLESS』のクローズドβテスト2の模様をレポート。正統派MMOに秘められたユニークな魅力をたっぷりお伝えしていく。

 ゲームオンが日本サービス予定のPC用MMORPG『BLESS』は、重厚かつ美麗なファンタジー世界を思うままに冒険するMMORPG。圧倒的人気でオンラインゲームの黎明期を支えたMMORPG『リネージュ2』を手掛けた精鋭スタッフが、開発期間およそ7年、約70億円を投じて世に送り出した超大型タイトルだ。

 本作では2017年10月12日から16日にかけてクローズドβテスト(以下、CBT)の第2弾を実施。合計30000人が正式サービスに先駆けてゲームを体験できた。筆者もそのひとりに加わることができたので、実際に肌で感じた本作の魅力をお伝えしていこう。

マウスでグリグリ造形できる自由なキャラメイクに興奮!

 MMORPGにおいて最初のチェックポイントとなるのがキャラメイクだ。CBT2時点では、プレイヤーは2勢力、2種族、4職業からキャラクターを選択できた。

 種族は人間タイプと獣人タイプに分かれているが、獣人はかなりケモノ色が強いビジュアルとなっており、背景世界を色濃く感じられるのは好印象だ。なお、職業は未実装の枠が4つ用意されていたので、正式サービス以降の拡がりも期待できる。

 キャラクターのベースを選択したら、お待ちかねのキャラメイク。あらかじめ作成されたプリセットを選び、顔や髪型のパーツを個別で変更し、体型を調整し……と、オーソドックスな流れにはなっているのだが、どれを取ってもとてつもない量の項目が用意されており、悩ましくも楽しい濃密なメイキングが堪能できた。

 こうなると、操作キャラクターにこだわりたい筆者のようなプレイヤーは冒険する前から膨大な時間を割いてしまいがちなのだが、本作では表示キャラの変更したい部位をマウスでドラッグすることで、対応する項目を直接変更できる直感的な編集機能も備えているため、比較的短時間で理想のキャラを完成させることができた。

 なお、キャラメイクのデータは保存と呼び出しにも対応している。種族や性別、職業に応じてユニークなキャラを創造してみるのも楽しいはずだ。個人的には、正式サービス前にデータが事前に作れる体験版だけでもリリースしてくれたら……と思ってしまうほどに、本作のキャラメイクには驚かされた。

操作スタイルも変更可能な至れり尽くせりの冒険

 キャラメイクも終わり、ついにゲームスタート! Unreal Engine3の改良版を採用したグラフィックエンジンが描き出す世界は重厚かつ非常に美麗なクオリティー。序盤から進行そっちのけで風景撮影に没頭してしまった。このまま散歩で1日を終えてしまおうかとも思ってしまったが、気を取り直して冒険へ出発することに。

 本作の骨子となるシステムはNPCからクエストを受注し、敵の討伐や探索で目標を達成していくというMMOの王道を征くスタイル。ゲーム内の要素も少しずつチュートリアルクエストで小出しに学べるので、初心者への導線もバッチリだ。

 このほかにも、クエストリストの確認や目標地点への自動移動、カスタマイズ可能なマップにショートカットキーによる各種メニュー呼び出しなどなど、それぞれの要素がすみずみまで丁寧に作られており、オーソドックスながらも充実のプレイ環境が実現されていた。

 とりわけ自動移動は、ルート設定に対応していたり、メニュー操作中や非アクティブウィンドウ状態でも移動し続けたりと、冒険に欠かせない快適な機能となっていた。この心地よさは、MMORPGに慣れ親しんだプレイヤーであるほど強く体感できるはずだ。

MMORPGにおいて戦闘と並んで重要視される生産系のシステムもしっかり完備。フィールドの採集活動などで集める素材アイテムは、右クリックで対応レシピをリスト表示してくれる便利な機能も確認。

 この“充実したオーソドックス”は戦闘システムにおいても発揮されている。本作の戦闘は通常攻撃とスキルを組み合わせて戦うタイプで、スキルの発動順しだいで引き出される状態異常やコンボ効果によって戦術的なバトルが展開されていく。

 ここで注目したいのが目標の選択方法。本作では選択した対象へ行動に応じて自動移動するターゲット方式と、自由移動しながら戦うノンタゲ方式をいつでも切り替えられるのだ。

 自分のプレイスタイルに合わせた操作を実現できる快適さはもちろん、敵の攻撃に素早く対応する前衛職はノンタゲ、定点からじっくり仲間をサポートする後衛職はターゲットといった具合に、職業の動きにベストな操作が選べるというのもありがたい。

スキルはレベルアップごとに得られるスキルポイントを振りわけて習得する。いつでも振り直しが可能なので、色々な組み合わせでベストな戦術を探ることが可能だ。

パーティーで挑むインスタンスダンジョンや、フィールドに1体だけ出現するネームドモンスターといった、歯ごたえのある戦闘コンテンツも充実している。

 さらに、冒険の軸となるメインクエストのストーリーが勢力や種族によって異なるというのも魅力的なポイント。筆者の選んだハイロン神聖同盟では、従騎士となって凶暴なオークの侵攻に抵抗しつつも、政治の裏で暗躍する謎の組織を暴いていくストーリーが展開された。

 美麗なグラフィックや、映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』を筆頭に数々の名作劇伴を手がけるハンス・ジマー氏の手がけた音楽も相まって、さながら海外ドラマを観ているような感覚で物語を楽しめる。正式サービスの暁には、境遇を変えてストーリーの変化を味わってみるのもおもしろそうだ。

クエスト中の会話で出現する選択肢によって、話を切り上げて素早くつぎの目標へ移るか、会話を続けて掘り下げるかを決められる。プレイヤーの好みで情報量を調節できるというわけだ。

あらゆる動物がペットになるテイミングシステムに驚愕!

 ハイレベルにまとめられた数々のコンテンツのなかで、筆者が最もオススメしたいのが、冒険のお供になるペットを増やせるテイミングシステムだ。ペットはMMORPGでは定番の要素だが、本作ではフィールド上の敵をそのままペットとして調教できるユニークな方法をとっている。

 調教可能な敵の種類はなんと400種類以上にも及び、馬やウサギといった定番の動物から、厳ついクマや禍々しいモンスターまで、ラインナップは多種多彩。新しい地域へ足を踏み入れるたびに「ペットにできそうな敵はいないかな?」とワクワクさせてくれるのだ。

戦闘開始後に専用アイテムを消費すると調教に挑戦できる。タイミングよくキーを押すミニゲームが発生するが、短時間で終わるのでテイミングをサクサク進められる。

大空を自由に飛び回る飛行ペットの爽快感は格別。CBT2ではテイミングこそできなかったが、街をつなぐ馬車のようなサービスや、制限時間付きのクエスト報酬で体験できた。

 ペットは愛玩、騎乗、飛行の3カテゴリに分かれており、騎乗や飛行タイプはプレイヤーの移動に役立つ。さらに、ペットには成長要素もあり、性能アップやスキル習得でプレイヤーをサポートしてくれる。最初はただ連れ添って愛でるだけの愛玩ペットも、しっかり育てれば欠かせない相棒となるのだ。

 もちろん、強力なペットを揃えるには相応の時間と投資が必要となる。また、育てたペットを販売したり、調教や育成にいくつか消耗品が必要になる点も、ゲーム内経済を活発に動かすおもしろい要素として感じられた。

 筆者がCBT2中盤から「気になる生きものは全部捕まえて自分好みに育てよう!」という“オレゴロウ王国”プロジェクトに奔走してように、本作はテイミングをやりこむだけでも十二分に満喫できるはずだ。

ペットは長く連れ添うか、ほかのペットを消費するとレベルアップする。レベル上限があるが、ほかのペットを消費すれば、一定確率で上限突破も可能。万全な育成には大量のペットや専用の補助アイテムが必要となる。

個人的にお気に入りペットになったクオリーマウスとカルタハムスター。リアルで愛嬌のあるモーションがファンタジー世界らしいビッグサイズで堪能できた。リアルでも飼いたい!

100vs100の勢力戦はユーザーの熱気がムンムン!

 最後に紹介しておきたいコンテンツが、最大200人のプレイヤーが一堂に会して勢力単位で激突する“カーストラ攻防戦”だ。攻防戦は開始時刻にメニューから申請を行えばどこからでも参戦可能で、参戦中はレベルが50に調整されるので、キャラの育成具合に関わらず気軽に参加できる。

 勝利条件は相手勢力の城内で待ち受けるNPCの司令官を撃破することだが、交戦するには進行を阻む門や砲撃を突破する必要がある。さらに、戦場には強力な援軍を呼び出す“浄化の木”や、自陣のバリアやプレイヤー補助が発生する“守護石”といった、侵攻を優位にする制圧目標もある。30分という制限時間の中でも戦略と駆け引きががっつり味わえるルールとなっていた。

援護頼む!!」といった情報共有や、連携を強固にするための討伐隊(大規模パーティー)編成が盛んに交わす姿も確認できた。

 街中の喧騒やフィールドの敵を奪い合うだけでもマルチプレイの賑やかさは体感できていたが、攻防戦はさらに濃密。「これぞオンラインゲーム!」と、思わず感嘆するプレイヤーの一体感が楽しめるはずだ。

 また、ゲーム内の状況や通信状態に合わせて、ほかのプレイヤーの表示がフレキシブルに簡易表示に切り替わるのも、個人的にはうれしいポイントだ。筆者は動作環境こそ満たしているものの、大規模戦闘ではラグでまともに動けなくなるのでは……と不安だったのだが、参加した攻防戦では簡易表示のおかげで、攻撃エフェクトが飛びかう最前線でも終始スムーズにプレイできた。簡易表示のグラフィックが勢力に対応した甲冑になっているのも、ビジュアルと視認性の両面で好印象となった。

交戦中はもちろん、待機中に集まった同勢力のプレイヤーを観察するのもおもしろい。レアな騎乗ペットを連れたプレイヤーに作戦そっちのけで質問が集まる場面も。

 CBT2の期間では到底遊び尽くせないほどのコンテンツがリッチに満喫できる本作。正式サービスではどれほどの冒険が待ち受けているのか、いまから期待が高まるばかりだ。サービス開始日などの最新情報は公式サイトで随時アナウンスされるので、興味を引かれたかたは忘れずにチェックしてほしい。



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