2017年9月18日、東京ビッグサイトにて“RAGE Vol.5 with シャドバフェス”が開催された。その中で行われた『スーパーマリオ オデッセイ』の体験会と、スペシャルステージの模様をリポート。

国内初のプレイアブル出展!

 2017年9月18日、東京ビッグサイトにて開催された“RAGE Vol.5 with シャドバフェス”。同イベントでは、『スーパーマリオ オデッセイ』の日本初となる体験会が行われ、大きな盛り上がりをみせていた。また、会場内の特設ステージでは、ディレクターの元倉健太氏などが登場したスペシャルステージも行われ、発売を楽しみにしているファンたちが集結。本記事では、会場とスペシャルステージの模様のほかに、体験会でプレイした担当ライターのプレイインプレッションもお届けしよう。

▲大人から子どもまで自分の番を待ち遠しそうにしていたのが印象的。
▲列に並ぶと、操作方法が掛かれた紙が配布され、待っているあいだ操作を確認することができた。

スペシャルステージには、ディレクターの元倉健太氏が登場!

 会場内で行われたスペシャルステージでは本作にまつわるさまざまなトークが展開。MCをマリオ好きとして知られるアーティスト・ヒャダインさんが務め、本作のディレクター・元倉健太氏と、アイドルグループ・でんぱ組.incの、夢眼ねむさん&成瀬瑛美さんが登場し、会場を盛り上げていた。

▲開始3時間前から、大人数がステージ前で待機!

 トークでは最初に、元倉氏が本作について紹介。『スーパーマリオ』シリーズは、2Dのものと3Dのものがあるが、3D作品の中でも、『スーパーマリオギャラクシー』はステージクリアー型のスタイルで、『スーパーマリオ64』などは自由に箱庭を探索するタイプに分けられる、と元倉氏が解説する。本作は、2002年に発売された『スーパーマリオサンシャイン』以来の箱庭探索型だ。15年ぶりということで、元倉氏や開発スタッフたちも、これまでの年月でいろんなアイディアを蓄えていたそうで、多くのアイディアを詰め込みすぎて、元倉氏も把握できていないような小ネタまでみっちりと詰め込まれているのだとか。

 本作は“パワームーン”(たとえるならば、『スーパーマリオ64』のスターのようなもの)がいたるところに隠されており、プレイヤーは気になったところに行けば、必ず何かが得られるような仕組みになっているそうだ。事前にプレイされたヒャダインさんは「踏み外しそうな足場をゆっくり歩いてパワームーンをゲットしたときは快感でしたよ!」と、過去作を彷彿とさせる興奮を味わえたと語る。元倉氏は「いままでのシリーズ作品の伝統がありますし、過去作もすべてみんなで遊びました。そして、スタッフたちもこれまでの『マリオ』で、どれがおもしろかったのかという要素がわかっています。それをすべて本作に入れていったら、本当にたいへんなことになってしまいました(笑)」と、『マリオ』シリーズをプレイヤーとして遊んできたスタッフ陣だからこそ、実現したアクティビティが満載のようだ。

 アーティストであるヒャダイン氏が「今回は音楽がすごいオシャレなんですよね」と音楽にも注目すると、元倉氏は「じつはジャンプがしやすい曲にしているんです。リズムが大事ですから。どこでも自分のタイミングで、ジャンプできるような音楽にしました」と、音楽制作の裏側を明かす。さらに続けてヒャダイン氏が「ところでルイージは……?」と質問したが、そこについては元倉氏はノーコメント。果たしてルイージは登場するのだろうか……!?

 そしてステージの中盤では、でんぱ組.incのふたりが実際にプレイ。いろいろなところを探索しつつ、新アクションやステージギミックを楽しんで、ワイワイと盛り上がった。最後には、“都市の国 ニュードンク・シティ”に存在する、縄跳びを30回飛ぶミニゲームにチャレンジ。ちなみに縄跳びは、シンプルながらもスタッフのあいだでもかなり盛りあがったと元倉氏は語る。結果はでんぱ組.incのふたりが失敗し、ヒャダインさんはみごとに成功! 最後に元倉氏が「ようやくここまで、皆さんにお届けできるようになりました。発売までもう少しお時間をいただきますが、ぜひ楽しみにお待ちください」と挨拶し、スペシャルステージは終了となった。

担当ライターのプレイイプレッションをお届け!

 最後に、本イベントの試遊体験で実際にプレイした担当ライター・西川くんのプレインプレッションをお届けしよう。

ちょっと触ったせいで、もう発売まで待てないんですけど!!

Text by 西川くん

 幼稚園のころの作文で、『スーパーマリオブラザーズ』の攻略をなぜか書いたことがあるほど、マリオ大好き西川くんです。今回、『スーパーマリオ オデッセイ』の体験会が行われるということで、さっそく並んでプレイしてきましたぞい! 体験会では、プレイ開始前に“砂の国 アッチーニャ”と、“都市の国 ニュードンク・シティ”のふたつから、遊ぶステージ選ぶことができ、10分間のあいだ選んだステージを自由に遊ぶことができました。今回僕はふたつのステージ両方を体験できたので、まずは最初に選んだ都市の国 ニュードンク・シティの感想をお伝えしようと思います。

 と、その前に、本作の操作感についてですが、(操作方法は記事前半の画像をチェック!)基本的には『スーパーマリオ64』などでもおなじみの、ヒップドロップや3段ジャンプなどすべてのアクションが健在です。それに加えて本作は、帽子をブーメランのように投げるというアクションが追加されています。この帽子投げなのですが、これがとにかく楽しい! バトル面では、単純に遠距離武器として使用でき強力なわけですが、探索面では、届かないところにあるコインに投げてゲットできたり、マンホールを動かしたり、ロープを伝ったりと多彩なアクションを楽しめます。帽子投げが本作の肝と言ってもいいのではないでしょうか。

 さて、ニュードンク・シティは、ビルが立ち並び、タクシーが飛び交うアメリカンな雰囲気漂う都会の街。その中でマリオは、困っている街の人たちの手助けをするなどして、パワームーンを集めていくことになるようです。まず驚いたのは、街のオブジェクトに対して何かを試せば、必ず何か反応が返ってくるということ。たとえば消火栓に帽子を投げれば水とコインが噴き出したり、信号機にジャンプすればハテナブロックよろしくコインが出たり、ちょっとした路地を探索しに行くと、ビルを昇るアスレチックなエリアがあったりと、とにかく書ききれないほど“遊び”が詰め込まれているといった印象でした。

▲ニュードンク・シティには、行方不明になったバンドメンバーを探してあげるなど、さまざまなミッションも用意されているようです。

 また、先ほどのスペシャルステージでも紹介された縄跳びのミニゲームがあったり、道路に停まっているオートバイに乗ることができたりと、もう遊びたくて仕方のないところばかり!! 10分間の体験では、ニュードンク・シティは絶対に遊びきれませんよ、コレ!! ちなみに意味はないですが、街の住民の皆さんを、無限1UPな感じでポンポンと踏むいたずらをできるのも楽しかったです(笑)。

▲こちらはニュードンク・シティのマンホールの中に入ったエリア。帽子の投げて進めるパズルをクリアーすると、パワームーンがゲットできました。
▲ただジャンプするだけなのですが、縄跳びのミニゲームも楽しかったですね!

 続いては、2回目の試遊で体験した“砂の国 アッチーニャ”について。こちらも広大なフィールドが舞台となっているのですが、エリアが細かく分かれていたニュードンク・シティよりも、エリア全体が超巨大な1ステージになっているという印象です。

 フィールドの中央に大きな遺跡があり、それを上っていくわけですが、途中でクリボーが出現したり、キラーが飛んできたりと、新しくも懐かしいステージとなっているようです。その中でも、土管に入ると突然マリオがファミコン版のグラフィックになり、2Dマリオがスタート! マリオが壁に埋め込まれているので、まるで『ペーパーマリオ』のような感覚なのですが、エリアを抜けると即座に3Dに戻れます。この突然の演出には、驚きと感動が同時に迫ってきましたよ! ちなみに本作はマリオの衣装をコインを使って購入できるのですが、ファミコン版になったマリオもしっかりと衣装が反映されていました。

 また、“帽子投げは本当に万能!”と思ったポイントとして挙げたいのは、キラーなどの敵キャラクターに帽子をかぶせると、敵を自由に操れるようになること! キラーに乗り移れば自由に飛行ができるようになり、ジャンプが必要な場所をショートカットできるなど、ステージの攻略に重要なファクターとなりそうです。なおこのステージでも、ちょっとした看板やサボテンなどに帽子を投げて楽しんじゃいました。とにかく、帽子投げのアクションは多彩で、何にでも投げたくなっちゃいます。

▲モアイ像のような敵に乗り移ることもでき、擬態を使って謎解きをするようでした。

 合計20分と、短いプレイ時間だったのですが、もーーーう今すぐ遊びたくて仕方がないっス! あそこに行きたかった! あれを試したかった! という思いでいっぱいです。本当に随所に随所に遊びの要素がギッチリ詰め込まれているので、街を探索しているだけでもメチャクチャ楽しめますよコレは。そんな『スーパーマリオ
オデッセイ
』は、2017年10月27日(金)発売です。あと1ヶ月ちょいですが、皆さんも発売をぜひ楽しみに……いや、俺は待ちきれねぇゾー!!