渋谷にVRを思う存分楽しめる“VR PARK TOKYO”がオープン! 記者発表会の模様をお届け

2016年12月16日、東京・アドアーズ渋谷店の4Fに、VRエンターテインメント施設“VR PARK TOKYO”がオープン。ここで、オープンに先立ち開催された記者発表会・体験会の模様をお届けする。

●気軽に本格的なVRを体験できる施設が東京の渋谷にオープン

 2016年12月16日、東京・アドアーズ渋谷店の4Fに、VRエンターテインメント施設“VR PARK TOKYO”がオープンした。オープンに先立ち、2016年12月14日に開催された記者発表会・体験会には、“VR PARK TOKYO”を運営するアドアーズ・代表取締役社長の上原聖司氏と、同施設の運営プロジェクトを担当するアドアーズ・取締役の石井学氏に加え、アドアーズとの業務提携でVRアトラクションを共同開発したグリー・取締役執行役員、荒木英士氏と、同じくVRアトラクションの共同開発プロジェクト担当のグリー・NTプロダクション部副部長、江本真一氏が登壇。両社の業務提携発表から4ヵ月でのVR施設オープンについて、両社代表より説明が行われた。以下で、荒木氏と上原氏の“VR PARK TOKYO”記者発表会のあいさつを紹介する。


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▲井の頭通りに面したアドアーズ店舗の入り口には、“VR PARK TOKYO”の看板が掲げられていた。

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▲“VR PARK TOKYO”記者発表会に登壇したアドアーズ、グリーの役員と事業担当者。左から石井学氏、上原聖司氏、荒木英士氏、江本真一氏。

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荒木氏「グリーは長年、モバイルゲーム事業を営んできましたが、昨年よりグリーVRスタジオという専門の開発部署を設けてVR事業に進出し、コンテンツの開発・普及に取り組んできました。VRのコンテンツを楽しむためには高価なPCやヘッドマウントディスプレイを購入しなければならず、これが大きなハードルになっています。もっと気軽にVRを体験できる機会が増えれば、VR市場の発展につながると考えていたところ、アドアーズ様と知り合うことができ、今回渋谷という場所で“VR PARK TOKYO”をオープンすることができました。まずは渋谷からのスタートになりますが、今後は日本全国での展開を目指し、さらには中国・アジア・北米への展開も積極的に取り組んでいきたいと思っています」


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上原氏「今回の“VR PARK TOKYO”のオープンにあたり、数社のメーカーおよび開発会社様にご協力をいただきました。すべてのコンテンツが非情に素晴らしい仕上がりになっています。弊社は、半世紀に渡りゲームセンターを中心とした事業展開を行ってきましたが、現在は“脱ゲームセンター”をテーマに、今後の発展を目指しているところです。その中で、VR事業は、今後の有力なコンテンツになると考えており、数ある開発会社の中でVR事業の先端を走っていたグリー様と事業提携をさせていただきました。この店舗が軌道に乗ったら、弊社の持つ他の店舗への横展開や、VRソフトの国内・海外への販売なども視野に入れていきたいと考えております」


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 “VR PARK TOKYO”に設置されるアトラクションは、現在のところ7つがアナウンスされているが、『Bungee Jump VR(仮)』のみ、2017年1月稼動予定となっている。ここで、オープン当日より稼動を開始している各アトラクションについて紹介してこう。


『対戦!ハチャメチャスタジアムVR』(提供:グリー)
プレイ人数:1~2人(対戦プレイ可能)
 コンセプトは、誰もが遊んだことのある野球盤の再現。自分が野球盤の中に入り込んで、野球ゲームの打撃を楽しめるものとなっている。ふたりで対戦プレイをする際は、ヘッドマウントディスプレイ装着者は打者となり、もうひとりは投手としてパネルを操作することに。目の前で実際に体験する消える魔球は、一瞬何が起こったのか状況が飲み込めない気分を味わえること間違いなし!


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『協力!GHOST ATTACKERS VR』(提供:グリー)
プレイ人数:1~2人(協力プレイ可能)
 参加者はゴースト駆除の専門家となり、館に住み着いているゴーストを退治していくという、VR向けのシューティング型アトラクション。ふたりでの協力プレイの際は、ヘッドマウントディスプレイ非装着者はドローンを操作して、アシストを行うシステムとなっている。360度あらゆる方向から襲いくるゴーストは、かわいらしい姿ながらも非情にやっかいな存在。ひとりでもふたりでも楽しめるアトラクションだ。


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『CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS』(提供:PDトウキョウ)
プレイ人数:1人
 RPGのようなファンタジー世界の主人公となり、襲いくる敵を剣や魔法で撃退していく、アクションタイプのアトラクション。基本的にひとりプレイのコンテンツだが、グリーンバックの中でプレイしている姿とVR空間の映像が合成した画像がモニターに映し出されるので、見ている人もいっしょに大興奮。体験会では、スーツアクターとしても活躍しているアクション女優の辻彩加さんによる華麗なデモプレイを披露されていた。


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▲左は何もないグリーンバックの空間でアクションを行っている辻彩加さん。

▲画面を通して見ると、こんなに巨大な敵を相手にしていることがよくわかる。

 辻彩加さんによる『CIRCLE of SAVIORS BEGINNERS』のプレイの様子は、以下の動画でも確認可能。見ている限り、これはゲームというよりも一種のスポーツといってもいいかもしれない。そんな激しいアクションをVR空間でくり広げることができる。


『SALOMON’S CARPET VR』(提供:ハシラス)
プレイ人数:1~2人(同時プレイ可能)
 魔法の絨毯に乗り、手にした杖で放つ魔法を駆使して、襲いくるモンスターたちを撃退していくアトラクション。魔法の絨毯が前後左右に稼動するうえに、前方に設置されたファンからの風もあって、臨場感は抜群。絨毯の周りに張り巡らされたロープにしがみついてないと、振り落とされるほどの飛行体験を味わうことができる。なお、本アトラクションは背中に背負うPCとして“VR ONE”が使用されていることから、動きの制限されないVR体験が楽しめるのもポイント。


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『OBAKERIA VR Creeping Terror』(提供:ダイナモアミューズメント)
プレイ人数:1~4人(同時プレイ可能)
 こちらはVRと親和性の高いホラー体験を楽しめるアトラクションで、行方不明事件の調査に挑む捜査員と同じ視点を体験できるという、不思議な感覚を味わえる。参加者は椅子に座っているだけなのに、視覚情報が捜査官とシンクロしているため、捜査官が味わう恐怖をそっくり体験することになる。自分の意志で動くことができないうえに、座っている椅子にも仕掛けがあるなど、これでもかといわんばかりの恐怖感を味わうことができるはずだ。


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『DIVE HARD VR』(提供:メディアフロント・ジャパン)
プレイ人数:1人
 足がすくむような高層ビルの屋上で、襲いくるロボットたちを撃退していくシューティングアクションタイプのアトラクション。開始地点がエレベーターになっており、ビルの上部へと上昇していく感覚はまさに本物。屋上についたら、ビルの外に向かって伸びている足場を渡っての脱出を迫られるという、まさに足のすくむ体験が堪能できる。実際には写真のように地面とほとんど変わらない高さなのに、本当に高層ビルのてっぺんにいるかのような感覚を味わえるのは、まさにVRならでは。実際に足場に踏み出せない人もいたほど、本格的な高所体験を楽しめる。


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『Bungee Jump VR(仮)』(提供:メディアフロント・ジャパン)
2017年1月稼動予定
 こちらは残念ながら来年まで体験できないが、世界初の室内でバンジージャンプ体験ができるアトラクションとのこと。安全な環境で体験するバンジージャンプがどのようなものなのか。早く体験してみたいところだ。


 本施設は事前予約制が取られているが、入場枠に空きがある場合には当日入場も可能。1日の営業時間内で10個のタイムテーブル(ひとつのテーブルは70分)が用意されており、この70分内が遊び放題となっている。この料金システムについても脱ゲームセンターの一環で、ワンコインで遊ぶという従来型のアミューズメント施設の運営から、テーマパークのようなスタイルへの移行を目指して導入されたものとの説明が行われた。遊び放題によって、VRを体験する際にいちいち小銭を用意して料金を支払うといった煩わしさを払拭し、遊びに集中できるようになる。基本的に、70分でゆっくりと楽しんだ場合は4つ程度が、急いで効率よく回れば全部のアトラクションが体験できるだろうとのこと。
 料金はふたり以上で来場した場合は1名あたり2900円[税込]、ひとりでの来場の場合は3300円[税込]。なお、タイムテーブルが残り30分未満のときに入場する場合に限り、遊び放題の料金がひとり1500円[税込]となる。入場特典として、フリードリンクサービスと、アドアーズ全店で使える1500円のゲームクーポンが与えられる。アドアーズでよく遊ぶ人にとっては、実質半額に近い金額でVR体験ができると考えてもいいだろう。

 長年、アミューズメント施設の運営を行ってきたアドアーズと、コンテンツにおける成長著しいグリーとが手を組み、お互いの強みを活かすことでオープンにこぎ着けたこの“VR PARK TOKYO”は、現在は東京・渋谷のみでしか楽しむことができないが、上原氏、荒木氏のコメントによると、今後は日本全国への展開も視野に入れているとのこと。VRのすごさ、楽しさというのは、どんなに筆舌を尽くしても伝えることが困難で、最期には「ぜひ体験してみよう」としか言えなくなってしまう。“VR PARK TOKYO”のアトラクションは、どれも独特の趣向を凝らしたものばかりが揃っており、協力や対戦プレイできるものも多く取り揃えていることから、家庭で遊ぶVRとはまた違った体験をもたらせてくれるはず。機会があれば、ぜひとも渋谷に足を運んで、“VR PARK TOKYO”のアトラクションを体験してみてもらいたいところだ。


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【VR PARK TOKYO 基本情報】
・施設名 : VR PARK TOKYO (ブイアールパークトーキョー)
・オープン日 : 2016年12月16日(金) 10:00~
・所在地 : 東京都渋谷区宇田川町13-11 KN渋谷1ビル 4F
・営業時間 : 10:00~23:45
・料金体系 : 2,900円で70分遊び放題
・営業面積 : 約323平方メートル / 約98坪(予定)
・コンセプト : 都市型VRエンターテインメント施設
・設置マシン : 7機種、8台(予定)
・アクセス : JR渋谷駅、ハチ公口下車、井の頭通り或いはセンター街を通って徒歩約5分

【VR PARK TOKYO 予約方法】
 「VR PARK TOKYO」のご利用に際しましては、本日より開設いたします「VR PARK TOKYO公式サイト」より、簡易登録の上、ご予約日時をご指定下さい。ご予約の確認メールが登録されたお客様のメールアドレス宛に返送されますので、当該メールを当日施設にてご提示いただくことで、ご入場いただけます。
 なお、同伴の方は3名様まで同時にご予約が可能です。
・VR PARK TOKYO公式サイト:http://www.adores.jp/vrpark/(⇒こちら)